CX-5(マツダ)のクルマ

総合評価
4.3
平均価格 186.4 万円(税込)
価格帯 51.2 ~ 369.3万円(税込)
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マツダ CX-5 について

車種の特徴

マツダの「CX-5」は、2012年2月に販売が開始された新型クロスオーバーSUV車です。マツダ独自の技術、「SKYACTIV TECHNOLOGY」を採用した最初の車で、ディーゼルエンジンでも力強い走りを実現。2017年に2代目が誕生し、2021年11月に大幅改良が加えられました。最新モデルでは、マツダの新しいデザインテーマである「魂動デザイン」が取り入れられ、繊細かつ無駄のないシンプルなデザインとなっています。さらには、新技術によるダイナミクス性能の向上、特別仕様車2種の追加などが行われました。グレードは、ガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車で、それぞれ7タイプ展開しています。また、グレードによっては2WDと4WD、6EC-ATまたは6MTのいずれかを選べます。走行性能としては、「Mi-Drive」が特徴的です。Mi-Driveとは、路面状況に応じてノーマルモード、スポーツモード、オフロードモードの3つのモードから選択できる機能です。ノーマルモードは、燃費と走行性能のバランスに優れ、日常の運転に適しています。スポーツモードは、レスポンスに優れ、カーブが連続する道でも積極的な走行が可能。オフロードモードは、舗装していない道や悪路で活躍し、トラクションを重視しています。Mi-Driveが搭載されていることで、どんな路面でも運転が楽しめるでしょう。また、コントロール性能や乗り心地、エンジンにはSKYACTIV TECHNOLOGYが重要な役割を果たしています。CX-5では、車両構造技術がシートやサスペンションに活かされています。シートは、座ったときにバランスがとりやすい姿勢に導くよう、形状やたわみを計算して設計。バランスのとれた姿勢は、視線の安定にもつながります。フレームは、車体の中央付近にある横方向の剛性部材を強化することにより、路面からの振動の軽減を実現しました。段差があっても、不快感や負担を感じにくい設計です。加えて、サスペンション特性も向上しています。サスペンションがスムーズに動くことで、揺れに対する不快感の低減につながります。エンジンは、クリーンディーゼルエンジンの「SKYACTIV-D 2.2」及びガソリンエンジンの「SKYACTIV-G 2.5」を採用。ディーゼルエンジンは、素早い加速と高い燃費性能、静粛性を誇ります。その燃費は、WLTCモードにおいて、2WDは13.8km/L、4WDは13.0km/Lです。ガソリンエンジンは、中低速での力強いトルクによってイメージ通りの加速感が得られます。燃費性能にも優れ、WLTCモードにおいて、2WDは14.6km/L、4WDは14.0km/Lとなっています。
※記載の文章は、2021年11月時点の情報です。

車名の由来

CX-5という車名には、アルファベットと数字のそれぞれに意味が込められています。Cは「クロスオーバーコンセプト」、Xは「スポーツカー」を意味し、2つのアルファベットを組み合わせたCXとは、マツダにおけるクロスロードモデルを指しています。また、数字は車体の大きさを示しています。数字が大きいほど車体も大きくなり、上級モデルとなるのです。

モデル概要、その魅力は?

CX-5の魅力は、走行性やマツダ独自の技術が注ぎ込まれているだけでなく、高い安全性能や運転操作支援も挙げられます。安全性能では、衝突被害軽減ブレーキや危険回避ステアリングアシスト、ペダルの踏み間違えによる誤発進抑制など、多彩な機能が搭載。衝突被害軽減ブレーキでは、カメラとレーダー波によって障害物や先行車を検知します。衝突の危険性があると、音や表示で警告してくれると共にブレーキも制御する機能です。安全性能は、機能だけではありません。計算されたドライビングポジションや、足の動きとペダルが一体となって動くオルガン式アクセルペダルなども安全運転をサポートしています。運転支援では、車間距離を一定に保つ「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」、アクセルやブレーキなどをアシストする「クルージング&トラフィック・サポート」といった機能があります。高い安全性能と運転操作支援により、快適で安全なドライブが期待できる車です。