ジムニーシエラ(スズキ)のクルマ

平均価格 261.3 万円(税込)
価格帯 79.8 ~ 470.8万円(税込)
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スズキ ジムニーシエラ について

車種の特徴

「ジムニーシエラ」は、1993年にスズキが発売した小型の四輪駆動車です。1970年に発売された同社の「ジムニー」をベースに、小型車用のパワフルなエンジンを搭載。大型フォグランプや骨太なフロントグリルガードなどを備えたワイドなボディーが存在感を放つ車種です。「本格ミディアム4×4」というテーマを掲げ、発売とともにRVシーンに新たなジャンルを切り開きました。また、日本のみならず、海外市場においても人気を得ているのもジムニーシエラの特徴です。
1995年に発売されたモデルは、エンジン特性の向上や、初代JB31モデルで使用していた半楕円リーフスプリング式のサスペンションから3リンクジット式コイルスプリングのサスペンションへと変更されるなど、高性能化が図られました。1998年に発売のJB33モデルでは、ボディーのエッジを落とし、丸みを帯びた斬新なデザインへと変化。大人のゆとりを感じるスポーティーフォルムと、さらなる快適性を追求した室内が、新たなジムニーシエラの世界観を構築しました。
2000年にはJB43モデルが登場。新型DOHCエンジンを搭載し、「オンロードでは滑らかに、オフロードでは力強く」というテーマの通り、さらに走りを進化させ人気を集めました。2002年に発売されたモデルではからは、安全機構として、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトやデュアルエアバック、ABSも標準装備として装着。2012年には全車において、衝突時に歩行者の頭部への衝撃緩和のため、フロントフードの構造や高さを見直し、後部座席にはISOFIX対応チャイルドシートの固定用アンカーを設置しました。
2018年には本格的な四輪駆動車としての走破性と機能を高めるため、ジムニーシエラの全面改良を実施。ジムニーから受け継いだ「ラダーフレーム」や「FRレイアウト」などの車体構成は継承しつつ、新開発の1.5L直列4気筒エンジンを採用するほか、「ブレーキLSDトラクションコントロール」を標準装着とし、さらなる高い走破性を実現しました。また安全面においては、安全・安心な運転をサポートするスズキの予防安全技術である「スズキセーフティサポート」を一部グレードにて採用。衝突被害軽減ブレーキである「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」のほか、車線逸脱警報システムや誤発進抑制システム、ふらつき警告機能、先行車発信お知らせ機能、ハイビームアシストなどが搭載されています。
※記載の文章は、2021年10月時点の情報です。

車名の由来

「ジムニーシエラ」の「Jimny(ジムニー)」は、発音のしやすさや覚えやすさなどから作られた造語です。「Jeep(ジープ)」と「mini(ミニ)」を組み合わせた言葉という説もありますが、真相は定かではありません。
また、「Sierra(シエラ)」はスペイン語で「連峰」や「山脈」という意味。その語源と、上質なイメージを感じさせる語感であることから採用されました。

最新モデル情報

2021年10月に発売の最新モデルでは、2018年7月発売の基本性能に加え、スズキセーフティサポートが装着されていない車にも「オートライトシステム」を設定しています。エンジンは、「K15B型エンジン」を搭載。そのほか、4速オートマチックトランスミッション(4AT)車には停車時のアイドリングストップ機能も追加されています。カラーは上級の「JC」で11色、エントリー仕様の「JL」で8色の展開。そのうち、JCには、「キネティックイエローブラック」など2トーンルーフカラーが3種類あります。カラー展開はJCが豊富ですが、スズキセーフティサポート装着車はJLのみなので注意が必要です。