508(プジョー)の新車

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プジョー 508 について

車種の特徴

508はフランスのプジョーが販売している自動車で、初代モデルが2011年に発売されました。初代モデルは昔ながらのセダンタイプでしたが、2018年のフルモデルチェンジでクーペのようなスタイルのファストバックタイプに変更されました。このようなフォルムは欧州車では定番のスタイルで、流れるようなルーフラインが特徴的であり高品質な印象が感じられます。
使い勝手の良いラゲッジルームは開口面積が広く、快適に荷物の積み下ろしが可能です。容量も487Lと大きく確保されており、ラゲッジルームと車室をつなげると最大1537Lも荷物を積むことができるので必要に応じて使い分けできます。
ボディーカラーは標準装備のハリケーン・グレー以外に有償色7色が用意されています。その中の一つであるアルタンス・グレーは、508でしか選択できない仕様になっています。
フルモデルチェンジからしばらく経って、新型508SWが発売されました。SWはステーションワゴンタイプで、ダイナミックなボディが特徴です。
ラゲッジルームも広くなり、通常で530L、最大1780L積めることができるため目的に応じてスペースが活用できそうです。
508はファストバックスタイルのため天井に傾斜があるのが特徴ですが、SWは車高が4cmも高いため空間にもゆとりがうまれます。ラゲッジスペースだけでなく、車室全体のスペースが広いため使い勝手は良いでしょう。
※記載の文章は、2023年2月時点の情報です。

車名の由来

508の車名は、500番台がDセグメントに属することを意味しています。
プジョーは前モデルからモデルチェンジする度に下一桁の数字を繰り上げて車名を発表していましたが、308と同様に名前は変わらず「2代目508」となりました。
プジョーの歴史は特に古く、ルーツは1818年までさかのぼります。当時のフランス東部に位置するドゥ県モンベリアールにて、ジャン・ピエール・プジョー2世が製鉄工場を営んでおりました。その息子であるエミールとジュールが父の取得した特許技術を使い様々な工業製品を製造し成功を収めたのが始まりです。そして1889年、アルマン・プジョーが舵を取り初の自動車を製造に至りました。
プジョーのエンブレムは、製鉄工場で生産された刃物製品である「のこぎりの刃」に由来しています。「ライオンの歯のように堅く」「ライオンの強靭な肉体のようにしなやか」「獲物に飛びかかるライオンのように鋭く」と、ライオンと刃の品質が結びつけられたのです。
ライオンのようなしなやかさや強さは、現在のモデルにもピッタリなテーマではないでしょうか。

モデル概要と魅力

2世代目となる新型の508は、初代から7年の時を経て2018年11月より販売開始されました。新型508にはガソリンとディーゼルの2種類のエンジンに加え、プラグインハイブリッドが新しくラインアップされています。プラグインハイブリッドの「POWER OF CHOICE」というコンセプトは、新しく美しい未来へ向かっていく表明であると記されています。
プラグインハイブリッドが追加されたことで環境機能も高まり、より楽しく完成度の高い車となりました。
PHEVは、静かだが力強い加速や電気モーターでのEV走行が可能になる他、充電もスマートにできるといったメリットがあります。
プラグインハイブリッドの特徴と言えば、燃費効率の良さと運転の楽しさを両方味わうことができる点です。1.6リッターの直列4気筒ターボエンジンに電気モーターが組み合わさることで最高出力225PSを発揮し、流線型ボディを矢のごとく一気に加速させます。
64kmを電気の力だけで走れる「エレクトリックモード」、エンジンとモーターを組み合わせた「ハイブリッドモード」を定番とし、スポーティーな走りが楽しめる「スポーツモード」、ハイブリッド状態をキープしたままソフトな乗り心地な「コンフォート」の全4種類のドライブモードが搭載されているのも魅力の一つ。
プラグインハイブリッドモデルには、アプリを利用することでリモート操作による様々な便利機能使える「eリモートコントロール機能」が搭載されています。eリモートコントロールを使えば車の充電の確認や予約ができたり、エアコンを遠隔操作して車に乗る前に付けることが可能だったりと便利です。