GRヤリス(トヨタ)のクルマ

総合評価
4.0
平均価格 408.6 万円(税込)
価格帯 259.8 ~ 676.5万円(税込)
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    トヨタ GRヤリス RC 2021年式【車両紹介】

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トヨタ GRヤリス について

車種の特徴

GRヤリスは、FIA世界ラリー選手権(WRC)に参戦しているTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのフィードバックを取り入れたクルマです。プロのラリードライバーの優れた感覚を参考に、熟成と改良を重ねて開発されました。プロのラリードライバーが求めている性能の車を何万台も造ることは容易ではなく、一般の生産ラインとは別にGR専用ラインの「GR Factory」を愛知県豊田市に新設。このラインでスポーツカーには不可欠とされる「高剛性化」と高い精度の組付けの作業を可能にしました。高剛性化とは、外側からの力による変形に対する強さのことをいいます。
より軽くて強いボディを造り出すために、エンジンフードと左右のドア、バックドア部分にはアルミを使用、ルーフには新工法のカーボンを使用して軽量化を実現しました。また、ボディ全体に使用される特殊な構造用接着剤の使用部分を11m延長。前方の窓ガラスや後部座席の窓ガラスを固定する接着剤として、高剛性ウレタン接着剤を使用し高いボディ剛性を可能にしました。GRヤリスの心臓部のエンジンは、FIA世界ラリー選手権でのレースに勝利するために小型・軽量化を徹底的に追及した、「中空組立カムシャフト」が採用されています。中空組立カムシャフトとは、エンジンになくてはならない部品であるカムシャフトの軸の中が、空洞になっているものをいい、これにより車のサイズからは想像することのできないハイパワーな動力を可能にしているのです。
※記載の文章は、2022年10月時点の情報です。

車名の由来

GRヤリスの車名は、TOYOTA GAZOO Racingが展開しているスポーツカーシリーズの「GR」に由来します。「ヤリス」は、ギリシャ神話の女神と呼ばれている「CHARIS(カリス)」に由来する造語で、美と優雅の女神、春の芽生えの力を象徴しています。

モデル概要、その魅力は?

GRヤリスのグレードは、RZ“High performance”、RZ、RSの3種類があり、ボディカラーはスーパーホワイトII、プラチナホワイトパールマイカ、エモーショナルレッドII、プレシャスブラックパールの4色です。RZ“High performance”シリーズの座席部分のシートは、プレミアムスポーツシートとしてウルトラスエードと合成皮革を使用したシート、RZ、RSシリーズのシートはスポーツシートとしてファブリック素材を使用しています。
GRヤリスの足回りは、プロドライバーとともに徹底的に磨かれています。RZ“High performance”のタイヤは「ミシュランpilot sport45」を、RZタイヤには「ダンロップSP SPORT MAXX050」のタイヤが使用されていることからも、そのこだわりが伝わるでしょう。
GRヤリスは走りを楽しむ車だからこそ、すべての人への安全をサポートするトヨタの先進技術と最新の安全機能を積極的に取り入れています。車が直進をしているときの衝突を回避、被害を軽減してくれる「プリクラッシュセーフティ」は、前方の歩行者や車両(昼夜)と、自転車を運転している人(昼)を単眼カメラ、ミリ波レーダーで検出。万が一、ブレーキが踏めなかった場合もプリクラッシュブレーキを作動し、衝突の回避、被害軽減を手助けしてくれます。また、事故が起きやすいとされる交差点では、右折をする際に直進してくる対向車または右折、左折時に対向方向から横断する歩行者を単眼カメラとミリ波レーダーで検出。ブザー音と表示の2点で衝突の可能性を知らせてくれて、プリクラッシュブレーキを作動します。走りを楽しむには室内空間も重要でしょう。
GRヤリスのステアリングは、握った際にスポーツ走行しやすい運転姿勢がとれるグリップ形状を採用しています。運転時必要な情報を、ウインドシールドガラスに投影できる「カラーヘッドアップディスプレイ」をオプションでつけられたり、運転席・助手席それぞれで温度設定が可能なオートエアコンもついていたり、室内空間も多機能です。
コンパクトな印象を受けるGRヤリスですが、荷室長は4名乗車時で574mm、荷室幅1,081mm、荷室高570mmと174Lの荷室容量を確保できます。リヤシートバッグをすべて倒すことで、タイヤ4本も乗せられるようになるなど、ラゲージの活用方法は多様です。

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