メガーヌ(ルノー)のクルマ
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ルノー メガーヌ について
車種の特徴
メガーヌ はフランスのルノー社が生産するCセグメント車です。 Cセグメントとは全長が4,2m～4,5mで排気量が1,5～2Lに相当する、SUVとコンパクトカーの中間のサイズの車のことをいいます。ヨーロッパの車市場では、Cセグメント車が主要とされていることから、メガーヌも多くのバリエーションがあります。メガーヌは、1995 年9月に行われたドイツ自動車工業会主催の国際的なモーターショー「フランクフルトモーターショー」で、その当時世界で約300万台販売した「ルノー19」の後継車として発表されました。デザインにはルノーの特徴である楕円形を随所に採用しています。エクステリアではボディ、ライトが丸みを帯びたデザインで、インテリアはダッシュボードの操作ボタンやエアコンの吹き出し口まで楕円形をしていました。
日本では、2ドアクーペの「クーペ16V」と「2.0」、5ドアハッチバックの「ハッチバック2.0」、モノスペースの「セニック」を導入。エンジンやトランスミッションはルノー19を受け継いでいましたが、後部座席の中央席にも3点式シートベルトを装備するなど多くの安全対策が搭載された車でした。
初代から3代目までのデザインを、自動車デザイナーの「パトリック・ルケマン」が担当し、2代目からはモータースポーツを連想させるデザインに変化。
2008年10月、6年ぶり2度目のフルモデルチェンジを行い「Desigh for the Driver」をコンセプトとした3代目メガーヌが誕生しました。
メガーヌは、初代が発売されてから世界で700万台以上販売されるほど魅力的な車です。
※記載の文章は、2023年2月時点の情報です。
車名の由来
ルノーの社名は、パリ北部の自動車会社に勤務していた「ルイ・ルノー」という名の青年に由来しています。メガーヌという車名は、フランス語としての意味は特にないようです。
最新モデル情報
現行モデルのメガーヌのグレード は、「INTENS」と「Sport Tourer INTENS」の2種類。ボディサイズ はそれぞれ、INTENSが全長4,395mm×全幅1,815mm×全高1,485mm 、Sport Tourer INTENSが全長4,635mm×全幅1,815mm×全高1,495mm となっています。ボディカラーは、「グリ チタニアムM」、「ブルー アイロンM」、「ルージュ フラムM」、「ブラン ナクレM」、の4色から選択可能です。受注生 産車の場合は「ブラン グラシエ」のカラーも選べます。
エンジンはルノー、日産、三菱アライアンス、ダイムラーにより共同開発された「1.3L直列4気筒16バルブ直噴ターボエンジン」を搭載している点も注目です。トランスミッションは、変速操作がスムーズで駆動効率も高く燃費がよいのが特徴のデュアルクラッチ式でマニュアルモードも備えており、ギアチェンジも同時に楽しむことができます。
Sport Tourer INTENSのラゲッジルームは、5人乗車でも580Lの容量を確保しています。リアシートを6：4にワンタッチで分割できる「イージーフォールディング機能」を装備しているので、荷物が多い時はフルフラットにして多くの荷物を載せることが可能です。
メガーヌには安全、安心機能も多数搭載されています。車の左右後方の死角部分に車両を検知すると、接近している車側のドアミラーに表示灯を点灯、点滅させドライバーに知らせる「ブラインドスポットワーニング（後側方車両検知警報）」を搭載。交通量の多い車線での車線変更も安心して行うことができます。また、「イージーパーキングアシスト」機能ではセンサーが駐車可能な範囲を検出し、自動でステアリング操作を行い狭い場所への縦列駐車やバックで車庫入れをする際サポートします。
2022年7月には改良された「MEGANE R.S.」の日本発売が発表されました。グレードは「TROPHY EDC」、「TROPHY MT」が設定されています。
MEGANE R.S.は、ハイレベルな操縦安定性だけではなく、日本の公道の独特な地形にも対応できる快適な乗り心地を両立しました。エンジンはルノーのエンジン開発を担当する組織から、さらに厳選されたエキスパートエンジニアチームが開発した「1.8L直列4気筒16バルブ直噴ターボエンジン」を搭載しています。このエンジンは、爆発的な力強さを発揮するトルク特性と性能を兼ねそなえています。メガーヌは歴史がありながらも、常に進化を続けている車です。
