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スマート フォーフォー について

車種の特徴

スマート フォーフォーは、ダイムラー社の高級車で有名な自動車ブランド  「メルセデス・ベンツ」とスイスの人気時計メーカー「スウォッチ」との共同開発によって生まれたコンパクトカーです。1998年に販売された2人乗りのフォーツーのコンセプトはそのままで、2004年にフォーフォーが誕生しました。2007年に一旦生産を終了したフォーフォーですが、2014年にはフランスの自動車であるルノー・トゥインゴの姉妹車として共同開発され、2016年1月に日本で復活を遂げます。
新たに発売されたスマート フォーフォーは、「パッション」と呼ばれる内装がファブリックのタイプと、「プライム」と呼ばれる本革のシートやパノラミックルーフを装備したタイプの2つが展開されました。4人乗りの6速DCTで、ボディーカラーはポップなカラーのイエロー×ホワイトやサファイアレッド×ブラックなど全部で8色あります。搭載エンジンは新開発された1L直列3気筒自然吸気エンジンで、最高出力は52kWを誇ります。新しいフォーフォーの最大の特徴は、エンジンの位置がフロントにあるFF方式ではなくリアに設けられたRR方式ということ。RR車になったことによって前方がよりコンパクトに、加えてタイヤ間のトレッド幅が長くなったため前輪の切れ角が増し、最小回転半径が4.1mと軽自動車と比べても抜群に小回りが効くため、街乗りに活躍します。安全面では、安定した走行をサポートする「クロスウインドアシスト」や、衝突しそうになった時にディスプレイや音で警告してくれる「衝突警告音機能」といった最新の予防安全装備を採用しています。また、信号待ちなどで車両が停まっている際にアイドリングをストップする「ECOスタートストップ機能」を装備し、環境に配慮した作りです。
その後、同年に0.9L直列3気筒ターボエンジンを搭載した「ターボ」や、シフトスピードを最大40%アップさせるなどパフォーマンスを向上させた「BRABUSエクスクルーシブ」などのグレードを追加します。2017年には「ターボ」のモデルを基に「BRABUSスポーツ」を設けました。エクステリアにはフロントスポイラー・リアディフューザー・リアスカートにBRABUSのスポーティーなデザインを採用し、足元もBRABUSのツインスポークアルミホイールで引き締めています。走行車線を逸脱した際に警告してくれる「レーンキーピングアシスト」を装備することによって、運転をサポートしてくれるので安心です。室内でのリラクゼーションを促すとともに対向車のライトの眩しさを軽減する効果のある「アンビエントライト」を採用し、運転時の快適性も高めています。
※記載の文章は、2023年1月時点の情報です。

車名の由来

スマートは、スイスの時計ブランド「Swatch(スウォッチ)」とドイツの自動車メーカー「Mercedes Benz(メルセデス・ベンツ)」の2社で共同開発されたコンパクトカーです。それぞれの頭文字「S」と「M」に、芸術を意味する「ART」を組み合わせて「smart」という名前が誕生しました。
スマートではシティコンパクトカーとして2人乗りの「フォーツー」と「カブリオ」、4人乗りの「フォーフォー」を展開しています。

最新モデル情報

スマート フォーフォーの最新モデルは2019年1月に発売されました。ラインナップは軽快さが際立つ「BRABUSスポーツ」とアーバンスポーツカーである「BRABUSエクスクルーシブ」の2つです。  エンジンはBRABUSスポーツ、BRABUSエクスクルーシブともに0.9L直列3気筒ターボエンジンを載せ、最大出力66kWとパワフルになりました。  Aピラーから後ろのドア下にかけてスマートのキャビンを囲む骨格構造(トリディオンセーフティセル)は、初代から受け継ぐ独特なデザインとなっています。強固な高強度スチールを使用したトリディオンセーフティセルを始め、SRSエアバッグ・SRSニーバッグ・SRSヘッドソラックスサイドバッグを装備することによって衝突時の安全を確保してくれるでしょう。ヘッドライトにはU字型のLEDライトで個性的な印象を与え、一方テールライトのキューブ型LEDライトでは先進的で力強さを感じさせます。また、コンパクトながらラゲッジスペースは185Lもあり、分割可倒式の後部座席を倒すと最大730Lまで広げることができるので、大きな荷物も積載可能です。リアドアは約85°まで開くので、乗り降りがしやすいのはもちろん、チャイルドシートの取り付けもラクラクできます。