300(クライスラー)の新車

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クライスラー 300 について

車種の特徴

「クライスラー300」は、1955年から1965年まで販売されていた、「クライスラー300レター」を原点とした、クライスラーらしさ全開の高級セダンです。現在の中古車市場に多く出回っているのは、2000年6月から2004年4月まで販売されていた「クライスラー300M」で、2005年2月にフルモデルチェンジされ「クライスラー300」として発売されました。2012年にはクライスラー300のフルモデルチェンジがおこなわれ、ボディは、先代の重厚なデザインからエレガントなデザインへ。「8速AT」と「3.6L V6ペンタスターエンジン」が搭載され、走りの質も向上しました。ハイ&ロービームを自動で切り替える「アダプティブバイキセノンヘッドライト」や衝突したときの衝撃を和らげる「アクティブボンネット」 を全車に標準化。後退時に障害物の存在を警告する「リアクロスパスディテクション」や車間距離を自動で制御し、快適なドライブを可能にする「アダプティブクルーズコントロール」も標準装備されています。パーキングアシストセンサーの「パークセンス」などの安全装備も充実。
クライスラー300は全長が5,000㎜以上あり、広い室内空間が実現されました。3,050㎜のロングホイールベースが生み出すのは、ゆとりのある後席フットスペースで、大柄な男性でも快適なドライブを楽しめます。インテリアにはナッパーレザーが採用され、電動サンルーフを装備。エクステリアにおいては、20インチのアルミホイールの装着とクローム仕上げのメタルパーツで、高級感あふれる外装となっています。「Uコネクト」と呼ばれるシステムが搭載され、8.4インチのタッチパネルによりスマートフォンを操作する感覚でカーナビやオーディオ、ハンズフリーフォンなどの操作がおこなえます。
クライスラー300は2015年10月にマイナーチェンジをおこない、3.6L V6の「300S」と6.4L V8の「SRT8」の2つのモデルとなりました。エクステリアは、パワフルで堂々たる大型グリルをはじめ、フロントデザインを大幅に変更。フロントフォグランプにLEDを採用し、ホイールカラー、テールランプ、ウインドーモールディング、ヘッドライトベゼルをブラックで統一し、よりスポーティーな印象となりました。また、「アダプティブクルーズコントロール(STOP&GO機能付)」や「LaneSense車線逸脱警報プラス」が標準装備されています。2016年9月に発売されたモデルでは、内装はブラックを基調として、専用のキャメルカラーのステッチを使用。また、センターパネルやコンソールベゼルに施された、チタンカラーとピアノブラックのアクセントで、ラグジュアリー感が演出されています。
※記載の文章は、2022年12月時点の情報です。

車名の由来

クライスラー300シリーズが発売された当時は、馬力が300を超える車はありませんでした。そのような中、クライスラーは馬力が300を超える車を開発。クライスラー300の「300」は馬力が由来しています 。

モデル概要、その魅力は?

クライスラー300の魅力は、クラシックなスタイルの個性的なデザインです。多くの自動車メーカーが似たようなデザインの車を販売する中、クライスラー300は古き良きアメリカを思い出させるような、ゴツゴツとしたスタイルのデザインになっています。また、アメ車を実感できるダイナミックさも魅力のひとつです。モダンなアイテムを多数取り入れることで、魅力が引き出されています。また、クライスラー300には安全装備が充実。そのため、運転中のストレスを軽減し、安全運転のサポートをしっかりしてくれます。現在では、どの車でも当たり前の装備になっている「アンダーステア型」の前傾重量配分を、1933年に採用し、世界初の「油圧式パワーステアリング」を1952年に導入しました。このように、クライスラー300は自動車の当たり前が取り入れられてきた、先進的な車なのです。