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ニッサン フーガ について
車種の特徴
「フーガ」は、日産の中でも長い歴史を誇る「セドリック」と「グロリア」の後継車種として、2004年10月に発売されたモデルです。流れるような優美なシルエット、落ち着いた雰囲気で快適な室内空間、気品のある静かな走行性能を兼ね揃えた、プレミアムスポーティセダンです。常にフラットな姿勢を維持しながら、ドライバーが運転に集中できるように「フラットライドコンセプト」を採用したFMパッケージになります。FR駆動や、V型エンジンを車軸よりも内側に搭載するフロントミッドシップによる安定したバランス、効率的なタイヤへのトルク配分、安定した運動性能と上質な乗り心地が特徴です。この特徴が世間で高く評価され、「第14回2005年次RJCカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。また、「フーガ」の個性的な外観や細部にわたりこだわった室内空間により、「2004年グッドデザイン賞」も受賞し、多くの方に認められた車種です。2004〜2009年に発売された初代フーガは、従来の高級セダンのイメージに縛られず、心地よいドライビングと上質な乗り心地を体感できる、世界中のプレミアムセダンと肩を並べる走りを持つスポーティセダンとして誕生しました。「優美さ」と「力強さ」を兼ね揃えた個性的なエクステリアデザインが特徴です。ラインナップには「パワフル&エレガント」をテーマにしたスポーティなGTシリーズと、「リラックス&ラグジュアリー」を取り入れたVXシリーズの2つがあります。厚みのある快適なシートや防振・防音対策が施されたキャビン性能、走行中の車の傾きやロードノイズ、揺れや振動を抑える仕組みにより市街地での走行から高速走行までしなやかで重厚感のある乗り心地を提供します。その他にも乗員に直接風が当たらないように設計された空調や、BOSE製のサラウンド・サウンドシステムを搭載して綺麗な音楽を楽しめるなど、快適に過ごせる装備が整っているのが注目ポイントです。2009年11月には、初代モデルを継承した上級グレードとして2代目フーガが誕生しました。インテリアには素材の触り心地にもこだわったドアトリムやスイッチ類を採用し、より質感の高い室内空間に仕上がっています。さらに、森林浴をしているような気持ちよさを体感できるフォレストエアコンや全乗員がリラックスできる快適なキャビンを取り入れているのも魅力です。新たな機能として搭載するレーダー情報をもとに走行する道路情報を解析し、変速タイミングや燃料カットをコントロールして、エコドライブをアシストしてくれるシステムが追加されています。エンジンには最高出力225馬力を出す「VVEL」を搭載しています。
※記載の文章は2021年11月時点の情報です。
車名の由来
「フーガ(FUGA)」はイタリア語で音楽用語のことを表し、ヨハン・セバスチャン・バッハによってつくられた音楽形式の名称です。この車の特徴である、「優雅さとダイナミックさの調和」が「(音楽)のフーガ」が持つ調和と通じるようにと込められて付けられました。
最新モデル紹介
「フーガ」は現在、2020年1月に発売された車種が最新モデルとなっています。セダンの魅力でもある「走・美・快」を追求した2代目フーガです。バリエーションは2種類あり、ベーシックプランの「GTシリーズ」と、純銀粉を刷り込んで特殊加工が施された本木目パネルや本革シートなどが装備された上級モデルの「VIPシリーズ」があります。「GTシリーズ」にはタイプが2つあり、その1つはシートやハンドルを自動で動かし乗り降りを楽にする機能などを一部簡略したAパッケージ。もう1つは専用フロントバンパーや大型のアルミホイールなどを装備したスポーツグレードのタイプSです。「VIPシリーズ」は本革シートやコンフォートサスペンションを標準装備しています。フロントドアガラス、フロントウインドウガラス、リヤドアガラスには遮音ガラスを採用しました。