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ニッサン デュアリス について
車種の特徴
日産デュアリスは、ヨーロッパ生まれのスタイリッシュなミドルサイズのクロスオーバーSUVとして、2007年5月よりリリースされました。日本での販売は2007年から2014年までですが、ヨーロッパでは「キャシュカイ」という車名で日本に先駆けて販売開始され、海外では根強い人気を誇っています。
ヨーロッパを始め、オーストラリア、南アフリカや中国などでも販売されており、それぞれの国においてカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するほど、日本だけでなく世界中で注目されたモデルです。ヨーロッパでの販売台数が3年連続ランキング上位の日本車という事実が、どれだけ愛されているかを証明しています。デュアリスは、ロンドンの石畳が敷かれた道路や、北欧のアイスバーンなどのヨーロッパならではの条件で走行性能が鍛え上げられ、日本離れした上質な走りを手に入れたモデル。また、高品質かつ力強いデザインも注目を集め、発売1週間で月間目標販売台数の2.5倍の受注があるなど、日本での人気も高まりました。
「スマート&コンパクトクルーザー」をテーマにヨーロッパらしい躍動感あふれるデザインと、SUVの持つダイナミックさや安心感の融合されたスタイリングが人々を魅了。上半身は、フロントグリルや大型のヘッドランプなど、力強さを兼ね備えたダイナミックなフロントデザインが特徴となっており、下半身はSUVのタフな走りを予感させるデザインが圧倒的な存在感を醸し出しています。
内装は、車との一体感やコントロール感を演出してくれるドライビングスペースとなっており、優れた操作性が車と人の統一感を生み出すようなデザインが採用されています。ミドルクラスSUVとしては珍しい広い開口部のある「スタイリッシュガラスルーフ」は、開放感がある明るい快適な空間を演出。また、電動ワンタッチ式のサンシェードや紫外線を大幅にカットしてくれる機能付きなところも嬉しいポイントです。その他にも、運転席・助手席それぞれの空間の心地よさを重視したコックピットや、大型3.6インチのディスプレイなど、上質でありながら実用性も兼ね備えた仕様が魅力となっています。
エンジンは、2.0LのMR20DE型直列4気筒DOHCのエンジンと、新世代のエクストロニックCVT-M6が組み合わされているため、滑らかかつスポーティーな走りを楽しむことができるでしょう。地球環境保護も考えられており、CO2排出量の削減をするとともに、メーターの燃費表示性能を設置することによって運転時の燃費向上をサポートしてくれます。
安全装備も重視されたデュアリスは、オートライト機能付きのヘッドライトや運転席と助手席を保護するエアバックシステム、ドライバーの視界をサポートするサイドモニターやバックモニターが設定され、ドライバーや同乗者の安全を確保する装備も充実している車です。
※記載の文章は2023年3月時点の情報です。
車名の由来
デュアリスは「二つの性質を持つ」とういう意味のラテン語と、英語の「DUAL(デュアル)」から命名されました。デュアリスに乗るすべての人に「ONとOFFのデュアルライフを豊かなものにしてほしい、充実したデュアルライフを提供したい」という願いが込められています。市街地での仕事や、休日のアウトドア、ドライブなど多目的で使用できるクロスオーバーSUVにピッタリのネーミングといえるでしょう。
最新モデル情報と概要
デュアリスは2010年8月にマイナーチェンジが行われましたが、日本国内では本格的なSUVの「エクストレイル」がフルモデルチェンジしたことにより、一代限りで2014年3月に生産終了となりました。その後海外市場では、フルモデルチェンジした「2代目キャシュカイ」が販売され、2021年には3代目も登場しています。
初代キャシュカイはCプラットフォームが採用されていましたが、2代目ではCMFプラットフォームに変更され、エクステリアも大きく変身したことで、エクストレイルにより近い車となりました。キャシュカイとエクストレイルは兄弟車に近い関係にあるため、排気量で差別され、コンパクトで排気量の少ないモデルがキャシュカイなのです。
キャシュカイはオンロードSUVとして海外での人気が高いため、海外市場でのモデルチェンジの可能性も考えられます。そのため、今後日本市場での復活の可能性も期待できるかもしれません。