RS Q3スポーツバック(アウディ)の茶のクルマ

0
並び替え

ご指定の条件に一致するクルマはありません。条件を変更して再度お探しください。

条件を絞り込んで探す

アウディ RS Q3スポーツバック について

車種の特徴

アウディQ3は、アウディが展開するSUV「Qシリーズ」の中でもコンパクトなモデルです。2011年に初代が登場し、現在では大きく分けてSUVとスポーツバックの2種類が展開されています。その中でも初代のRS Q3は、2014年にQシリーズ初のRSモデルとして登場しました。RSモデルとは、スポーツモデル開発生産の専門部門である、アウディの100%出資子会社のクワトロ ゲーエムベーハーが手掛けている、高性能なプレミアムスポーツモデルのこと。アウディの中でも高級モデルとして展開されています。そして2020年のRS Q3現行モデルの販売時に、「RS Q3スポーツバック」として、SUVクーペタイプが導入されました。通常のRSQ3が広いリアシート空間を実現しているのに対し、RS Q3スポーツバックはクーペ風のルーフラインがスタイリッシュさを演出しています。
※記載の文章は2023年3月時点の情報です。

車名の由来

アウディのモデル名は、基本的にはアルファベットと数字を組み合わせた構成であり、そこには一定の法則があります。まずアルファベットはシリーズの特徴を表しており、「Q」はアウディ独自の4WDシステムである「quattro(R)(クワトロ)」を搭載するSUVシリーズのこと。そして数字はクラスと大きさをそれぞれ表しており、車名の数字が大きくなるごとに車体サイズとエンジンが大きくなります。よってQ3は、クワトロを備えたQ2に次ぐコンパクトSUVシリーズということです。
また、「RS」とはドイツ語のレンシュポルト、英語のレーシングスポーツからきており、本格的なサーキット走行まで耐えられるパフォーマンスの持ち主という意味。走行性能を高めたモデルであり、モータースポーツで培われた知識と技術がつまった、ハイパフォーマンススポーツカーであることが示されています。

モデルの魅力と概要

RS Q3スポーツバックの現行モデルは2020年12月に日本で発表されました。
まず特徴とすべきは2.5lの直列5気筒ガソリンターボエンジンで、ボンネットに横置きされています。初代の販売開始当時が310psだったのに対して、新型は90psアップの最高出力400ps。最大トルク480Nmを発揮するこのエンジンは、エンジンの良し悪しを評価する「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」の2.0~2.5リッターカテゴリにおいて、9年連続でベストエンジン賞に輝いています。
このエンジンのパワーを7速の「Sトロニック」と呼ばれるデュアルクラッチトランスミッション(略称DCT)と、Qシリーズの特徴であるフルタイム四輪駆動システム「クワトロ」の組み合わせによって路面に伝えます。100km/hまでの到達時間はわずか4.5秒。持てるパワーをダイレクトに推進力に変換しているのです。
前後ともに4リンク形式のサスペンションは、電子制御可変ダンピングシステムが備わり、ドライビングセレクトによるモード変更を可能にしています。さらにRSボタンによってダイナミックな走りを実現するモードに即変更もできるのです。
ボディサイズは全長4,505 mm×全幅1,855 mm×全高1,555mm。オリジナルのQ3スポーツバックSラインと比べると15mm短く、15mm幅広く、10mm低く設計されていますが、これは専用のサスペンションを備えるため。またスポーツタイプながら余裕のあるラゲッジスペースを確保しており、容量は通常使用時で530l、後部座席を格納すれば最大で1,400lにまで拡大可能です。
Sラインの標準タイヤは235/50R19ですが、RS Q3スポーツバックでは255/40R20に格上げされており、さらにオプションでは255/35R21 98YXLと、車格に対して比較的大きなサイズが設定されています。
外観はブラックの八角形シングルフレームグリルや大型エアインレット、そしてRSシリーズ専用の前後バンパーが採用されています。さらに迫力を演出するのが、左右2本出しのテールパイプです。
内装にはRSシリーズ専用モード付きのアウディバーチャルコクピットプラスが採用されました。またRSロゴ付きのアルカンターラ/レザースポーツシートをはじめとして、ドアシルトリムやステンレスペダルなど、RS専用のマテリアルを配備し、スポーティさとプレミアム感が味わえる仕様です。