カローラツーリング(トヨタ)の紫のクルマ
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トヨタ カローラツーリング について
車種の特徴
カローラツーリングは、1966年11月に発売がはじまったカローラシリーズの12代目モデルです。2019年9月にステーションワゴンタイプの乗用車として登場してから、多くの人々に親しまれています。まずは歴代のカローラについて見ていきましょう。初代カローラは1リッタークラスの5人乗り小型セダンとして、モータリゼーション(車利用の大衆化)をもたらした車種のひとつです。その後、2代目のカローラクーペを皮切りに、ボディデザインのボリューム感を出したり、駆動方式を変えたりしながら時代にあわせて進化。ホイールベースや全高・全長・全幅を拡大することで高級化路線をすすんでいました。しかし、11代目のカローラアクシオと、カローラフィルダーでは、日本の市場環境にフィットするコンパクト車へと原点回帰を行います。11代目カローラからは、時代のニーズに応えるべく、「小回りがきくコンパクトサイズでありながら、大人4人がゆったりと座れる」室内空間へとつくり変えたのです。初代カローラが登場してからの50年間で、カローラシリーズは150以上の国と地域でおよそ累計4,410万台の販売実績を誇る人気車種となりました。時代や人々のニーズを敏感に察知して、モデルチェンジをくり返してきた歴史を持つのが、今回ご紹介するカローラツーリングです。カローラツーリングは2019年9月に発売されたカローラシリーズの12代目モデルになります。発売翌日には、車名別月間販売台数で3位に入るほど好評となり、発売から1ヶ月で1万3700台が売れたのです。カローラツーリングは、おだやかなカーブを描くルーフラインに、リアのあがったサイドウィンドウが躍動感を与え、スタイリッシュな外観が特徴となっています。また、内装にもスポーティなインテリアや上質な素材、丁寧なステッチなどがほどこされ、魅力的です。カローラツーリングはデザインだけではなく、ボディサイズにも配慮しています。最小回転半径5.0メートルでありながら、広い荷室とシートアレンジを組み合わせることで、最大802リッターを実現。大容量スペースにより、通勤や買い物など日常生活のほか、アウトドアなどのアクティブな用途にも活用できる1台となっています。カローラツーリングのグレード体系は、ガソリン車、ハイブリッド車ともに「G-X」「S」「W×B」の3グレードです。車両本体価格は、グレードによって2,013,000円~2,997,500円(税込)ほどとなっています。
※記載の文章は、2021年11月時点の情報です。
車名の由来
カローラツーリングの車名にある、「カローラ」はラテン語で「花の冠」を指します。「ツーリング」は、シンプルにワゴンというボデータイプを表現しています。
モデル概要、その魅力は?
カローラツーリングは、ハイブリッドシステムとして1.8リッターエンジンを搭載しているため、低速では静かでおだやかに走行し、山道や高速道路などパワーが必要なときにはモーターが力強くアシストしてくれる車種です。高い走行性能があることはもちろん、ほかの車や人にぶつからないようにサポートする機能「プリクラッシュセーフティ」や、車線の中心を走行できるようハンドル操作を自動で支援する機能「レーントレーシングアシスト」など優れた安全性能もついています。そのほかにも特徴的な機能・装備として、たとえば、スマートフォンと車をつなぐことで、アプリを車のディスプレイオーディオ上に表示して使用できる機能「Apps(アップス)」があります。さらに先進的な機能として挙げられるのが、車内の空気を洗浄する機能「エアクリーンモニター」やエアバッグ作動時に自動でオペレーターにつなげてくれる機能「ヘルプネット」です。2021年7月2日には、ウイルスや菌を抑える効果が期待される微粒子イオンを吹き出す機能「ナノイーX」など、一部改良した車種が発売されました。カローラツーリングは、上質な素材や高い走行性能、優れた機能・装備を搭載しながらも、あくまでもシンプルに、幅広い世代から愛されるようにつくられた車種といえます。