プレオ(スバル)の青のクルマ

平均価格 22.4 万円(税込)
価格帯 15.0 ~ 29.8万円(税込)
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スバル プレオ について

車種の特徴

1998年10月、軽自動車が新規格に改定された際、スバルの「ヴィヴィオ」という車種の軽トールワゴン版として誕生したのが「プレオ」です。名作と呼ばれた「ヴィヴィオ」のプラットフォームを流用しつつ、ルーフを高くし、軽トールワゴンのようなフォルムに仕上げました。1999年度の「第8回RJCカー・オブ・ザ・イヤー」では、軽自動車部門で受賞。2010年にはフルモデルチェンジが行われ、約21年間販売された後、2018年に発売を終了しました。
プレオには、「プレオLS」「プレオRS」「プレオ・ニコット」「プレオ・ネスタ」の4種類のラインナップが用意されています。「プレオLS」は安定した走りと燃費の良さが特徴で、1番長く販売されたモデルです。外観デザインはシンプルかつ飽きのこないデザインであり、内装もシンプルでインパネ周りは必要最低限となっています。i-CVT仕様を採用していることから、インパネ回りの足元が広く、使いやすい室内空間を実現しました。シンプルな内装と広い車内空間によって、商用車としても活躍した車です。スポーツ仕様車である「プレオRS」は、「プレオLS」の外観にカラードスポイラーと14インチアルミホイールを追加し、エンジンは直4DOHCスーパーチャージャーを搭載しています。2001年のマイナーチェンジでエンジンや足回りを改良し、新たに専用設計した5速のマニュアル車は軽自動車ファンから支持されました。内装は専用のオーディオ、本革巻ステアリング、アルミ製スポーツペダルを採用するなど、最上級グレードとしての高級感があることが特徴です。スポーツ仕様車であるため、専用の5MTトランスミッションとCVTには7速スポーツシフトが採用されました。笑ったようなフロントフェイスが特徴の「プレオ・ニコット」は、スバルの名車である「スバル360」をモチーフに作られています。可愛らしいデザインが女性から支持され、とくにボディカラーのイエローは販売台数の多くを占めました。内装は、薄いブルーを基調とした爽やかな室内になっています。エンジンは、低圧過給圧のマイルドチャージエンジンを装備し、i-CVTを搭載、軽く踏み込むだけで力強い走りができることが魅力のひとつです。「プレオ・ネスタ」は、クロームメッキ仕様のフロントグリルや、丸型4灯ヘッドランプなどを採用しており、クラシカルなヨーロピアンテイストに仕上がっています。2車種展開されており、自然吸気エンジンの5MT車、もしくはマイルドチャージエンジンを搭載したi-CVT車「G」、スーパーチャージャーエンジン+スポーツシフトi-CVTを搭載した「RG」があります。「RG」はクラシカルな外観とは裏腹に、リッターカーをも超える動力性能を備えていました。内装は、インパネ周りは「プレオLS」同様にシンプルで使いやすいデザイン、シートはステッチが違うだけで「プレオ・ニコット」と同色を使用。「プレオ」のカタログ燃費は18km/Lであり、当時の軽トールワゴンでは、燃費のいい車でした。
※記載の文章は、2022年7月時点の情報です。

車名の由来

プレオ(PLEO)の由来は、「さらに豊かに、そして完全に」という意味のあるラテン語からの造語です。

最新モデル情報

2008年、スバルは軽自動車の独自生産から撤退してダイハツからのOEM供給車に切り替わりました。そのため2010年にフルモデルチェンジされた2代目プレオは、ダイハツ「ミラ」ベースのOEM供給車となります。「プレオ」という車名はついていますが、初代のような軽トールワゴンではなく、ベーシックな軽自動車にデザインが変更されました。2代目プレオには3つのラインナップがあり、標準モデルの「プレオ」、ターボエンジンを搭載したスポーティ版の「プレオカスタム」、商用登録のボンネットバンである「プレオバン」です。2013年には「プレオカスタム」、2018年には「プレオ」と「プレオバン」が発売終了となりました。後続モデルとして、ダイハツ「ミライース」のOEM供給車である「プレオプラス」が登場し、現在でも販売されています。