白ナンバーの軽自動車のデメリットとは?税金やETC料金は高くなるのか

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軽自動車は黄色のナンバープレートを装着することが一般的なので、白ナンバーのように期間限定や地域限定で製造されたナンバープレートは人目を惹きます。今回は軽自動車の白ナンバーにデメリットはあるのか紹介していきます。

デメリットを確認する前の注意点、白ナンバーの軽自動車はもう手に入らない?

まず、軽自動車の白ナンバーが入手困難であることをご存じでしょうか。なぜ手に入れにくいのか、手に入れるにはどうしたらよいのかについて紹介します。

2021年に交付が終了している

軽自動車の白ナンバーは、期間限定で製造されていたものです。交付期間が定められており、例えば、2017年の『ラグビーワールドカップ』を記念して作られた白ナンバーは2021年9月30日に交付が終了しています。2022年5月現在、新たに白ナンバーを取得することはできませんが、2025年の大阪万博開催に向けて国土交通省が白ナンバー導入を検討しているのでまだ取得できるチャンスはありそうです。

しかし、中古車で条件を満たすものであれば今すぐ白ナンバーの取得ができる場合があります。その条件とはナンバーがすでに登録されていて、その軽自動車を管轄する運輸支局が変わらないという条件です。この条件を満たしていれば、購入後にナンバーの変更をしないで、そのまま乗ることができます。

ご当地のナンバープレートなら交付されている

期間限定で製造されていた白ナンバーは入手困難ですが、似た特徴を持つご当地ナンバーであれば現在も交付されているため、取得することができます。

ご当地ナンバープレートは2006年から導入された制度で、地域・観光振興の観点から認知されている全国の地名をナンバープレートに使用できるというものです。ご当地ナンバープレートの使用に際して、クルマを使用する本拠地のナンバーで取得することが義務付けられています。

白のナンバープレートにこだわる方に注意が必要なのは、軽自動車のご当地ナンバーは、白地に黄色の枠が施されており、完全な白ナンバーとはいえない点です。また以下に挙げるクルマは、ご当地の柄入りに変更することができません。

・字光式ナンバープレート
・事業用自動車
・レンタカー
・カナ文字部分がローマ字または小板が使用された駐留軍のクルマ

ナンバープレートを申し込んだ際、交付にかかる日数は通常の場合、入金が確認されてから10日間程度となっています。ただし土・日・祝日および年末年始を除いた日数です。申し込みは窓口はもちろんのこと、Webからでも可能です。

また、交付の申し込みとは別に寄付金を『公益財団法人 日本デザインナンバー財団』に支払うことでナンバープレートをカラーに変更することもできます。寄付金は、導入地域の交通改善や観光振興の取り組みに使用されます。

普通車と同様の白ナンバーとは異なりますが、ご当地ナンバーを使用することもひとつの方法です。

白ナンバーの軽自動車のデメリットとは

ここまで軽自動車の白ナンバーの取得方法について紹介してきましたが、通常は黄色ナンバーの軽自動車を、白ナンバーに変更することで被るデメリットはあるのでしょうか。詳しく見ていきます。

白ナンバーは字光式にできない

ヘッドライトをつけると同時にナンバープレートの数字や文字が光る構造のものが、「字光式ナンバープレート」です。一般的には「光るナンバープレート」などと呼ばれることもあります。1970年代に北海道で普通乗用車に初導入されて以来、全国的に広まっていきました。

軽自動車に導入されたのは2002年からとなっており、ユーザーの希望に応える形で実現しています。普通車では白のプレートに緑の文字が光る仕様となっていますが、軽自動車の白ナンバーの場合、数字が黒いため文字自体を光らせることが難しい構造です。

夜でも愛車が綺麗に見えるため、字光式を軽自動車の白ナンバーにも取り付けたいと思うかもしれませんが、字光式を取り付けることは許可されていないため、注意が必要です。

普通車と間違えられるケースがある

高速道路などの有人料金所を通過する際、白ナンバーゆえに普通車と間違えられてしまう可能性は否定できません。通常であれば、軽自動車の高速料金は普通自動車の2割引きとなっている場合が多いため、余計な出費とならないように軽自動車であることを説明するという手間がかかることも考えられます。

税金やETC・高速料金はどうなる?

最近の高速道路で普及率の高いETCを用いれば、普通乗用車の料金を請求されることはありません。また、白ナンバーだから、税金が高額になるといったようなこともないため安心です。こうしてみると、白ナンバーによるデメリットは少ないといえるでしょう。

強いて挙げるのであれば、ナンバープレートの交付に料金が発生するということです。期間限定の『東京オリンピック・パラリンピック』記念ナンバーでは7,000〜9,000円ほどかかりました。

ちなみに、ご当地ナンバーの場合は各都道府県によって料金に差はありますが、1,500〜1,700円程度となっています。

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まとめ

軽自動車にもある白ナンバーの取得は期間限定の製造のため、新規の購入は難しいでしょう。しかし、今後も国際的なイベントを行うう際には白ナンバーが復活する可能性が十分あります。白ナンバーには、大きなデメリットもないので、白ナンバーに憧れがある方は躊躇なく手に入れることをおすすめします。

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