T-ロック(フォルクスワーゲン)の中古車
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フォルクスワーゲン T-ロック について
車種の特徴
フォルクスワーゲンのT-ロックは、ヨーロッパで2017年に販売が開始されました。2021年には、全世界で累計100万台が売れ、フォルクスワーゲンの人気車種のひとつです。日本では、フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンが、2020年7月に販売を開始。翌年の2021年、輸入車SUVカテゴリーでは登録台数2位を獲得しています。
T-ロックは、フォルクスワーゲンを代表するSUVの「ティグワン」、「T-クロス」の中間に当たる大きさのSUVとして登場しました。その車体は、全長4,240mm、全幅1,825mm、全高1,590mmと、コンパクトサイズのSUVが人気の日本の市場においても好評です。内装は、シンプルなフォルクスワーゲンらしさを残しつつ、最新のテクノロジーとの融合が進んでいます。T-ロックの全グレードで、デジタル式メーターパネルや最新インフォテイメントシステムが標準装備されているのです。このシステムにより、経路案内、DUD機能、TVチューナー、カーオーディオなどの操作が一括でできるようになりました。また、スマートフォンと接続できるコネクティビティ機能もあり、デジタル世代も魅力を感じられる仕様になっています。
エクステリアデザインでは、これまでのフォルクスワーゲン車種とは異なる、スタイリッシュさやスポーティさがうかがえます。例えば、リアピラーが前傾しているデザインやフローティングルーフデザイン。これらのデザインにより、見る人に車の高さを低く印象づけ、スポーティさを伝えられるのです。フォルクスワーゲンのSUVとして、はじめてボディとルーフにツートンカラーが採用されている点は、よりカジュアルな印象を与えている要因といえるでしょう。T-ロックのボディカラーのバリエーションは全9色で展開されています。人気のホワイト、ブラック、シルバーに加え、パール感のある上品な「ラヴェンナブルーメタリック」、ゴールドを思わせる鮮やかな「ターメリックイエローメタリック」など、バラエティ豊かなカラー展開となっています。
搭載されているエンジンは、販売当初は、ディーゼル仕様のみでした。しかし2021年5月、ガソリンエンジンが搭載されたT-ロックが新たにラインナップに加わります。このガソリンエンジンには、「アクティブシリンダーマネジメント」(気筒休止機構)が備わっているため、走行状況によって、2気筒と4気筒の切り替えが可能です。気筒の数が増えると最高速度も上がる仕組みなので、スピードを出したいときには4気筒、それ以外の場合は2気筒に切り替わります。これにより、さらなる燃料消費の改善が見込めるようになりました。ちなみに、燃費値はディーゼルエンジン車のWLTCモードで18.6km/L、ガソリンエンジン車のWLTCモードで15.7km/Lです。
T-ロックの全グレードには、販売当初から「先進安全運転支援システム」が標準装備されています。また、走行中の安全性を考慮した、ACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKAS(レーンキープアシスト)、プリクラッシュブレーキシステム(歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ機能付)などが採用され、安全面を重視した心強いスペックといえるでしょう。
※記載の文章は、2022年11月時点の情報です。
車名の由来
車名である、「T-ロック」の「T」は、フォルクスワーゲンのSUV全車の頭文字に共通して起用されています。「ロック」は、英語のRockに由来し、「岩」や「揺り動かす」という意味があります。競争が激化するコンパクトSUV界に、大きな揺さぶりを与えるような、影響力を持った存在になってほしいという想いが込められているのです。
最新モデル情報
T-ロックは、2022年7月にマイナーチェンジされました。主に、車のエクステリアデザインが見直され、車内は、より上質なインテリア空間へと改善されました。新しく六角形の「デイタイムランニングライト」(昼間走行灯)を前方のバンパー部分に採用したことで、刷新的なデザインとなっています。車内のインテリアでは、ダッシュボードやドアトリムに、ソフト素材や人口皮革であるレザレット素材を採用したことで、クオリティの高い質感を提供しています。全グレードに、タッチ式のエアコン操作パネルやデジタルメータークラスター、新しくデザインされたステアリングホイールが標準装備されていることも見逃せません。
グレードは、ガソリンエンジン車の「TSI スタイル」、「TSI アクティブ」、「R」、ディーゼルエンジン車の「TDI Rライン」、「TDI スタイル」、の5つを設定。日本初となる、4WDの最上級モデル「T-ロックR」の販売も開始されました。注目は、高性能なパワートレインです。直列4気筒2.0Lガソリンターボ「2.0TSI」エンジンを搭載し、「4MOTION」と呼ばれる4輪駆動システムと合わせると、どんな走行シーンでもそのパワーを余すことなく発揮できるようになるのです。
そのほか、運転サポートシステムも充実しています。同一車線内全車速運転支援システム(トラベル アシスト)や、緊急時停車支援システムの「エマージェンシーアシスト」、駐車支援システムの「パークアシスト」など、最新機能が全車に標準装備されているのです。
ボディカラーでは、新色の「ペトローリアムブルーメタリック」や「アスコットグレー」、Rグレードの専用色「ラピスブルーメタリック」(有償色)などが加わり全9色で展開。さらに、ツートンカラーの選択も可能なので、合わせると全14種類ものカラーバリエーションとなります。今回のマイナーチェンジにより、デザイン、性能、カラーも含めて、T‐ロックの世界観はますます広がりをみせていくことでしょう。