ディーラーオプションの値引き術を伝授!

クルマを賢く買う クルマの購入ノウハウ

新車購入時の値引き交渉、少しでも安く買いたいものですよね。本記事では、ディーラーオプションからの値引きに着目した交渉術を伝授します。

「車両本体価格」+「メーカーオプション」+「ディーラーオプション」+「諸費用」の4階建て構造を頭に入れよう

新車を買うときの見積書は、次の4つに分類することができます。

車両本体価格

言わずもがな、文字どおりの車両本体の価格です。

メーカーオプション

メーカーがディーラーへ車両を出荷する前に、車両の製造工程で付けられるオプションのことをいいます。基本的にディーラーの整備工場では取り付けが困難なものがメーカーオプションになります。このため、メーカーオプションの後付けは原則できないと思って間違いありません。メーカーオプションは、複数のオプションが組み合わさったパッケージオプションとなっていることがよくあります。

ディーラーオプション

メーカーから車両が出荷され、ディーラーに到着してから付けられるオプションのことをいいます。ディーラーの整備工場で取り付けられる範囲のものとなりますので、車種専用 、取り付け作業の丁寧さなどのメリットはあるものの、用品自体はカー用品店で売られていて、取り付けてくれるものとそれほど大きな違いはありません。

ディーラーオプションについて詳しくはこちら

諸費用

税金やナンバー取得に必要な法定費用や手続き代行費用となります。細かいものでは、車庫証明取得代行費用もここに含まれます。

値引き交渉は2段階が基本

新車購入の値引き交渉は、まず、車両本体価格とメーカーオプションの合計から始め、これ以上値引きができないという見積金額に落ち着いてから、ディーラーオプションと諸費用の値引き交渉に進みましょう。

このほか、下取り金額をアップさせるという技もありますが、ここでは割愛します。

ディーラーオプションの値引き交渉術

ディーラーオプションには、同等品がカー用品店やホームセンターで売られているようなものも多くあります。メーカーオプションと異なり「これがないと困る」と納車後に後悔する部類のものは少ないという特徴があります。ただ、専用で作られたのがディーラーオプションですので、用品とクルマのマッチングはしっかりとしています。

ディーラーオプションは、メーカーオプションと比べて価格が安いものがたくさんあります。ディーラーオプションの中で最も高い部類に入るのは、カーナビやオーディオ、ディスプレイなどです。

欲しいディーラーオプションは予め決めておくが最後まで出さない

値引き交渉の第1段階で、ディーラーオプションをあれこれ乗せてしまったら、最後の切り札がなくなってしまいます。欲しいディーラーオプションは、あらかじめ決めておくが、交渉の第2階層すなわち最終段階までは、「ディーラーオプションはいらないよ」という顔をしておくのがひとつの技です。

ディーラーオプションの利益率は高い

ディーラーオプションは、ディーラーにとって利益率が高い、おいしい商品となっています。メーカーオプションは、メーカーの工場で取り付けられることもあり、利益幅は狭く、値引き幅も小さくなる傾向がありますが、ディーラーオプションは、社外品で代替がきかない純正品でも、ディーラーの利益幅は広くとられ、値引き幅も大きくなります。

車両本体価格とメーカーオプションの見積金額でディーラーの利益が確定している

「ディーラーオプションはいらないよ」という顔をしていれば、営業担当者から「フロアマットは付いていないので、どれにしましょうか?」などと聞いてくることがよくあります。営業の世界では「クロージング」とよばれる最終段階がここです。ディーラー側にしてみれば、車両本体価格とメーカーオプションで売上・利益が確定しているので、ディーラーオプションがまったくなくても問題ありません。営業担当は、心の中で成約の可能性が高まっていることで小躍りしている段階です。

ディーラーオプションで金額の大きいものは単品で1つずつ値引き交渉

カーナビやオーディオ、ディスプレイ類、アルミホイールなどはディーラーオプションの中でも金額が大きいものとなります。こういったものは、1つずつ値引き交渉するのが技となります。ただ、点数が多いと営業担当はめんどくさく感じ、塩対応をされる可能性がありますので注意してください。

例えば「この一番高いカーナビ、いらないと思っていたけど、やっぱり付けようかなぁ。ちょっとは安くなる?」といった感じです。ディーラー側は車両本体価格とメーカーオプションで利益が確定していますので、極端な話、原価で販売しても問題が発生しません。

細かいものはまとめて総額から値引き交渉

前述したとおり、いちいちディーラーオプション1品ごとに値引き交渉していては、営業担当は気疲れしてしまいます。細かいものはまとめて、総額から値引き交渉してください。点数が多くなければ「これ、全部サービスします!」と営業担当が言ってくれる可能性もなくはないでしょう。

最後のダメ押し。1品無料サービスを懇願して成約する

営業担当は、「契約します」の一言に弱いものです。「これ、サービスで付けてくれたら、今日、契約しますよ」と言ってみましょう。金額が大きいものだと厳しいですが、そうでなければたいてい「ちょっと上長に確認します」と言ってくれることでしょう。

値引き交渉術の基本「営業担当は売る相手を選ぶこともある」

一生のうち、新車を購入する機会はそう多くありません。新車購入の値引きのプロは、普通いません。しかし、営業担当は、毎日毎日クルマを売るプロです。営業担当は、客の言動から、冷やかしなのか、買いたいのかどうか、どう思っているのかを見抜く技を持っています。

また、営業担当も人間です。嫌な人にはクルマを売りたくありません。乱暴な値引き交渉をすると営業担当は「この人にクルマを売ると、納車した後にクレームつけられそう」と思って、値引き交渉を中断、「値引きしないと買わないよ、という方は買わなくて結構です」という主旨の決別を言い渡されてしまいます。

値引き交渉をするときは、高圧的にならず、低姿勢になって、営業担当とクルマに敬意を払い、時にはヨイショして持ち上げてみましょう。

営業担当から「あなたにはかないません!私の負けです!」と笑いながら値引きしてくれると、双方幸せになります。営業担当に気持ちよく売らせてあげるのも、値引き交渉術の基本です。

それでは、健闘を祈ります!

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※この記事は、2022年6月時点での情報を元に執筆しています。

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