ロードスター(マツダ)の新車
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マツダ ロードスター について
車種の特徴
マツダのロードスターは、「だれもが、しあわせになる。」というコンセプトの元、1989年に誕生した、コンパクトサイズのオープン2シーター車です。誕生当時は、マツダブランドのひとつである「ユーノス」が販売されており、正式な車名は「ユーノス・ロードスター」でした。1998年に2代目にフルモデルチェンジして以降、「マツダ・ロードスター」となったのです。2005年に3代目、2014年に4代目である現行モデルが発表され、現在も人気を博しています。現行モデルのグレードは、「S」「S Leather Package」「S Leather Package White Selection」「S Special Package」「RS」の5タイプがラインナップ。また、福祉車両である「MAZDA ROADSTER 手動運転装置付車」もあります。ロードスターの特徴のひとつは、印象的なデザインです。オープンカーならではの洗練されたデザインと、そのデザインを際立たせるボディカラーが目を惹きます。特にボディカラーは、「匠塗 TAKUMINURI」と呼称される塗装技術で施されています。リアルな金属感を表現し、深みや艶が魅力的です。また、ロードスターの大原則として、エンジンがより低くより後ろに配置されています。低いポジションの着座位置や低重心化、前後の重要配分を50:50にするなど、ロードスターならではの走行を生み出す工夫が満載です。その走りは「人馬一体」を追求しており、エンジン性能や走行性能にも反映されています。エンジンは「SKYACTIV-G 1.5」を採用。後輪駆動のライトウェイトオープンスポーツ車に特化しているエンジンです。スチールで作られた鍛造クランクシャフトや、マニュアル車には軽量フライホールなどが装備されているのも特徴的。このエンジンにより、人馬一体の理想に近づけています。さらには、操縦の安定性にも配慮がなされています。「ダイナミックキャラクタリスティック」により、コーナーでのスムーズな走行をサポート。ターンインでは安定した減速、コーナリング中は自然な旋回で車を操り、ターンアウトでは思い通りの加速が可能です。その操縦性は、まるで車が手の内にあるような感覚です。ほかにも、車体重量の軽量化にも強いこだわりを持っており、アルミ材を組み込んだ最新技術も詰め込まれています。そして外せないポイントが、オープンカーならではの開放感です。ガラス製リアウインドー付ソフトトップは、座った状態でも簡単に開閉が可能です。また、風の流れを緻密に計算した造形、後方からの風を緩やかにするエアロボードなど、細部にまでこだわりぬいています。空力性能は、アンダーボディでも徹底しています。床下から空気を後方に勢いよく吹き上げるボディ構造、必要最小限のアンダーカバーで軽量化を図るなど、さまざまな工夫が満載です。また、クローズ時はソフトトップのバタつきを軽減する設計で、静かで落ち着きのある空間を楽しめます。心地の良い走りはもちろん、全車に先進安全技術も標準装備。衝突による被害を軽減させるブレーキ制御、ふらつきによる車線の逸脱を警告するシステム、駐車時に静止物を検知するセンサーといった機能で、安全運転をサポートしてくれます。デザイン性、開放感、走行性能の充実感が味わえる、唯一無二の車でしょう。
※記載の文章は、2021年11月時点の情報です。
車名の由来
ロードスターは、英語の「roadster」が由来の車名です。2人乗りのオープンカーや屋根のない幌馬車といった意味があります。まさにマツダのロードスターを彷彿とさせる車名になっています。
最新モデル情報
ロードスターは、2021年冬に新モデルが発表される予定です。新モデル発表に先だって、ロードスタークラブの有志が集う、「ロードスター軽井沢ミーティング」(2021年10月23日、24日開催)で新モデルの特別仕様車「990S」が公開されました。詳細な情報は未発表ですが、今後の動向に注目必至です。