「ガソリン代は月にどのくらいかかるの？」「ガソリン代を節約する方法が知りたい」このような疑問をもっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、月々のガソリン代を具体例も踏まえて紹介します。燃費が良いクルマに乗り換えた場合には、どれくらい節約できるのかについても詳しく解説します。ガソリン代を節約したいと考えている方は参考にしてみてください。
ガソリン代が月に20,000円近くかかっているケースも
近年の原油価格の高騰により、以前よりもガソリン代は高くなっています。
以前まではレギュラーガソリン1Lあたりおよそ120円前後でしたが、ここ最近は170円前後まで上がってきています。（2022年3月17日現在）
クルマの使用頻度や燃費によっては、月に20,000円以上もガソリン代がかかっているケースがあります。毎日の通勤や外出で頻繁にクルマを利用している場合には、月の走行距離が1,000km以上となっているかもしれません。
一方で、休日にしかクルマに乗らない場合は、月の走行距離は300km以下になることもあります。いずれにしても家計を圧迫する金額であることには変わりありません。ですので、できるだけ燃費のいいクルマを選びましょう。
例えば、走行距離が月1,000km・レギュラーガソリンを170円/Lとして、実際にかかるガソリン代を計算してみましょう。
| 車種名（ガソリン車） | 燃費 | ガソリン代（月額） |
|---|---|---|
| トヨタ ヤリス（Z 1.5L･6MT･2WD） | 19.6 km/L | 8,673円 |
| トヨタ ノア（X 1.8L・DS‐CVT・2WD） | 15.1 km/L | 11,258円 |
※紹介している燃費はWLTCモード
トヨタ ヤリスのようなコンパクトカーはガソリン代が抑えられる一方で、トヨタ ノアのようなミニバンの場合は、車体が大きい分ガソリン代が高くなります。
月々のガソリン代が抑えられる！燃費が良いクルマを利用するメリット
燃費の良いクルマを利用するメリットは、ガソリン代が抑えられるため維持費の節約になる点です。ここではトヨタのヤリスとノアのハイブリッド車を比較しています。
| 車種名（ハイブリッド車） | 燃費 | ガソリン代（月額） |
|---|---|---|
| トヨタ ヤリスHYBRID（Z 1.5L･CVT･2WD） | 35.4 km/L | 4,802円 |
| トヨタ ノアHYBRID（X 1.8L・CVT・2WD） | 23.4 km/L | 7,264円 |
※紹介している燃費はいずれもWLTCモード
先ほど紹介した、ガソリン車と比較すると、ハイブリッド車の方がガソリン代を大幅に抑えられていることがわかります。
トヨタ ヤリスのガソリン車とハイブリッド車を比較するとハイブリッド車の方がおよそ1.8倍も燃費性能が優れていることがわかります。また、トヨタ ノアでもハイブリッド車の方が1.5培も燃費性能が優れています。
燃費が違うだけで年間のガソリン代を、トヨタ ヤリスHYBRIDの場合46,452円、トヨタ ノアHYBRIDの場合47,928円も節約でき、維持費を削減することができます。
ハイブリッド車の車両本体価格は、ガソリン車と比べると30～40万円高いことが多いです。しかし、ガソリン代を年間でこれだけ節約することができるため、長期的に見るとお得といえます。クルマを購入する際には、想定される年間走行距離から算出されるガソリン代と車両代との価格差、またリセールバリューも含めて検討すると良いでしょう。
月々のガソリン代を浮かせる方法
ここまでハイブリッド車とガソリン車を例にしてガソリン代の比較を行ってきました。しかし、現状使用しているクルマでガソリン代を浮かせる方法を知りたいと感じている方もいるのではないでしょうか。ここでは、日常的に心がけることで月々のガソリン代を少しでも安く済ませる方法を2つ紹介します。
燃費が悪くなる状態にしない
ガソリン代を安くする方法の1つ目は、燃費が悪くならないようにすることです。例えば、タイヤの空気圧が低い・エンジンオイルが汚れているといった状態だと燃費が悪くなり、ガソリン代が高くなる原因となってしまいます。特にタイヤの空気圧は低下すると燃費に大きく影響しますので、こまめなチェックをおすすめします。
ガソリン代を少しでも安くするためには、日々のメンテナンスで燃費が悪くならないように注意しましょう。
急発進などクルマの負荷となる運転を避ける
ガソリン代を安くする2つ目の方法は、クルマに負荷がかかるような運転を避けることです。例えば、急発進や急停止を繰り返すことがガソリンの消費が多くなったり燃費が悪くなったりする原因となります。アクセルもブレーキもガバッと踏むのではなく優しく踏み込むのが燃費にも同乗者にも優しい運転です。もちろん周囲の状況に即した運転が第一ですが。
ほかにも荷物を乗せすぎない・エアコンの温度設定を調整するといったガソリン代の節約方法がありますが、これらを常に意識して運転するのはとても大変です。そのため、燃費が良いクルマに乗り換えてしまえば、節約を意識しなくてもガソリン代を安く済ますことができます。
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燃費が良いクルマは車体価格が高いというイメージがあるかもしれませんが、カープレミアの残価据置プランを利用すれば支払額を抑えて良いクルマに乗ることが可能です。
まとめ
ガソリン代を少しでも抑えるためには、急発進・急停止を避ける・タイヤの空気圧など日々のメンテナンスをしておくなど、燃費が悪くならないように意識して運転する必要があります。
しかし、常にこれらのことを意識して運転するのは大変なため、ガソリン代を抑えるおすすめの方法のひとつとして燃費の良いクルマに乗り換える手段があります。
燃費が良いクルマは車体価格が高くなるイメージですが、「残価据置プラン」を利用すれば、支払額を抑えることができます。検索機能も充実している「カープレミア」でクルマの購入・乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
