パレットSW(スズキ)のクルマ

平均価格 49.8 万円(税込)
価格帯 49.8 ~ 49.8万円(税込)
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スズキ パレットSW について

車種の特徴

2009年9月にパレットの新シリーズとして発売された「パレットSW」は、スーパーハイトワゴンとして新境地を切り開いた「パレット」の上級モデルにあたる車です。世界で初めてとなる前進2段の変速機構とベルト式のCVTを組み合わせた副変速機構CVTを搭載。ローギアで発進する際の加速を向上させ、ハイギアで燃費をアップできる連続可変トランスミッションとしました。エンジンにおいては、インテークマニホールドやシリンダーヘッドなどの変更で、パレットと比べて走行性能の向上と10%の燃費向上を実現しています。女性やファミリー層から支持の高かったパレットとの大きな違いはフロントデザイン。ディスチャージヘッドランプと横一列に並べたスケルトン構造のフロントグリルが目を引くシャープ見た目で、従来のファミリー層人気にくわえ若年層をターゲットにしたデザインになっています。さらに、パレットSW専用デザインの14インチアルミホイールや、フロントエアバンパー、スモークタイプのリアコンビネーションランプを装備。インテリアにブラックを基調としたシートや、ピアノブラック塗装の専用ドアアームレストを採用することでクールな印象となり、男性からの支持も得ています。内装においては、オプションでバック時に車両の方向を画面に映し出すバックモニター付きのCDプレイヤーを装備。専用オプションとして10個のスピーカーを装備し、車速によって音量と音質を自動で調整する「ツインラウドネス機能」を搭載したハイグレードサウンドシステム仕様となっています。ほぼフラットなダッシュボードと台形のサブウインドウで、運転席からの視界が広さと優れた小回り性能を実現しました。また、全高1735mmにくわえ地上から340mmのリアステップにより、子供から大人まで楽に乗り降りできる安心設計となっています。グレードは、標準グレートの「GS」のほかにパワースライドドアやLEDサイドターンランプ付のドアミラー装備が特徴の「XS」、ステアリングに本革を使用したホイールが高級感漂う最上級モデルの「TS」の3種類。2011年11月に発売された特別仕様車「リミテッドII」は、XSがベースになっています。インテリアには撥水加工のファブリック表皮やドアトリムクロスを採用。それぞれブラウン基調となっており、高級感あふれる内装が特徴です。2012年2月にはエンジン制御の見直しを行いました。CVTオイルを粘度の低いものに変更したことにより、CVT内の摩擦抵抗が減少。リッター20.2kmから20.8kmの燃費向上を実現しました。同年6月の一部改良で、ベースとなるXSの2WD駆動車に「XSアイドリングストップ」を設定。これによりリッター22.2kmの燃費向上に成功し、エコカー減税の対象車となりました。
カラーは白系のパールホワイトや、グレーなど落ち着いた色味の全6色で、メタリック調のカラーラインナップが特徴です。2013年には生産・販売ともに終了していますが、後継車種のスペーシアは同じく軽ハイトワゴン車として多くのユーザーから支持されています。
※記載の文章は2022年7月時点の情報です。

車名の由来

「パレットSW」という車名は、絵を描く時に使う「パレット(調色板)」が由来。パレットの上で絵具が混じり合い多彩な色を生み出すように、この車に乗ってさまざまなライフスタイルを楽しめる車であってほしいという願いが込められています。それに「Super Wagon」の頭文字を付けて「パレットSW」とし、多様性や可能性を感じさせるネーミングとなっています。

最新モデル情報

グレードに「XS」・「TS」・特別仕様車の「リミテッドll」のラインナップを揃えた最新モデルは、2012年6月発売されました。今回新たにXSの2WD駆動車に「XSアイドリングストップ」を設定し、リッター22.2kmという燃費を実現。これによりエコカー減税の対象車になりました。また、全グレードの後部座席にISOFIX対応のチャイルドシート固定用アンカー、両側に乗り降りしやすい乗降グリップを採用。運転手・同乗者ともに快適な乗り心地と、力強く爽快な走り心地を両立した車となっています。