カープレミアマガジン編集長宇野が人柱、いや車柱となる体当たり企画第2弾。前回は、スバル自社生産最後のサンバーバン(TV2型・2011年式)を北海道名寄の中古車ディーラーで購入、わざわざ名寄まで引き取り納車に行くクダリをお伝えしました。
納車時に一旦普通のナンバーを取得すると希望番号へ変更できない?
この購入時、希望番号図柄入りナンバープレートにして納車をと考えていたのですが、購入日から筆者の希望する納期が1週間ほどしかなく、手続きが納車に間に合わないため断念、普通の黄色いナンバープレートで希望番号と取らない、おまかせで進めました。
県外でクルマを買うと、ナンバープレート発行の手続きは、ディーラーと陸運局(登録車=いわゆる普通車)ないしは軽自動車検査協会(厳密にいうと違うんですけどね。後述します)と郵送でやり取りをするのですが、東京と北海道名寄は郵便到達日数が2〜3日かかることと、コロナ禍で役所は手続きに携わる人数が少なくなっており時間がかかる云々……図柄入りナンバープレートは、受注生産品なので申し込んで費用を支払ってから交付まで2週間ほどかかるのとのことでした。
ディーラーの担当者は、納車時は一旦普通のナンバーを取って、納車後に番号変更、同時に図柄入りナンバープレートに交換をすればいいとおっしゃっていただきましたが、念のため軽自動車検査協会のHPで確認をすると、
“希望ナンバープレートへは、新規検査、管轄変更を伴う名義変更及び住所変更、若しくは現在のナンバープレートが破損・汚損した場合等により番号変更(ナンバープレートの番号を変更)する場合に変更できます。” 出典:軽自動車検査協会公式HP「希望ナンバーに関する手続き」
と書かれていたので、自分が買うクルマの地域を管轄する、軽自動車検査協会練馬支部に電話をして確認をすると、問題ない、とのことでした。でもこれ、ひょっとすると地域差があって、新車でも中古車でもクルマを購入して一旦ナンバーを取得してしまうと、希望ナンバーへの変更ができないのかも知れません。読者の方でこのあたりご経験された方、いらっしゃいましたらご連絡いただけるとうれしいです。
なお、現在のナンバーのまま、図柄入りナンバーへの変更については、どこの地域でも問題なく変更可能です。
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最新の全国版図柄入りナンバーとは?
東京オリンピック2020開催を記念して、軽自動車でも登録車(いわゆる普通車)と同じ白ナンバーが販売され、ご当地ナンバーと呼ばれる陸運局管轄地域のシンボルなどを模した図柄入りナンバープレートも発売されて注目を集めました。
「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」は、2021年9月に申し込み受付を終了しましたが、後継の全国版図柄入りナンバープレートが2022年4月18日〜2027年4月30日の交付期間において販売されました。
こちらが最新の全国版図柄入りナンバープレートです。花があしらわれたデザインです。これは、全国47都道府県の花をモチーフとすることで、「日本全体で立ち上がろう」という思いが込められている、とのことです。筆者個人的には正直「ん〜」というデザインですが、農道のポルシェことスバル サンバーには、似合いそう。図柄はカラーと白黒の2種類あります。カラー版は1,000円以上の寄付金を払うと得られる特権で、寄付金なしだと白黒になります。寄付金は(公財)日本デザインナンバー財団が管理し、交通安全や環境保護、移動円滑化、環境保護などに使われるとのことです。
2022年度もご当地ナンバーは販売されていますが、全国すべてではありません。筆者のクルマは練馬ナンバーで販売されていません。図柄入りナンバープレートの選択肢は、全国版しかありません。
希望番号・図柄入りナンバープレート申し込み手続き……筆者が選んだ番号は?
希望番号・図柄入りナンバープレートはWebサイトから申し込みができます。国土交通省の図柄入りナンバープレートの特設ページの中に、申し込みボタンがあり、それをクリックすると「図柄ナンバー申込サービス」というタイトルで、いかにもお役所が作った感じの手堅い(?)申し込みフォームが出てきます。
この右側の「希望番号」の「申込」から画面の指示に従って入力を進めて(このとき、手元に車検証が必要)完了すると、入力したメールアドレスへ申し込み完了と支払金額、支払方法の案内メールが届きます。
支払方法は、銀行振込、郵便振替、現金書留、ペイジー(ATM振込・インターネット振込)のいずれかから申し込みフォーム入力時に指定します。筆者はペイジーのインターネット振込を選択しました。ペイジーは便利なんですけど、メイン銀行にしている住信SBIネット銀行で使えないのが不便。サブ銀行のみずほ銀行から支払いました。この支払いは寄付金も一緒です。
希望番号予約センターが入金を確認すると、「予約済証を受け取る際の二次元コード」へのアクセスができるURLがメールで送られてきます。これは、陸運局ないしは軽自動車検査協会に行ってナンバープレート変更手続きの受付をするときに使います。
筆者が選んだ希望番号は
「・911」にしました。9月11日生まれではありません。ポルシェ 911の番号にしました。自社生産最後のサンバーシリーズは、ポルシェ 911と同じRR(リアエンジン・リアドライブ=後輪駆動)で、四輪独立懸架という構造を持ち、特に悪路での走破性の高さから、ファンからは「農道のポルシェ」と呼ばれています。
なお「・・・1」などの人気が集まる番号は抽選制となっています。申し込み時、希望する番号が当選しなかったら、番号を変えて当選するまで手続きを繰り返さないといけません。
軽自動車検査協会でナンバープレート交換手続き
入金してから約2週間後が、ナンバープレート交換可能な日となります。ここから先は画像で解説(動画撮影ができず、スマホのみの撮影となったため)します。
以上、希望番号・図柄入りナンバープレートを普通のナンバープレートから交換する手続きのすべてでした。いやしかし、なんで組織が3つもあるのか、もっと簡素化できるんじゃないかと思いましたね。軽自動車税とナンバーを管理する組織が違い、またナンバープレートを製作する組織も違うから3つもあるんでしょうね。
農道のポルシェには、花柄のナンバープレートがお似合いです。
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今回の散財記録
図柄入りナンバープレート(寄付金含む) | ¥9,100 |
これまでの散財合計(車両価格含む) | ¥714,054 |
これまでの散財合計(車両価格含めず) | ¥214,054 |
(文・撮影:宇野 智)
※この記事は、2022年9月時点での情報を元に執筆しています。