「トヨタ カローラ」が売れている理由とは?50年以上販売される国民車は豊富なモデルラインナップに

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「トヨタ カローラ」が売れている理由とは?50年以上販売される国民車は豊富なモデルラインナップに
1966年に誕生したトヨタ カローラ。現行モデルは12代目となります。日本のモータリゼーションの発展を支えた国民車は、令和時代になっても高い人気を誇り続けています。しかし、なぜ今もカローラは人気なのでしょうか?その理由に迫ります。

カローラシリーズ全体で販売台数ランキング第3位

2021年1〜11月の登録車販売台数累計

車名 累計販売台数
ヤリス 193,360
ルーミー 124,937
カローラ 97,020

2021年1〜11月の登録車販売台数累計の第1位は、トヨタ ヤリス、2位のルーミーについで3位がカローラとなりました。トヨタの販売力の強さを改めて確認する結果となりました。なお、ヤリスは、コンパクトカーの「ヤリス」とコンパクトSUVの「ヤリスクロス」、スポーツモデルの「GR ヤリス」の合計値となっています。また、カローラも、全6モデルの合計値となっています。

2019年9月17日、カローラは12代目にフルモデルチェンジしました。12代目カローラは、セダンとステーションワゴンの「ツーリング」、5ドア・ハッチバックの「スポーツ」の3タイプをラインナップ。11代目カローラのセダン「アクシオ」はサブネームがなくなり「カローラ」のみの車名に、同ステーションワゴンの「フィールダー」は「ツーリング」に車名変更となり、12代目カローラ スポーツは、オーリスからのフルモデルチェンジとなりました。

12代目カローラは、3ナンバーボディと大型化(実際の寸法はそこまで大きくなってはいないが)したこともあり、法人需要に対応するため、11代目カローラ アクシオとカローラ フィールダーをグレードを整理した上で併売することになりました。

さらに、2021年9月14日に、カローラシリーズ史上初となるSUV「カローラ クロス」がデビューし、シリーズ全体で6モデルとなりました。

国産車最多のモデル構成

全6モデルとなったカローラは、国産車の中ではシリーズ最多のモデル構成となりました。

販売台数だけに着目した場合、1車種に複数モデルがあるのは当然ながら有利になります。ずるい、という声が聞こえてきますが、日産ではノートシリーズで、スズキでは、ワゴンRで同様のことをしています。今後も、1つの車種に複数モデルをラインナップするという手法は増えていく可能性があります。現在のクルマ開発は、進化したプラットフォームを複数モデルに使用する方式が主流となってきていることと、人気があり消費者になじみのある車名を使いまわししたほうが、宣伝効果も高くなるといった背景があります。

数字のカラクリで販売台数を稼ぐ、というと人聞きが悪いですが、多様化するニーズと個性に対応したラインナップを展開する、というのは消費者の選択肢が増えるメリットになります。

カローラシリーズ全6モデルの価格とパワートレイン構成

カローラ(12代目セダン)

車両価格:193万6000〜303万3,000円

パワートレインは、1.8Lガソリン+モーターのハイブリッド、1.8Lガソリン、1.2Lターボガソリンの3タイプをラインナップ。このうち、1.2Lターボガソリン車は6速MTを組み合わせるスポーティーなモデルです。ハイブリッド車には後輪モーター駆動の4WD「E-Four」もラインナップしています。

カローラ ツーリング

車両価格:201万3,000〜308万2,500円

パワートレインは、カローラセダンと全く同じです。グレード構成も同じです。

カローラ スポーツ

車両価格:216万9,000〜284万1,000円

カローラシリーズのスポーティーモデルの位置づけで、先代は欧州市場モデルとして開発された、オーリスという違いもあります。こういった背景からか、パワートレインラインナップも異なり、ハイブリッド車は2WDのみとなり、1.8Lガソリンは設定されず、1.2LターボガソリンにCVTと6速MTが設定されます。グレード構成も、1.2Lターボガソリンに豊富な選択肢を与えています。

