【日産のSUV】新型・新車&絶版モデル一覧｜2023年版

現在販売されている日産のSUVと、かつて販売されていた絶版SUVを一覧形式でまとめてお伝えします。

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【新型ミドルクラスSUV】エクストレイル（ミドルSUV）

2022年7月にフルモデルチェンジを受けて4代目になりました。エクストレイルはアウトドア派のSUVとして初代から高い人気を獲得しています。

排気量が変わる『VCターボ』の『e-POWER』を全車搭載し、4WDは四輪統合制御『e-4ORCE』を採用

パワーワードが並んだ見出しになりました。

4代目は全車、第2世代の『e-POWER』になりました。e-POWERは、エンジンは発電専用で、EVのようにモーターだけの駆動力で走るシリーズ式ハイブリッドです。

そのエンジンには、夢のエンジンともいわれた可変圧縮比エンジン『VCターボ』が初採用されました。可変圧縮比エンジンの解説を書くと1本の記事になってしまいますので、興味ある方は日産の公式HPでご確認ください。至極簡単にいうと、エンジンの出力を決める圧縮比を自在に可変させて走行状況に応じた最も効率が良くなるようするため、ピストンの動作範囲を可変させる、すなわち排気量がリアルタイムに変化する仕組みをもったエンジン、となります。

そんなすごいエンジンを、e-POWERの発電機として使ってしまうのはとてももったいないですが、走行状況に応じて最適な発電量を得るためには、VCターボはとても相性がいいと日産は胸を張っています。ちなみに、北米仕様にはVCターボを搭載した純ガソリン車が設定されています。日本市場にも導入してほしいという声はちらほら出ています（日産さん、ぜひお願いします！）。

実際の走りも、とてもすばらしいものです。e-4ORCEは、四輪をそれぞれ駆動力と制動力を個別にコントロールできるため、とてもハンドリングがよくなり、車体姿勢が安定し、乗り心地も良くなります。e-4ORCEは、畳の四隅を4人で持って運ぶような動きとなります。4人で運ぶ畳にはハンドルはありませんが、4人が呼吸を合わせて足並みを調整することで、角を曲がることができます。

新型4代目も3列シート7人乗りを設定。新車価格は319万円から

先代はガソリン車にのみ3列シート7人乗りが設定されていましたが、新型4代目はハイブリッド車の4WD『X e-4ORCE』グレードが3列シート7人乗り車となっています。

新車価格は、2WDが318万8,800円から、4WDが347万9,300〜499万9,000円。

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【新型】キックス（コンパクトSUV）

2020年6月に発売された（より厳密には日本上陸。2016年に南米市場で発売、以降アジアを中心に販売を展開）キックスが、2022年7月に初めてのマイナーチェンジを受けました。日本市場仕様では、e-POWERのみのラインナップです。

『AUTECH』

このマイナーチェンジでは、前述のエクストレイルや最新型のノートシリーズに搭載されている第2世代『e-POWER』が採用され、待望の4WDが追加されました。e-POWERの4WDの走行性能の高さは、ノートシリーズですでに認められており、同じパワートレインのキックスも同等の走行性能の高さを誇ることから注目が集まっています。

ツートンインテリアエディション

新車価格は、2WDが279万8,400〜301万8,400円、4WDが306万1,300〜328万1,300円となっています。

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【新車】アリア（EV・アッパーミドルSUV）

日産初のクロスオーバーSUVのEV。クーペスタイルの流麗なデザインで注目を集めています。バッテリー容量は、リーフ＋と同じ66kWhの『B6』と大容量91kWhの『B9』をラインナップ、それぞれ2WD（前輪駆動）と統合電子制御四輪駆動システム『e-4ORCE』を設定しています。e-4ORCEは、日産初搭載。

和のテイストを盛り込んだ内装で、とても質感高くまとめています。

【日産のSUV】価格・ボディサイズ・燃費比較一覧

※販売台数：自販連、全軽自協の2022年1〜12月、同一車種内に複数のボディサイズがある場合は小さいほうの数値。燃費はWLTCモードで、最も良いグレードと悪いグレードをそれぞれ掲載。

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【絶版】日産 キックス（2012-18年）

前述の新型キックスのスペルは『KICKS』、こちらは『KIX』です。どこかで見たスタイルと思われた方、正解です。このキックスは、三菱『パジェロミニ』のOEMでした。

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【絶版】日産 スカイライン クロスオーバー（2009-16年）

北米の日産高級ブランド、インフィニティが販売するEX35を逆輸入する格好で日本市場に導入されたのがスカイライン クロスオーバーでした。デビュー当時は目新しいクーペSUVでしたが、価格が高かっただけでなくリーマンショックや東日本大震災の影響もあり、販売は低迷。デビューが10年遅かったら売れていたのでは？

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【絶版】日産 デュアリス（2007-14年）

こちらは欧州仕様のキャシュカイ

欧州では『キャシュカイ』の名称で現在もエクストレイルの弟分として販売されています。デュアリスは日本市場では販売終了後、エクストレイルが後継車になりました。

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【絶版】日産 ムラーノ（2002〜15年）

初代ムラーノ

2002〜08年が初代、2008〜15年が2代目と日本市場では2世代にわたってムラーノは販売されました。初代は当時としては斬新でスタイリッシュなSUVとして人気を博し、クロスオーバーSUVの先駆けの1台となりました（当時は、クロスオーバーSUVということばがなかったような気がします）。北米・中国市場では、2014年から3代目が販売されていますが、日本市場には上陸していません。

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【絶版】日産 テラノ（1986〜2002年）

1986年に、ダットサントラックをベースに2ドアと4ドアのSUVに仕立ててデビューしました。当時はまだSUVということばがない頃で「RV」と呼ばれていました。ライバルは、トヨタ ハイラックス サーフ。テラノもサーフも大人気でした。2006年にフルモデルチェンジ、2002年に販売終了しますが、3代目はインドで販売、その後ロシアでも販売されますが、ウクライナ侵攻の件で日産はロシア市場から撤退しています。

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【絶版】日産 サファリ（1980-2002年）

2代目

3代目

1987〜97年に販売されていたサファリの2代目はご存じの方が多いことでしょう（年齢層高めですが）。そうです、西部警察の登場するあの特別軌道車両です。

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※この記事は、2023年3月時点での情報で執筆しています。