ルーミー(トヨタ)の黄のクルマ

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トヨタ ルーミー について

車種の特徴

「ルーミー」は、ダイハツ「トール」からブランド供給され、2016年11月にOEM車としてトヨタからデビューしたコンパクトカーです。トヨタからは、兄弟車として「タンク」が同時にデビューし、同じくブランド供給を受けたスバルからは「ジャスティ」という車名で展開されています。ルーミーのカテゴリーは、コンパクトカーの中のトールワゴンとして登録されており、ライバル車としてはスズキ「ソリオ」が挙げられます。日本自動車販売協会連合会の統計によると、乗用車の販売台数ランキングでルーミーは2021年1月~6月まで毎月2位を記録し、ランキング上位の常連になっていることからもその人気ぶりは明らかです。2020年には兄弟車のタンクの生産が終了し、マイナーチェンジとしてルーミーに一本化されたことで、グレードの1つとしてタンクのフェイスデザイン仕様モデルが継続されています。全長3,705mm×全幅1,670mm×全高1,735mmというボディサイズに対して、室内の長さが2,180mmもあり、車体はコンパクトなのに広々とした居心地の良い室内空間を確保した設計です。また、後部座席の足元にも十分なスペースがあり、室内の高さも1,355mmあることから、小さい子どもなら立って着替えができるほどのゆとりがあります。その他、低床タイプなので乗り降りしやすく、バックドアの開口幅が広いことで荷物の積み降ろしにも便利です。収納スペースを室内のあらゆるところに用意しているのも特徴で、整理整頓がラクにでき、まるで部屋でくつろいでいるように過ごせます。軽ハイトワゴンと比較されることが多いですが、排気量が1Lと軽自動車より大きいので走行が快適、かつ5人乗りで多様な使い方ができると、特に子育て中のファミリー層の支持を得ています。加えて、2017年にはグッドデザイン賞を受賞するなど、デザイン面で優れていることも魅力の1つです。2WDタイプのグレードは、エントリーモデルの「X」、上級仕様の「G」とGにターボが搭載された「G-T」、エアロパーツなどが装備された「カスタムG」とターボ搭載の「カスタムG-T」を展開しています。4WDタイプのグレードは、「X」「G」「カスタムG」と3種類の展開です。また、助手席のリフトアップシートや電動スライド式の車いす収納装置が装備された福祉車両も用意しています。
※記載の文章は、2021年11月時点の情報です。

車名の由来

ルーミーは英語で「ROOMY」と表記されます。「広々とした」という意味を持ち、転じて車のゆったりとした室内空間を表現しています。「ROOM ROOMY ROOMYST」(ルーム ルーミー ルーミスト)というCMのキャッチフレーズが耳に残っているという方も多いでしょう。「ROOMYST」とは、「ROOMY」を使いこなしている人々を表しており、おうちのように広い空間を外で上手に使いこなして欲しいという想いが込められています。

現行モデル情報

「ルーミー」のコンセプトは、「1LD-CAR」で、「Living」(広々とした空間)と「Driving」(余裕の走り)を両立させているのが特徴のコンパクトカーです。加えて、乗り降りに便利な両側パワースライドドアや多彩なシートアレンジといった、ミニバンの魅力も凝縮されています。安全性能として、衝突回避支援ブレーキ機能やペダルの踏み間違いによる急発進を抑制するブレーキ制御付発信抑制機能、渋滞時などの加減速をサポートするアダプティブクルーズコントロールという機能などを搭載しています。また、小回り性能は軽自動車に匹敵するほどコンパクトに曲がることができるので、狭いスペースでの駐車などもスムーズです。オプション装備が充実したカスタマイズカーも用意されています。単色ボディーカラーは、「レーザーブルークリスタルシャイン」「ファイアークォーツレッドメタリック」「ブリリアントカッパークリスタルマイカ」など全9色展開です。また、人気色を組み合わせたツートーンカラーも3タイプ用意されています。