カローラ クロス

車両価格:199万9,000〜319万9,000円

カローラ、カローラ ツーリングに搭載されるハイブリッドと1.8Lガソリンの2種類のみ、4WDはハイブリッド「E-Four」のみに設定されます。

カローラ アクシオ

車両価格:155万7,600〜213万4,000円

パワートレインは、1.5Lガソリン+モーターのハイブリッドと、1.5Lガソリンの2種類、4WDはガソリン車のみに設定されます。また、ガソリン車には6速MTが設定され、全部で4とおりのパワートレインとなります。グレードは分けられず、パワートレイン別の設定のみというシンプルな構成です。

カローラ フィールダー

車両価格:170万9,400〜229万2,400円

パワートレイン、グレード構成は、カローラ アクシオと同じです。

2021年1〜11月のカローラシリーズ販売台数

車名 販売台数
ツーリング 35,880
フィールダー 14,260
無印(セダン) 13,580
スポーツ 12,340
クロス 11,490
アクシオ 9,470
合計 97,020

2021年1〜11月のカローラシリーズの販売台数の内訳を見てみると、意外にも併売中の先代フィールダーが健闘していました。ツーリングが最も売れていますが、全体的に分散してシリーズ全体が売れているという状況です。

安定の「カローラ」ブランドは健在、若返りにも成功か?

トヨタの販売ディーラーから聞いた話では、11代目カローラの購入年齢層は50代以上ばかりで、60代が最も多い印象だったが、12代目カローラは、20代、30代のファミリー層からの注文が多くなったとのことでした。

たしかに、12代目にフルモデルチェンジして、どのモデルもかっこいいと言えるスタイリッシュなデザインになり、若い世代の選択肢にカローラが入ってきたのでしょう。

いっぽう、11代目フィールダーとアクシオの販売構成比が約25%を占めており、一定の法人需要をしっかりと取り込み続けている様子です。

2021年11月15日、トヨタはカローラシリーズがグローバル累計販売台数5,000万台を達成して、特別仕様車を発売しています。カローラは、日本のみならず世界中で愛され続けたことを示す金字塔を打ち立てています。

50年以上におよぶ「カローラ」ブランドは、やはり信頼感があります。世代交代を繰り返しても廃れない信頼が、安定した人気、販売台数を底支えしていると言えるでしょう。

カローラクロスがどこまで販売台数を押し上げるか?

半導体不足が新車生産に大きな打撃を与えるさなかの2021年9月14日に、カローラシリーズ史上初となるSUV「カローラ クロス」が発売されました。すでに北米で発売されていたモデルで、日本市場導入がうわさされており、発売時は大きな反響を呼びました。

今や最も人気が高いボディタイプとなったSUVを、満を持してカローラクロスに投入、ユーザーの選択肢が増えたにとどまらず、同価格帯となるC-HRからの乗り換えユーザーや、C-HRより室内空間の広さを求めるユーザーなどを獲得していくだろうと推測しています。

トヨタディーラー統合、全車種取り扱いの効果も

2019年5月から東京地区ではじまり、全国展開を2020年5月から開始された、4系統あったトヨタの販売ディーラー統合により、全店全車種取り扱いが可能となりました。異なる系列が隣同士にあることも珍しくないトヨタのディーラー網が、どうなっていくのかに、一抹の不安を覚えた方は少なくないでしょう。

しかし、結果としては成功といえる状況です。もともと車種ラインナップ数が多いトヨタは、今や「クルマのデパート状態」。さらに人気のSUVを続々と投入、クラスとクラスの間を埋めていくような新型車投入戦略とあいまって、トヨタ車全体の販売台数を押し上げています。

カローラシリーズの好調なセールスも、トヨタディーラー統合の好影響を受けているといえます。

注目は、カローラクロスがどこまで伸びるかですね。

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