インプレッサWRX(スバル)のクルマ

総合評価
3.5
平均価格 216.6 万円(税込)
価格帯 80.0 ~ 425.0万円(税込)
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スバル インプレッサWRX について

車種の特徴

「インプレッサWRX」はスバル「インプレッサ」のラインナップの1つとして、1992年から2014年まで販売されました。インプレッサは2Lサイズセダンのレガシィより軽量なコンパクトセダンと位置づけられます。初代インプレッサWRXは1992年から2000年にかけて販売されたモデルです。インプレッサWRXは世界ラリー選手権(WRC)やニュルブルクリンク24時間耐久レースなど、世界トップクラスのラリー競技への参戦を目的とした高性能モデルです。インプレッサの中でも2L以上のターボのエンジンを搭載し、駆動方式4WDの最上級グレードがWRXと呼ばれます。インプレッサWRXをさらにチューンアップしたのがインプレッサWRX-STIです。
初代1992年11月~1994年9月生産モデル:2.0WRX 4WDの基本性能は、ドア数:4、全長×全幅×全高:4.34m×1.69m×1.41m、室内(全長×全幅×全高):1.82m×1.39m×1.17m、車両重量:1200kg、エンジン型式:EJ20水平方向4気筒DOHC、使用燃料:ハイオク、ミッション:5MT

第2世代のインプレッサWRXは2000年から2007年に発売されたモデル。エンジンは水平方向4気筒DOHCの2Lのみ。走りの性能にこだわり、専用のサスペンションやタイヤサイズがアップした結果、車幅は1.7mを超えて3ナンバーのみとなりました。
この世代のインプレッサWRXを語るうえで外せないポイントが各年代モデルのヘッドライトの違いです。2000年~2002年まで丸いヘッドライトの「丸目」、2002年~2005年までヘッドライトの形状が涙の粒のようにみえる「涙目」、そして2005年~2007年までシャープなヘッドライトが特徴の「鷹目」とフロントマスクに3種類の特徴があります。中古車市場において丸目、涙目、鷹目それぞれのモデルに根強いファンが存在します。現代のスポーツカーに比べ、インプレッサWRXの軽量なボディ、強力なターボエンジンと4WDによる、軽快で力強い走りが人気の秘密ではないでしょうか。
2代目2000年8月~2001年8月生産モデル:2.0 WRX NA 4WDの基本スペックは、ドア数:4、全長×全幅×全高:4.41m×1.73m×1.44m、室内(全長×全幅×全高):1.89m×1.38m×1.18m、車両重量:1290kg、使用燃料:ハイオク、ミッション:5MT。

第3世代のインプレッサWRX は2007年から2014年に発売されています。2007年当初は5ドアハッチバックタイプのみであり、2010年から4ドアセダンモデルが追加されました。従来のモデルより室内空間を拡充し、ゆとりある居住スペースを確保しています。エクステリアデザインは一新され5ドアパッケージを採用しました。ただし、鷹目のヘッドランプは健在。専用開発の2L水平対向エンジンや高機能サスペンションなどを採用し、走りの性能を高めています。
2009年発売モデルには、新たに「WRX STI A-Line」を追加。2.5L水平対向4気筒ターボエンジン、スポーツシフトE-5ATを組み合わせたモデルで、3種類のエンジンをチェンジできるSI-DRIVE、パドルシフト、VTD-AWDなどを採用しています。
最終モデルである2014年発売のセダンタイプWRX STIの基本スペックはドア数:4ドア、全長×全幅×全高:4580×1795×1470mm、室内長×室内幅×室内高:1985×1475×1200mm、車両重量:1490kg、エンジン型式:EJ20水平対向4気筒DOHC16、総排気量:1994cc、駆動方式:フルタイム4WD、使用燃料:無鉛プレミアムガソリン、ミッション:6 MT
※記載の文章は2022年7月時点の情報です。

車名の由来

インプレッサは「紋章」「金言」等の意味を持つ英語「Impresa」からの造語です。また、若さ・軽快さ・スポーティ等のイメージを付加したクルマとして、新しい時代に新鮮な印象「Impression」を与えるという意味も込められています。
WRXの車名は、「World Rally X」の頭文字に由来する。スバルが、ラリーという舞台で世界に挑むために開発した車だという決意をあらわしています。

最新モデル情報

2010年7月のマイナーチェンジを機に車名を「インプレッサ WRX STI」から「WRX STI」に変更となりました。2014年8月より現在はスバルWRXとして独立したブランド展開をしています。

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