ジュリエッタ(アルファロメオ)の茶のクルマ

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アルファロメオ ジュリエッタ について

車種の特徴

イタリアに本社を構える、アルファロメオ社のジュリエッタは、Cセグメントに属するミドルサイズモデルです。
最大の特徴でもある丸みを帯びたデザインは親しみやすく、日本でも女性、男性問わず人気の車種となっています。外装は、三角形の盾のような形をしたフロントグリルを車体中央に備えた大型バンパー。アルファロメオのアイデンティティを象徴するデザインとも言えるでしょう。そして、サイドボディには、線ではなく、面で抑揚をつけたキャラクターライン。イタリア車らしい味わいを出し、伸びやかさと色気を感じさせます。リアは、コロンとした丸い形が特徴。高めに位置する横長で逆台形をしたリアコンビランプをテールゲート内側に置き、その外側に丸型ランプを合体させた手法は、8Cやミトとの共通性を伺わせるデザインです。
そしてインテリアには、デザイン性だけでなく人間工学を巧み使った技術が随所にあしらわれた使い勝手と乗り心地の良さを実現。まず、ジュリエッタは本革シートが標準装備されており、座り心地や肌触りの良さを体感できます。シートリフターの調整幅が広いため、背の低い女性でも自然な運転姿勢を取ることも可能です。シルバー系の加飾パーツも最小限に留められているため、全体的に華美にならずシンプルかつクリーンな印象となっています。
車の能力に関しては、最高出力240馬力のパワフルなパフォーマンスが魅力です。1,750cc直噴ターボエンジンを搭載し、回転数や負荷に応じた制御ができるテクノロジーを加えることで、力強い走りと高い燃費性能を可能にしています。
さらにジュリエッタには、ドライバーの意思や路面状況に合わせてモード変更が可能な「D.N.Aシステム」を標準装備。このシステムは「ダイナミック」「ナチュラル」「オールウェザー」という3種類の走行モードから選択し、エンジン出力を変えることで走りをサポートします。
そして、優れたハンドリング性能や快適性もジュリエッタの魅力の1つです。それを可能としているのが、フロントとリアそれぞれに特性を持たせたサスペンション。フロントには、「マクファーソンストラット」を採用し、スポーティーかつ正確なコーナーリングアプローチを可能にしています。そして、リアには優れたロードホールディングと安定した走行をもたらすために「マルチリンク」を採用しています。
※記載の文章は2022年5月時点の情報です。

車名の由来

イタリア語では、イタリア女性に付けられる名前「Giulia(ジュリア)」に「ちっちゃな」を表す「etta(エッタ)」を付けると「ジュリアの妹」を意味します。アルファロメオの永遠のアイコンモデル「ジュリア」の妹分として登場した「ジュリエッタ」という意味だそうです。
また、「ジュリエッタ」は、アルファロメオの拠点地、イタリアのミラノを舞台にした「ロミオとジュリエット」ヒロイン、「ジュリエット」のイタリア語。作品にちなんで、社名のロメオに対比して付けられたものとも言われています。

モデルの概要、その魅力は?

アルファ 147の後継者として、アルファロメオが企業として大きく躍進するために開発されたモデルが「ジュリエッタ」です。アルファロメオの創立100周年となる2010年に発表され、2012年に日本でデビュー。当時では珍しいDOHCエンジンを搭載しており、同時に一般市民にも手の届く価格設定とされたことで人気となりました。ボディの随所には歴代モデルのエッセンスが散りばめられ、そしてその精錬されたデザインが、実用的なハッチバック車でありながら、モダンでスポーティーな印象を醸し出しています。アルファロメオDNAを感じさせながらも先進的な要素を兼ね備えた点がジュリエッタの魅力と言えるでしょう。

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