一般的に、車のローンを組んでいる方は月々いくら支払っているでしょうか。車のローンでは、元本とは別に金利手数料を支払う必要があります。元本+金利手数料としてローン支払額が算出され、それを消費者が毎月支払うという流れです。また、車種によって、新車を買うか中古車を買うかによって総支払額が異なるため、毎月の返済額も変わってきます。
そこで今回は、車のローンについて詳しく解説します。
車のローンを組む流れ
まず、車のローンを組む流れについて解説します。
自動車を購入する場合、新車・中古車ともに「一括支払い」「カーローン」「カーリース」などの方法がおもに選択肢としてあります。また、販売する側も顧客のニーズに合わせた購入方法を用意しているのが一般的です。
新車をメーカー系販売店で購入してローンを組む場合は、販売店が提携するローン会社に申し込みし、審査が通ればローン契約が可能となります。
頭金の有無と借入額を決定する
車のローンでは、まず全体の支払金の総額を決めます。
車両本体価格に希望するナビゲーションやドライブレコーダー、フロアマットなどのオプションに各種税金、登録諸費用を加えた金額が支払い総額となります。
登録諸費用としては、重量税、環境性能割(旧取得税)、自動車税(種別割)などの法定費用、自賠責保険料や任意保険料といった保険関連、また車庫証明費用、リサイクル料などの諸費用など多岐にわたるため詳細はよく確認しましょう。また、車両本体価格以外の部分については、特にオプションを付けすぎると総額が跳ねあがって予算オーバーとなるケースがあるため、あらかじめ注意しておくようにしましょう。支払総額が決まれば、担当者と話し合いを行って頭金がいくら用意できるかを検討します。当然ながら頭金を多く支払うことで、月々の支払額を安くしたり、支払期間を短縮したりすることができます。
なお、借入額とは支払総額から頭金を引いた金額です。仮に、支払総額が500万円だとして、頭金を300万円入れた場合には残金200万円のローン契約となります。この場合は200万円が借入額で、実際の支払いには借入額に金利手数料がプラスされます。
返済期間と月々の返済額を決定する
借入額が決定したら、返済期間と月々の返済額を決定します。
仮に、借入額が150万円、支払期間が5年だとすると、月々の支払金額はおおよそでで3万円弱となります。また、月々の支払いを抑えたい場合には支払いの期間を延ばすことで、手元資金に余裕を持たせることができます。。
返済の期間内に大きな出費が予想される場合、そのタイミングに考慮した計画を立てるようにしましょう。
仮審査、本契約
ローンの申し込み条件や金利が決定したら、見積り書を作成し仮審査を行います。仮審査には一定期間の有効期限があるため注意が必要です。 仮審査の後、必要書類を用意して本審査・本契約に進みます。
ローンの金利と返済総額
ローンには、銀行系・メーカー系金融会社・クレジット会社など様々な会社が提供しています。銀行のローンは資金を借り入れることが一般的で、メーカー系金融会社またはそのほかのクレジット会社が提供するものについては提携している販売店を通してローン契約を結びます。
この際に、金利手数料やメリット・デメリットを総合的に判断してどのローン会社を使用するか検討しましょう。中には、金利が固定されているローンや、金利が変動するローンもあります。そのため、契約を結ぶ前にそのローン商品の条件をあらかじめ確認することが重要です。
年利 | 期間 | 月々の支払額 | 返済総額 |
5.9% | 3年 | 45,500円(初回のみ47,900円) | 164万円 |
4年 | 35,100円(初回のみ37,950円) | 168万円 | |
5年 | 28,900円(初回のみ30,700円) | 173万円 |
参考:https://car-premium.net/contents/finance/auto_credit/
上記は、150万円のローンで車を購入する際のおおよその月々の支払額や返済総額についてまとめた表です。支払いの期間の3年と5年を比較するとわかるように、期間を延ばすことで月々の支払額を抑えることができます。
カープレミアで車を購入しよう
自動車ローンを組む際は、「カープレミア」がおすすめです。「カープレミア」では、お客様一人ひとりが自身に合った購入プランを決められるよう、様々な購入方法をご用意しています。複数の選べるローンに加えてカーリースも選ぶことができるため、お客様のライフスタイルに合わせたプランが見つかるでしょう。
ここでは、「カープレミア」が提供しているサービスをご紹介します。
自由返済型プラン
「自由返済型プラン」のメリットは月々の支払額をライフスタイルに合わせて自由に変動させられる点にあります。
契約時に選べる支払い方法としては初期の支払いを押さえて段階的に増額する「ステップアップ」、将来の支出に備えて段階的に減額していく「ステップダウン」の選択が可能です。契約後には短縮返済や延長返済といったプランを選択することもでき、お客様にあった支払い方法を選ぶことができます。
「自由返済型プラン」の場合、前提として以下のような条件があります。
①前半後半比率(通算):分割支払金合計に対し前半40%以上(後半60%未満)の返済
②月々最低支払額:月利相当額(当月利息額の1,000円未満を切り上げた額)
③ボーナス加算は原則、契約金額の50%まで
100万円の支払額で4年の契約とすると、前半の2年で40万円を支払い、残りの2年間で60万円支払うことになります。また、上記の①〜③の条件を満たしていれば支払額を自由に変えることができる点もこのプランの特徴です。
例えば、月々20,000円の返済をしており、臨時収入が入った場合などに10,000円多めに支払う「スポット返済」や、出費が多い月は金利相当額のみ払って、支払いをスキップすることも可能です。
カープレミアクラブリース
カーリースは借入契約のローンとは異なり、使用契約です。「カープレミアクラブリース」では、契約満了時に「返却」「購入」「再リース」のいずれかを選択することができます。気に入った車であれば再リースを選択することで継続使用も可能です。
また、ローン以外の費用も固定することができるため、通常であれば車検ごとにかかる税金・諸費用や毎年の固定費として必要な任意保険や自動車税(種別割)をリース料金にあらかじめ組み込むことができます。その結果として、急な出費を考慮する必要なく安心して車に乗り続けられます。
カープレミアクレジット
「カープレミアクレジット」では、本来であれば新車を購入する際にかかる費用を「カープレミア」がお客様の代わりに販売店へ支払います。その後、お客様が毎月のローンとして「カープレミア」に返済を行うという仕組みです。新車購入時にまとまった資金がない場合でも立て替えることが可能なため、安心して新車を購入することができます。
また、ローンの総支払額は契約時に決定します。月々の返済額が確定されるため、資金計画も立てやすくなります。
まとめ
今回は、車のローンについて詳しく解説してきました。新車購入時にはどうしてもまとまった資金が必要になりますが、月々の支払いを確定して購入ができるサービスを利用することで、購入へのハードルを下げることができます。「カープレミア」ではお客様に合わせた様々なサービスを展開しています。ローンだけでなく、カーリースなど幅広い選択肢をご提供し、最適なカーライフをサポートいたします。