ソリオ(スズキ)の紫のクルマ
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スズキ ソリオ について
車種の特徴
「ソリオ」は、スズキの軽自動車カテゴリーのベースとなる2004年発売のワゴンRから派生した小型乗用車です。先代のワゴンRソリオからソリオへと車名を変更して誕生しました。背の高さを売りとしたハイトワゴンとして市場を切り開いたワゴンR。ソリオはそのボディをさらに拡大することで、広い室内空間を実現しました。小型車と軽乗用車の間ほどのボディサイズであることから、最小回転半径4.8mと取り回し性能に優れており、日常生活での利便性や実用性の高さが強みでもあります。また、ソリオは立体的なフロントグリルと膨らみを持たせたボディサイドで安定感のあるフォルムが特徴的です。そして横長のヘッドライトを採用することで、高級感のある落ち着いたボディデザインとなっています。室内空間のインテリアは、ネイビーとホワイトをベースとした品のある洗練されたデザインで、世代や性別を問わず、誰もが馴染みやすいカラーリングです。運転席の光沢あるシートは、体格や好みに合わせて高さの調整ができ、後席の足元スペースやシートの角度も調整が可能です。さらに、荷物が収納しやすいように後席だけをフラットにしたり、4つのシートをすべてフルフラットにしたりと自由に空間アレンジができます。ソリオは、最大出力91PS、最大トルク12.0kgmの「1.2L・4気筒エンジン」を搭載しているため、力強い走りと優れた静粛性が魅力です。それでいて、燃費の良い走りをアシストする「マイルドハイブリッド」や、減速中にガソリンを節約してくれる「アイドリングストップシステム」などにより、低燃費も両立しています。安全面では、事故を未然に防止し、運転をサポートする「スズキ セーフティサポート」が標準装備されているグレードもあります。ソリオのグレードには、「G」「HYBRID MX」「HYBRID MZ」の3グレードが用意されており、180~200万円ほどの価格帯となっています。
※記載の文章は、2021年10月時点の情報です。
車名の由来
「SOLIO(ソリオ)」は、スペイン語の「玉座、王様」から名づけられました。ソリオは、コンパクトでありながらも、広くて使いやすい室内空間を持ち、上質な外観が魅力的な車種です。ソリオに乗ると、まるで「玉座」に座っているかのような、威厳や貫禄を感じられることでしょう。コンパクトハイトワゴン市場における先駆者として、ふさわしい車名と言えます。
最新モデル情報
誕生してから何度かモデルチェンジを行ってきたソリオは、2020年11月にフルモデルチェンジしました。先代と比較して変わった点として、まずボディが拡大したことで室内空間が広くなったことが挙げられます。ボディの拡大により開放感が増し、荷室長が伸びたことで荷物の収納力がアップしました。それでも全長を3,800mm以下に収めているため、コンパクトなサイズで優れた取り回し性はそのままとなっています。また、構造用接着剤を使用したことで接合を強化し、ボディ剛性の向上を実現しました。さらに、サスペンションが改良されたことで、乗り心地と走行安定性も向上させています。性能だけでなく、家族がドライブやショッピングを楽しめるよう、多彩なシートアレンジや余裕のあるカーゴスペースなど、室内空間にもこだわっています。フルモデルチェンジでいくつか改善点が挙げられますが、新型ソリオで着目したいのは安全性能です。夜間の歩行者を検知する「衝突被害軽減ブレーキ」や「ハイビームアシスト」が新たに採用されており、夜間の安全性向上につながる性能と言えます。昨今、コンパクトカー市場では競合との熾烈な価格競争が行われており、新型ソリオも例外ではありません。すこしでもコストを抑えたい考えから、前型ソリオと比べてフルモデルチェンジした新型ソリオは4~6万円ほど価格が安く設定されています。