MRワゴン(スズキ)のピンクのクルマ
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スズキ MRワゴン について
車種の特徴
スズキの「MRワゴン」は、大人が4人乗ってもゆったり移動できる、快適な室内空間を提供する軽自動車として、2001年12月に登場しました。大きく開閉するヒンジ式ドアを採用しながらも、乗り降りしやすい快適性と実用性の高さを兼ね揃えたMRワゴン。その魅力は、最終モデルになる3代目まで引き継がれ、男女問わず幅広い世代の方々から支持された軽トールワゴンです。初代モデルとなるMRワゴンMF01系(2001〜2006年)は、乗り心地を追求した次世代のタウンカーとして2001年12月に発売されました。フロントグリルからリヤエンドにかけては、モノフォルムデザインを採用し、大型ヘッドライトや全面的に続く大きなガラス窓など、シンプルでありながら上品な佇まいが特徴です。このバランスの良いエクステリアデザインが高い注目を集め、「2001-2002グッドデザイン賞」に選ばれました。当時の自社調べによると、FF駆動方式の軽自動車の中でも長いといわれる室内長を実現し、後席に乗っても天井からの高さが十分に確保できることから、大人4人でもくつろげる高い居住性を確保しています。ほかにも、花粉除去や抗菌効果が高いカテキン・エアフィルターや、質感の良いファブリック生地を使った掛け心地抜群のシートなど、居心地の良い室内空間になっています。また、豊富な収納スペースと、快適なスライド&リクライニング機構に加えて、後部座席を簡単に平らな広いスペースに変更できる独自の「ダブルフォールディング機構」を初めて採用しました。その結果、日常のちょっとした買い物から、長距離の移動まで、用途を問わず利便性と実用性の高さを実現しています。2006年1月には2代目となるMRワゴンMF02系(2006〜2011年)が登場しました。子育て中のママと子どもをターゲットに開発された2代目は、お洒落感と華やかさを感じさせるフェイスになっています。丸みを帯びた可愛らしいモノフォルムデザインに丸型のヘッドライト、スタイリッシュなデザインのフロントマスクなど、モダンなエクステリアデザインが特徴です。車内は丸みを帯びた長円形のデザインで統一され、マルーンとベージュの内装色を取り入れることで、温かみのある雰囲気になっています。後席とコミュニケーションが取りやすい「助手席前倒し機構」や買い物かごをそのまま置ける「助手席アンダートレー&トレイ」、小物収納に便利なボードなど、ママの生活をサポートする装備が充実しています。2011年1月には、3代目MRワゴンMF03系(2011〜2016年)が登場しました。3代目はターゲット層を、新しく車を持とうとしている若い世代へと切り替え、スタイリッシュで個性的なデザインになっています。ボディカラー全8色用意され、ピンクやグリーンなど鮮やかな色も選べるようになりました。
※記載の文章は2022年4月時点の情報です。
車名の由来
MRワゴンは、1999年の東京モーターショーでコンセプトカーとして出品した車をベースに市販車用に仕上げ、そのまま名前も受け継いでいます。MRは、驚くほどのゆとりと広さがある車内の特徴から“マジカル・リラックス”の頭文字をとってつけられた車名です。
最新モデル情報
スズキMRワゴンは、2011年に発売された3代目MRワゴンMF03系を最後に、2016年3月に販売を終了しています。3代目MRワゴンでは、パワーユニットを一新し、優れた燃費性能を誇る次世代エンジン「R06A型」に置き換えられました。R06A型では、トルク特性の向上とボディの軽量化が実現し、一定の加速でスムーズな走行性能を発揮します。サスペンションやタイヤも見直し、走行時の衝撃を優しく受け止めて、よりフラットな乗り心地を提供します。インテリアは「くつろげる空間」をテーマに設計され、ホワイトカラーを取り入れたモダンな雰囲気のインパネガーニッシュや、インストルメントパネルには、艶やかなピアノブラック調など、お洒落なデザインが魅力的です。さらに、静電容量式のタッチパネルオーディオやバックモニターなども搭載し、より新しい価値と魅力を持った軽ワゴンになっています。