スクラムトラック(マツダ)の緑のクルマ

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マツダ スクラムトラック について

車種の特徴

マツダの「スクラムトラック」の初代は1989年に誕生。力強い走りが人気の軽トラックです。このスクラムトラックは、スズギから販売されているキャリイの姉妹モデルとしてマツダにOEM供給された車でもあります。スクラムトラックは、2013年9月に車体のレイアウト見直しなどのフルモデルチェンジを行い、その後何度か改良を重ねて2022年4月から現在のモデルとなっています。モデルチェンジ後は、3速ATに代わり4速ATを新たに搭載。また停車の際の「アイドリングストップシステム」を採用し、WLTCモード燃費値を15.7km/Lに改善しました。スクラムトラックの魅力である荷台は広くてフラットになっています。大きさは荷台フロア2,030mm、荷台幅が1,410mmのため、ビールケースであれば60個、20Lのポリタンクであれば40個の容量を積むことが可能。他にも角材などの長尺物や農作物のコンテナなど、さまざまな積荷をしっかりと積み込めます。また、サビに強い性質を持つ防錆(亜鉛メッキ)鋼板を、トラックのボディはもちろん、キャビンのアングルポストとアウトサイドパネルにも採用。防錆鋼板に加え中塗りをプラスし入念な3層塗装が施されているので、サビ対策が徹底されています。他にも、ホイールハウス内やフレーム側面などには、アンダーコートを施しているため、泥はねなどでおこる下まわりのサビ防止を強化。マフラーもステンレス製を採用しているため、マフラー内にたまった水による内部腐食や外部腐食にも強くなっています。また走行性能は前輪から後輪までのホイールベースが短く内輪差や回転半径が小さいため、優れた小回りが可能。カーブが続く道や商店街などの狭い路地、あぜ道などもスイスイと運転しやすいです。悪路ではボディー底部をこすりやすいですが、バンパーとアプローチアングルの地上高が高いため、あぜ道や急勾配への乗り入れも問題なく行えます。グレードによっては走行中、スイッチ1つで「2WD」と「4WD」を切り替えられるワンタッチドライブセレクトが搭載され、より安全な走行が可能に。パートタイム4WDでは、あぜ道や砂利道などの比較的平坦な悪路のときは「4H」、高低差のある山道などでは「4L」と、レバー操作で簡単に切り替えができます。「KCエアコン・パワステ」と「KX 4AT」はぬかるみ脱出アシストも装備。走行中、路面状況が悪く駆動輪のどちらかが空回りになってしまっても、空回りする方にブレーキをかけ、もう一方に駆動力を伝達することで、ぬかるみなどからの脱出をアシストしてくれます。エンジンオイル交換時期が近づくと、メーターのインジケーター点灯やマルチインフォメーションディスプレイ内で「OIL」と表示されるお知らせ機能がついています。
※記載の文章は、2022年10月時点の情報です。

車名の由来

スクラムトラックの車名の由来であるスクラムは、ラクビー用語で「肩を組むこと」を意味します。顧客とマツダグループの協調や連帯を期して命名されました。

モデル概要、その魅力は?

スクラムトラックにおいて注目すべきは、危険から身を守る先進安全技術です。2つのカメラが搭載された「デュアルカメラブレーキサポート」は、前方の歩行者や車両を感知します。衝突の危険性があると判断すると、メーター内の表示やブザー音を響かせ運転手に警告。さらに衝突の危険性が高まると、ブレーキの制御を行い、衝突の回避や衝突時の被害軽減をしてくれます。他にも、前の車が発進しているのに停車をし続けていることを知らせてくれる「先行車発進お知らせ機能」。車両が蛇行し、ふらつくと警報がなる「ふらつき警報機能」などがあります。また、前方からの衝突の場合は、エアバッグが瞬時に膨張や収縮をし、衝突時にシートベルトの緩みを瞬時に巻き取る効果と合わせて、運転手や助手席の方の胸部や頭部のダメージを緩和。左右のドア内部にあるサイドインパクトバーでオフセット衝突での車体の変形を抑えます。また、センサーで走りを監視し、必要な時にブレーキとエンジンをコンピューター制御する機能もついており、運転を一層安全に楽しめる車といえるでしょう。

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