N BOX+(ホンダ)のクルマ
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ホンダ N BOX+ について
車種の特徴
「N-BOX+(エヌボックスプラス)」は、ホンダが2012年に販売した車種です。コンセプトは、「新しい可能性をプラスする」で「N-BOX(エヌボックス)」の派生モデルです。N-BOXは、買い物や迎えなどの日常生活の利便性を重視した軽ハイトワゴンなのに対し、N-BOX+は遊びに特化した軽レジャービークルとなっています。ホンダは、独自のパワープラントを効率的に配置したことにより、エンジンルームの最小化に成功し、軽自動車とは思えないほど広いキャビンを備えられました。
N-BOX+は、荷室の床が斜めになっていることが最大の特徴。傾斜をつけたことにより、小型のオフロードバイクや電動自転車などを楽に積むことができます。床面が斜めのままではバックドアを開けた際に荷物が滑り落ちる可能性があるため、マルチボードを搭載しました。マルチボードは荷室をフラットにでき、荷物が転がらないようにできます。荷物に合わせて高さを変えられるのもポイントです。マルチボードは2枚あり耐荷重は200kgなので、重くて積めないということはなさそうです。前席の背もたれを倒してマルチボードをセットすれば、広いベッドになり車中泊を楽しむことができます。運転に疲れて少し休憩したいときやソロキャンプなどの際には、容易に寝転がることができ、使い方はアイデア次第で広がります。マルチボードの下には荷物を収納することができるので、ベッドが狭くなることもありません。天井にスピーカーが設置されており、横になった時にくつろぎながら好きな音楽を聴くことができるのも魅力のひとつです。オプションで荷室部分に、コンセントを取り付けることが可能。PCやスマホなどの充電もできて、まるで自分の部屋にいるような空間です。N-BOX+は、標準モデルとカスタムモデルが設定されており、標準モデルはツートーン仕様にすることで遊び心をプラスしています。カスタムモデルは、迫力のフロントフェイスや専用のエアロなどを装備しています。
N-BOX+は、2012年8月に車椅子仕様車を発売しました。車椅子に座ったまま乗り降りできるので介護が必要な家庭に支持されています。2013年には、燃費が向上し、「シティブレーキアクティブシステム」などの装備がついたあんしんパッケージがオプション設定されました。2015年に、マイナーチェンジを実施し、内外装のデザインを変更しています。
N-BOX+は走行性能にも優れており、燃費消費量は24.4km/Lです。減速中や停車中に無駄な燃料消費をゼロにする「アイドリングストップシステム」や、車全体を低燃費モードに優先してくれる「ECONスイッチ」なども搭載。駐車の際の死角を減らす「ピタ駐ミラー」などの機能もあり安心です。また、運転席の目線の高さは、ミニバンの高さと同じなので見通しが良い設計です。そのため、車両との間隔が掴みやすく狭い駐車場やすれ違い時に安心感があります。他にも、イオンを放出する高機能エアコンディショナーやアレルゲン対策されたシートなど、車内が快適になる機能が満載です。※記載の文章は、2022年9月時点の情報です。
車名の由来
「N-BOX」は、本格的なホンダの量産四輪モデル「N360」の「N」に込めた「新時代を築く四輪車」という思いを受け継いでいます。今後の日本の乗り物をつくりたいと「NEW」、「NEXT」、「NIPPON」、「NORIMONO」の頭文字の「N」を共通のワードとし、ホンダの軽ブランド復権を強く意識したネーミングです。
「N-BOX+」は、N-BOXに新たな発想をプラスするという思いが込められています。ホンダのセンタータンクレイアウトによって生まれた圧倒的な広さを誇るN-BOX。そこに「クルマのある生活に、かつてない可能性をもたらしたい」そんな思いをのせて「N-BOX+」と名付けられました。
モデルの概要、その魅力は?
N-BOXシリーズは、2018年度の販売台数が約24万台を記録しています。軽自動車における新車販売台数では4年連続1位を獲得した実力ある車両といえるでしょう。人気のN-BOXシリーズのN-BOX+は荷室の床が斜めになっていたり、マルチボードを組み合わせたりすることにより、日常的な買い物から、ちょっとしたキャンプやドライブなどマルチに活躍できます。ボディーカラーは、8つのカラーと9種類の2トーンカラーがあるので自分好みのカラーを選択できるのも魅力です。N-BOX+は、使い勝手に優れていて、走行性能も高いため幅広い世代から注目の高い車となっています。