タフト(ダイハツ)のクルマ

総合評価
4.0
平均価格 159.3 万円(税込)
価格帯 90.0 ~ 228.8万円(税込)
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ダイハツ タフト について

車種の特徴

タフトは、ダイハツ工業株式会社から、1974年8月にジープタイプの四輪駆動車として発売されました。当初タフトは4人乗りのF10と、リヤオーバーハングを延長し6人乗りにしたF10Lの車両形式でした。F10の4人乗りは、全長約3320mm、全高約1860mm、80インチのホイールベースのコンパクトな車体に似合わず、太いアクセルと閉断面構造のラダーフレームを搭載していました。
ジープタイプの車として初めて装備された、車室内に取り付ける金属性のパイプフレーム(ロールバー)をボディ一体構造にしたことにより、3点式シートベルトを装備することが可能になりました。乗用車で義務化となっていたステアリングロック(ハンドルロック)が装備されていたことも特徴でした。幌ドアを外しても安全バーが頑丈な作りで「ドアと連動するデュアルサイドガードバー」とカタログに記載されています。当時のジープは布ベルトをフックにかけるだけ、ジムニーは細い1本の棒を差し込むだけのサイドガードバーだったのでタフトのガードバーはより安全とされていました。タフトは急な坂道もパワフルに駆け上がる登坂能力に優れ、制動距離が短く小回りもきくため、レジャー向けというよりはパトロールや狩猟時の移動手段などの用途を想定して開発されていたことがわかります。さまざまな進化を遂げ、ダイハツは2020年6月10日にDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーの略)に基づいたプラットフォームを採用した、新型タフトを発売しました。DNGAとは、未来のダイハツ、トヨタ社の軽自動車と小型車の基本的な性能をより高いレベルへと引き上げる取り組みです。エンジンは、ダイハツが開発した「D-CVT」を採用しました。信号待ちなどで一時停止しても発進・加速がしやすく上り坂での発進も出遅れずにスムーズに加速できます。
※記載の文章は、2022年11月時点の情報です。

車名の由来

初代タフトは「Tough&Almighty Four wheel Touring vehicle」の頭文字TAFTが、車名の由来となっています。新型タフトの車名は、初代タフトの車名の由来から変化し、コンセプトとする「Tough&Almighty Fun Tool」から頭文字TAFTをとってつけられました。

最新モデル情報

新型タフトは2020年6月に発売され、室内長2,050mm室内高1,270mmホイールベース2,460mm最低地上高190mmで、SUVらしい運転席からの高いアイポイントを活かして、人通りの多い街中でも運転しやすい前方視界を実現しています。15インチのタイヤを採用しながらも最小回転半径4.8mの小回り性能を実現し、初めて駐車する駐車場や狭い道なども運転しやすいです。タフトの解放感を生み出すのは、前席の頭上にある「スカイフィールトップ」。車内を開放的にしてくれるだけでなく、交差点で最前列に停止した場合も信号が見やすいという実用性もあります。頭上が窓になっていると暑さが気になりますが、赤外線と紫外線をカットして暑さを和らげるスーパーUV&IRカット機能付きです。開閉可能なシェードも付いているので常に快適ドライブを楽しめます。タフトには安全運転を支援してくれる機能も多く搭載されており、ダイハツの予防安全機能「スマートアシスト」は、車両に搭載されたステレオカメラで周囲の状況を認識、運転をサポートしてくれます。全車速追従機能付きACC(アクティブクルーズコントロール)搭載で、走行中先行車を検知し、設定した速度の範囲内で先行車との距離をキープしてくれるので長距離運転も安心です。車の駐車が苦手でも駐車をサポートしてくれる「スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)」も搭載で、カメラで駐車枠の白線を検知してモニターガイドと音声とともにハンドル操作をアシストします。運転手は画面と音声の案内に従って速度調整を行うだけで駐車が簡単に。また、タフトには汚れた荷物を置いた際も汚れにくいシートバック加工がされており、万が一汚れてしまっても汚れを拭き取りやすい素材がリヤシートバックボードとフレキシブルボードの表面に加工されています。
タフトには特別仕様車の「クロムベンチャー」「ダーククロムベンチャー」もあります。クロムベンチャーはボディデザインにメッキがアクセントになっており、ダーククロムアドベンチャーの外装はブラック色がポイントでより頑丈さを感じられるデザインです。さらに、パックオプションで「ラキッドパック」「スタイルパック」の2種類があり、自分好みのデザインの車に乗る機会を与えてくれます。