シーマ(ニッサン)の中古車

総合評価
5.0
平均価格 184.2 万円(税込)
価格帯 84.9 ~ 343.1万円(税込)
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ニッサン シーマ について

車種の特徴

日産自動車が販売している高級セダンである「シーマ」。初代は、バブル期であった1988年1月に発売されています。当時、高級車として売り出されていた「グロリア」と「セドリック」の上位車種として登場した「シーマ」は、高級志向が高まっていた当時の需要にぴったりとマッチし、瞬く間に高い人気を誇る車種となりました。重厚感のある伸びやかなボディデザインと、安定感がありながら豪快な走りを可能にした走行性能がダイナミックな走りを求める人からの高い支持を集めています。交通手段としてだけでなく、運転やスピード感のある走りを楽しみたい人には特におすすめの車種といえるでしょう。
「シーマ」の圧倒的な迫力ある走りのヒミツは、搭載しているエンジンにあります。「シーマ」に備わっているV型6気筒DOHCターボエンジンは、スポーツカーにも多く使用されている動力性能の高いエンジンです。まるでサーキットを走る車のような感覚が味わえ、運転する楽しさを提供してくれます。
1991年に登場した2代目からは、初代で「グロリア・シーマ」と「セドリック・シーマ」という2つの名前に分かれていた車名を統一して「シーマ」となりました。また、ピラーレスドアからピラードドアに変わったという点も初代との大きな違いです。高い走行性能が実現しているだけでなく、後部座席の居住スペースも広げることで車内の快適性も向上しました。初代よりもホイールベースを長くして重厚感が増したフォルムは、さらにプレミアムな存在感を漂わせています。2代目「シーマ」では、初代にも使用されていたV型6気筒DOHCターボエンジンを備えているモデルに加え、新しく4.1L V型8気筒自然吸気エンジンを備えたモデルも登場しました。振動が少なく、静かな走りを実現したモデルであり、普段使いの車としても活用しやすくなっています。
1996年には、3代目の「シーマ」が発売されました。先代と比べると、少し立体的になったボディデザインからは、もともとあった伸びやかさに加えてスマートな印象が感じられます。よりスポーティーな印象のある「グランツーリングシリーズ」と、後部座席の快適性を極めた「リミテッドシリーズ」という2種類のモデルが存在。
2001年には、4代目「シーマ」が登場しました。ダイナミックかつモダンな雰囲気が漂うボディデザインが特徴です。シートには、質の高い高級モケットシートが採用されており、内装からも「シーマ」ならではのこだわりが感じられます。※記載の文章は、2022年9月時点の情報です。

車名の由来

「シーマ」の車名は、「CIMA」という綴りでも表記されます。「CIMA」は、スペイン語で「完成」や「頂上」を意味する言葉です。重厚なボディデザインと圧倒的な走行性能を兼ね備えたシーマならではの特徴を象徴する車名となっています。日産が生産していた高級セダンの中でも最上級のモデルである「シーマ」にぴったりな車名といえるでしょう。

最新モデル情報

1980年代後半から長きにわたって人気を博していた「シーマ」は、2010年に一旦生産を中止していました。2012年に5代目の販売を開始して復活していましたが、2022年夏には生産を終了しています。
5代目は、先代から受け継がれた「シーマ」の大きな特徴である圧倒的な走行性能を備えたうえで、環境にも配慮したハイブリッドシステムが採用されているモデルです。大型のフロントグリルと細部にまで施されたメッキ加飾は、「シーマ」の高級感をさらに際立たせています。また、長めに設計されたホイールベースにより、セダンでありながら広い後部座席を備えているところも「シーマ」ならではの特徴です。
確かな走行性能だけでなく、燃費効率も向上している5代目「シーマ」には、力強さと静かさを兼ね備えた3.5L V型6気筒エンジンが備えられています。日産ならではのハイブリッドシステムである「インテリジェント デュアルクラッチ コントロール」と合わせることで、高い動力性と燃費性能の良さを同時に実現することに成功しました。
初代から5代目まで長きにわたって生産された「シーマ」は、運転する楽しさをもち合わせながら、環境にも配慮したモデルへと進化を遂げています。