ラングラー(ジープ)の黄のクルマ
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ジープ ラングラー について
車種の特徴
「ラングラー」は、ジープのSUV車です。世界初のSUVブランドならではの、SUVの出発点とも言える野性的な外観で、FR(後輪駆動)をベースとした悪路走破性が高いのが特徴。フォルムは、1941年に誕生した初代ジープの血統を最も色濃く継承しています。初代ラングラーは1987年に誕生し、現在のモデルは4代目です。
ラングラーには大きく2種類のグレードがあり、2ドアの「スポーツ」、4ドアの「アンリミテッド」と分けられます。さらに、アンリミテッドは、「スポーツ」・「サハラ」・「ルビコン」の3つのグレードがあります。
ジープの魅力である走破性は、険しい路面を走破するため搭載された装備「ジープ4×4システム」によるもの。ジープの各モデルの個性に合わせて搭載され、自由な冒険心で走りを楽しめます。中でも、ルビコンに搭載の「ロックトラック」は、ジープの中でも最強の走破性を誇るシステムです。Jeep独自の規格である「Trail Rated ®」は、地球上で最も険しいとされるトレイルで過酷なオフロード性能試験を実施し、合格したモデルのみに与えられるバッジ。ラングラーには全てのグレードにこのバッジが輝いています。
車の動力源となるパワートレインは2種類。「3.6LペンタスターV型6気筒DOHCエンジン(以下、V6エンジン)」と「2.0L直列4気筒DOHCターボエンジン(以下、直列4気筒)」です。V6エンジンはハイパワーな走りを誇り、登場以来数多くの賞を獲得してきた定評の高いエンジン。改良を重ねられ、先代から23%の燃費削減に成功しています。直列4気筒は、V6に近いパワーを持ちながら、軽量化による低燃費と滑らかな走りが魅力のエンジンです。パワートレインはグレードごとに設定されていますが、サハラグレードでは両方から選択することができます。
また、ラングラーにはさまざまな先進テクノロジーを搭載しています。ナビゲーション・音声認識システム・エアコンディショナーなどの機能を直感的に操作する「Uconnect ®」は高速レスポンスが魅力です。新型のタッチパネルモニターは、スマートフォン同様のタッチやスワイプなどの操作が可能。安全性能面では、クルーズコントロールやリアバックアップカメラ、ブラインドスポットモニターなど、あらゆる事態に対応するためのシステムが標準装備されています。ボディは強固な高張力スチール製で、すべての乗員の安全に貢献できます。
ラングラーの車体の大きさは、全長4,320~4,870mm、全幅1,895mm、全高1,825~1,850mmと大型。車内はレザーインテリアで統一されたオシャレで上質な空間です。4ドアのアンリミテッドグレードには約2,000Lの広大な収納スペースがあり、長い冒険に出る時にも十分なアイテムを積載可能となっています。ボディカラーはブラックやブライトホワイト、グラナイトクリスタルメタリックなど7種類あり、グレードによって用意されているカラーが異なります。また、サージグリーンやスティンググレーといった特別限定車の販売もありました。
車名の由来
ジープという名前の由来は、かつてアメリカ軍の偵察車だった「ジェネラル・パーパス」を略称で「GP」と早口で呼んでいるうちに「Jeep」となったと言われていますが、諸説あるようです。「Wrangler(ラングラー)」は英語で、カウボーイという意味を持ちます。
最新モデル概要
2018年に発売された最新モデルのラングラーは、1987年の誕生から現在4代目です。11年ぶりにフルモデルチェンジしました。改良された「3.6LペンタスターV型6気筒 DOHCエンジン」に加えて、新開発の「2.0L直列4気筒ターボエンジン」が搭載されています。パワフルなエンジンの改良と共に走行性能も磨かれ、オフロードにはもちろん、オンロードでの滑らかな走行が実現されました。
さらに、安全をサポートするリアバックアップカメラやブラインドスポットモニター、前面衝突警報、クルーズコントロール(STOP機能付き)などが搭載され、ドライビングの快適性も高まっています。
※記載の文章は、2021年10月時点の情報です。