タント(ダイハツ)の赤のクルマ

総合評価
4.0
平均価格 109.6 万円(税込)
価格帯 29.9 ~ 183.8万円(税込)
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ダイハツ タント について

車種の特徴

「タント」は、「しあわせ家族空間」のコンセプトで販売が開始された新ジャンルの軽自動車です。車名の「タント」は「とても広い たくさんの」を意味するイタリア語で「毎日の暮らしの中で、乗る人使う人みんなに、たくさんのしあわせをもたらすクルマでありたい」という思いから名付けられています。また、初代からタントの綴りが、初代「Tanto」2代目「TANTO」3代目「TanTo」4代目「Tanto」と少しずつ変化しているのは、メーカーの遊び心によるものです。2003年11月に販売された初代タントは、コンパクトなショートノーズや広いキャビン、高い全高など広い室内空間に注目が集まりました。開発当初から使い勝手やスタイルなど、女性モニターの意見を多く取り入れ、「優れた乗降性」「驚きの広々空間」「便利な収納」を具現化しています。当時のテレビCMでは、「親子にピッタント」というキャッチフレーズで放送され、子育て中の主婦層が共感するような訴求となった軽自動車です。2003年発売当時、軽自動車では最も長い2,440mmのホイールベースに、1,700mmを超える高い全高、そして広々空間の確保やスライドドア採用による優れた乗降性を持ち合わせました。タントの販売によって、軽自動車にあったセカンドカーというイメージを一新し、世帯のファーストカーとしてのキャラクターを確立しています。初代のタント発売から1年半後に「オトコタント」というキャッチフレーズで登場したのが、「タントカスタム」です。メッキパーツの多用や専用エアロパーツを装着し、男性を意識した軽自動車となりました。2007年12月に登場した2代目タントからは、標準系・カスタム系が同時に発売されます。それぞれのキャッチフレーズが、「祝子育て満開」・「アニキのタント」。初代が大ヒットしたことからキーコンセプトをベースに、初代タントの魅力をさらに昇華させる改良を施しています。全長に変化はなく、ホイールベースが50mmの延長、全高も25mm高くなり更に空間が拡大しました。また、2代目からタントの代名詞でもある「ミラクルオープンドア」が採用されています。2013年には3代目、2019年には4代目のタントが誕生。3代目タントに関しては、「イーステクノロジー」という低コストエコロジー技術によって空力性能が高められました。その結果JC08モード燃費「28.0km/L」の省燃費を達成。2014年登録車を含め新車販売台数で1位を獲得し、ダイハツ初、軽自動車でも初となる快挙となりました。
※記事の文章は、2021年10月時点の情報です。

車名の由来

「タント(TANTO)」は、イタリア語で「とても広い たくさんの」という意味があります。開発当時にイタリアンレストランや料理雑誌などで、タントという言葉があり、大きいという意味合いが驚きの広々空間をもつ新型車の特徴に当てはまりました。車名に起用されたのは、日本語で「たんと=たくさん」というのが、思い浮かべやすかったためです。大きさや広々した空間を上手く表現できているネーミングといえます。

最新モデルの魅力とは?

「クルマを超えて。進化するライフパートナー」のコピーで、機能がさらに充実しました。好評の「ミラクルオープンドア」を中心に、ユーザーの声を取り入れながら、改善しています。特に「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」によるサスペンションやボディなどの作りを大幅に磨き、背の高い軽自動車のボディでも、しっかりと安定する走りを目指して作られています。タントは初代モデルから主に子育て世代に注目し、モデルチェンジのたびに改良が積み重ねられてきました。ブレない進化を続けてきたからこそ、2019年11月の時点で、「日本で一番売れたクルマ」となっています。