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ニッサン エクストレイル について
車種の特徴
日産の「X-TRAIL(エクストレイル)」は、アウトドア好きの若者をターゲットに、スタイリッシュかつ本格的なオフロード車として2000年に誕生しました。SUVでも扱いやすいボディサイズと、手ごろな価格で販売当初から現在まで人気を博しています。2007年に2代目に生まれ変わり、2013年に発売された3代目が現行モデルです。グレードは、シートの列数や駆動方式などで細かく分かれています。また、福祉車両モデルも販売されています。X-TRAILは高い走行性が特徴です。エンジンには、熱効率が高い「MR20DDエンジン」を採用。燃料をシリンダー内に直噴することで、低燃費かつ高トルクを実現しています。ハイブリッド車には、さらに「RM31モーター」が搭載され、エンジンをアシスト。発進時はモーターが、中高速走行時はエンジンがメインに稼働するなど、状況に応じて効率良く走行します。燃費はそれぞれのグレードで差はありますが、ガソリン車では、WLCTモードで12.2~13.2km/L。ハイブリッド車では、WLCTモードで13.8~15.0km/Lとなっています。加えて、日産のインテリジェント技術が走行性を高めています。X-TRAILでは、でこぼこ道などでの車体の振動を抑える「インテリジェント ライドコントロール」、コーナリングをスムーズにする「インテリジェント トレースコントロール」などが搭載。4WD車に標準装備されている「インテリジェント 4×4」では、路面状況に応じてコンピュータが前後のトルク配分を切り替えてくれます。インテリジェントの技術は走行性能だけでなく、安全性能にも活かされています。「インテリジェント アラウンドビューモニター」は、車周辺の歩行者や自転車などを感知し、ドライバーに注意喚起してくれる機能です。ほかにも、前方衝突予測やペダルの踏み間違いによる衝突防止といった、事故を回避するサポートも充実しています。インテリアは、アウトドアの場面でも活躍する工夫が満載です。シートが防水仕様になっているグレードもあり、防水性や透湿性に優れたセルクロス®を採用。フロアやラゲッジスペースにも防水加工が施されているグレードもあり、スノーボードなどを楽しんだ後でも、ウエアのまま気兼ねなく車に乗り込めます。ステアリングは抗菌加工で、手が頻繁に触れる部分が清潔に保てるのも嬉しいポイントです。また、グレード別で設定されている「リモコンオートバックドア」も便利です。荷物で両手がふさがっていてもリアバンパーの下に足を入れて引くと、バックドアが自動で開閉。キーの携帯が必須なため、誤作動防止にも配慮されています。
※記事の文章は、2021年11月時点の情報です。
車名の由来
「X-TRAIL」は4×4をイメージした造語です。「X」は「extreme(X-treme) sports」のことで、スノーボードやスケートボードといった、若者に人気のスポーツを指しています。「TRAIL」は足跡や荒れた道などを意味しています。「X-TRAIL」は、その2つの言葉を組み合わせて誕生しました。
モデル概要、その魅力は?
「X-TRAIL」の魅力は、先進技術にあります。インテリジェントシステムだけでなく、グレード別でプロパイロットが搭載。プロパイロットは、渋滞時の走行や長時間の運転をサポートします。「プロパイロットスイッチ」を押してスタンバイし、「セットスイッチ」を押せばスタートするので、操作も簡単です。前方の車や白線をモニターし、アクセルやブレーキ、ステアリングなどのコントロールを支援してくれます。ほかにも、先進技術が詰まった機能が多数搭載。「ハイビームアシスト」は、道路の明るさや対向車のライトなどを感知して自動でハイビームに切り替えてくれるので、夜間の安全性向上が期待できます。「インテリジェント ルームミラー」は、ミラーに車両後方のカメラ映像が映るので、大きな荷物を積んでいても後方確認がしやすいです。先進技術によって、走行性や安全性の高さはもちろん、便利な機能も魅力的な車です。