ステップワゴン(ホンダ)のクルマ

総合評価
4.0
平均価格 90.1 万円(税込)
価格帯 27.2 ~ 385.0万円(税込)
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ホンダ ステップワゴン について

車種の特徴

ホンダの「ステップワゴン」は、1996年の登場からファミリー向けのミニバンとして長い歴史のある車種です。実用性の高さからファミリー層を中心に根強い人気を誇り、家族に愛されるクルマを目指して進化し続ける、ホンダを代表するミニバンです。初代の販売開始以来、2008年に国内での累計販売台数が100万台を突破し、2010年にはミニバンの年間売上台数で1位に輝いた実績もあります。初代ステップワゴンは、エンジンと駆動輪が車両前方にあるFFレイアウトを採用し、他のミニバンとの違いを見せつけたモデルでした。FFレイアウトを採用したことで、低床化やシンプルで広い車内環境が実現し、小さい子供や高齢者でも乗り降りしやすい車になっています。2001年にはフルモデルチェンジにより、2代目が登場します。初代で好評だった機能やデザインなどの多くの特徴はそのままに、内装デザインが大幅に見直されました。多彩なシートアレンジが施され、対座モード・レストランモード・3列フルフラットモード・カーゴモードの4パターンをセレクト可能にしています。シートアレンジを進化させて、さまざまなシーンでも対応できる利便性を提供できるのが魅力です。また、新世代エンジンの「i-シリーズ」を搭載し、力強い走行と低燃費化を実現しています。2005年に2度目のフルモデルチェンジが行われ、3代目が登場します。初代、2代目と続いたシンプルな箱型ボディから方針が変わり、コンパクトに丸みを帯びたボディデザインが特徴です。従来モデルよりさらに低床、低重心となり、安定した走行と乗り心地を提供しています。その後、2009年に販売開始の4代目は、ボディを拡大し、床下格納シートも取り入れられ、使い勝手を考えられたデザインが特徴です。2015年から販売された5代目は、新機能として後ろのドアを横にも開ける「わくわくゲート」や3列目シートを床下に収納できる「マジックシート」を取り入れています。また、エンジンは時代の流れに合わせて小排気量の1.5Lと、燃費性能に優れたターボエンジンを採用しました。2017年には、ステップワゴンとしては初となるハイブリッド車を新しく設定しています。ハイブリッドが搭載されたのは人気シリーズの「SPADA(スパーダ)」で、ハイブリッドの仕様名は「スポーツハイブリッドi-MMD」です。このハイブリッドシステムは、EVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブの3つのモードを自動で使い分けて走行します。また、安全運転支援システムも搭載し、さらに安心安全快適な車へと進化しています。
※記載の文章は、2021年11月時点の情報です。

車名の由来

「ステップワゴン」には、あらゆるシーンをこのクルマでステップアップできたら、という願いが込められています。その想いとともに歴代のモデルにはキャッチコピーがつけられていて、それぞれ家族とクルマがテーマになっているようです。初代は「こどもといっしょにどこいこう。」、2代目は「こどもあそぶゆめつくる」、3代目は「HOP! STEP WGN」と、クルマと共に歩む人生が見え、わくわく夢が膨らむワードばかり。どの時代もクルマとステップアップしていきたいという願いがこめられています。

最新モデル情報

3列7人乗りのホンダの主力であるミニバン、ステップワゴンを2021年11月中旬までに生産中止し、早ければ2022年春にフルモデルチェンジした新モデルを発売する予定です。次期ステップワゴンでは、2Lのハイブリッド&1.5Lのターボ改良モデルのパワーユニットを、現行モデルに引き続き搭載します。ハイブリッドはこれまでFFレイアウトの車のみでしたが、次期ステップワゴンでは搭載の対象ではなかった4WD車もラインナップに加え、ハイブリッド車の販売構成比を80%台に引き上げる考えです。現行モデルの指定ボディカラーとオプションの組み合わせで、自分の好みのステップワゴンを手に入れたいなら、2021年11月あたりまでがチャンスです。

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