アドブルーポンプの故障の症状・原因・修理内容

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

アドブルーポンプの故障とは?

アドブルー(AdBlue®)はディーゼルエンジンの排出ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を化学反応により無害化する高品位尿素水で、エキゾーストパイプの途中で噴射されます。アドブルーを噴射するインジェクターや尿素水をためておくタンクは、アドブルーポンプと連携しています。アドブルーポンプに不具合があると、アドブルーの減りが早くなり、エンジン警告灯やアドブルー警告灯が点灯します。時にはエンジンがかからなくなることもあります。アドブルーユニットにトラブルが起きると、白煙が上がったり、マフラーが白くなったりします。

アドブルーポンプの故障の原因

アドブルーポンプ不具合の原因は、インジェクターやタンクなどアドブルーユニットのトラブルによるものです。アドブルーがタンクから漏れたり、尿素水を高い圧力で噴射するインジェクターにトラブルが発生したりすると、アドブルーポンプの圧力不足などが起きます。

アドブルーポンプの故障の修理内容と費用相場

アドブルーポンプの修理は、部品交換または本体一式の交換となります。アドブルーポンプの修理をするときは、コンピューター診断機でエラーを確認し、尿素水の圧力が正常ではない場合に部品交換となります。また、車によっては、アドブルータンクやポンプなどが一体となっているケースもあることから、本体一式の交換になることもあります。 (齊藤優太)

費用相場 Case1

エンジン修理の交換パーツが「アドブルーポンプ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に78,950円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:78,950 円

(68,140 円~137,080 円)

平均:71,570 円

(64,380 円~128,480 円)

交換パーツ アドブルーポンプ

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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