新車購入の流れは予算の決定から始まり、車種の選定、必要書類の準備、支払いの手続きという順番で行います。支払いでは、一括購入をする方もいますが、税金や初期費用で予算を超えてしまうことがあるため、余裕を持つためにローンを組むという手段もあります。
新車を購入する前にどのタイミングで何をするのかという流れを知っておくとスケジュールを立てやすいでしょう。適切な予算で計画を立てて購入するために必要なポイントを紹介していきます。
新車購入の予算を決め、車種を選ぶ
どの車種にするか悩むことも新車購入の楽しみのひとつです。しかし事前に予算を決めていないと、支払う段階になって費用が不足していることに気づくなど、焦る原因となってしまいます。購入の際には以下で紹介する流れを参考に、ひとつずつ決定していくと良いでしょう。新車の購入店舗を決めるときにも、注意しなければならない点があるため、購入するまでの流れについて、順を追って説明していきます。
予算を決める
まず購入可能な車種の価格を把握しましょう。年収を考慮して、家計に支障のない金額を設定することが重要となります。新車の購入にかかるおもな費用の項目は以下のとおりです。
車両代金 | 普通車150〜300万円・軽自動車100〜200万円 |
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法定費用 | 自動車税(種別割)・環境性能割・重量税・自賠責保険料・リサイクル料金など |
諸費用 | 車庫証明・検査登録費用・希望ナンバープレート代など |
それぞれ詳しく解説していきます。
車両代金
車両代金は選択する車種によって大きく変動しますが、一般的には表のような金額となります。そのほか、ドライブレコーダーやバックモニター、カーナビゲーションなどのオプション追加で価格が変わります。
法定費用
法定費用とは法律で義務付けられた費用のことで、車種の排気量や重量によって金額が異なります。考慮しておかないと、想定以上に費用がかかることもあるため注意しましょう。
諸費用
諸費用のおもな項目にはクルマの購入手続きにおいて必要となる手数料などがあります。新車の購入後も車検代や任意保険料、オイル交換などのメンテナンス費用、ガソリン代などがかかるため、余裕のある資金を用意するかローンを組むことを前提に計画しましょう。
車種を決める
新車購入の流れにおける2つ目のステップは車種の決定です。使用目的、普段の乗車人数、荷物の積載などライフスタイルに沿って考えると、ボディタイプが決めやすいです。子育て世代や荷物の出し入れが多いなどファミリー向けならスライドドアが搭載されたミニバンが、アウトドアの趣味があったり最近の流行に合わせて購入するならSUVがおすすめです。
ドライブが好きで走行中の風や走行音を感じたい場合はオープンカーなどが良いでしょう。また、税金や費用を抑えたいのであれば、コンパクトカーか軽自動車が魅力的です。ほかにもセダン、クーペ、ワンボックスなどクルマには多くのボディタイプがあります。目的や予算に合わせて車種を選んでいきましょう。
購入店舗を決める
新車の購入先はメーカー系列の販売店だけではありません。独自の支払方法やオプションをそろえた新車販売店や、数多くのメーカーを取り扱っている店舗などもあります。メーカー系列の販売店とそのほかの自動車販売店の違いを解説します。
メーカー系列の販売店におけるメリットとデメリット
カーディーラーとも呼ばれるメーカー系列の販売店とは、自動車メーカーと特約を結んでいる店舗を指します。メーカーから直接指導を受けていたり、正規オプションや純正部品がそろうメリットがあります。そのほかにも品質に信頼がおけたり、全国でサービスが受けられたりするという安心感があることも魅力です。
また、人気の車種をショールームで見て、試乗できることも大きな特徴のひとつです。
対して、カーディーラーのデメリットはメンテナンスに使用する部品がほとんど純正品で、整備・修理費用が高額となることがある点です。加えて、商談では値引きの上限額が決められており、大幅な値引きは期待できない可能性があります。
そのほかの自動車販売店のメリットとデメリット
自動車販売店は複数のカーディーラーからクルマを仕入れて販売を行うため、お客様は一度に多くの自動車メーカーから探すことができます。自動車販売店にはネット専門の新車販売店、カー用品店の新車販売所、新車も扱う中古車販売店などがあります。
カーディーラーのように横並びの値引き上限がなく、新車を安く購入できる場合があります。また購入後のメンテナンスも、純正部品以外に中古部品を選択し、維持費を抑えることも可能です。
デメリットとしては、カーディーラーのように専門の整備工場を持っていない自動車販売店では、自社で修理やメンテナンスができず外注に回す場合があることです。アフターサービスに不安がある場合は、専門の整備工場を持っている販売店を探すことが重要です。
見積りを取る
車種と購入場所が決定したら、見積りを取ります。記載内容の中で注意すべき点を詳しく見ていきましょう。
支払総額
最初に総額が予算以内であることを確認します。仮に予算を超えた場合でも、ローンやリースなど月々の支払いに切り替えることで対応できるかもしれません。
仮に予算をオーバーしたとしても、その超過分だけをローンで支払う手段もあります。例えば予算から50万円超過した場合、それを4年で支払えば、単純計算で、月約1万円程度の支払いで済みます。このように多彩な支払方法を活用して新車購入を検討してみましょう。
オプション費用
オプション費用についても考える必要があります。新車のオプションは基本的に2種類です。車両の製造と同時に取り付けるメーカーオプションは契約後の変更はできないため、十分な確認が必要です。一方でディーラーオプションは、納車前にカーディーラーで取り付けるものを指し、後々の変更が可能です。
そのほか「税金」「保険料」「諸費用」などの項目もあります。また値引きについては詳細が曖昧な場合も多いため、疑問点は販売店に確認しておきましょう。
契約、購入を完了し、納車する
ここまで新車購入の流れを確認してきましたが、最後のステップとして契約や納車の確認があります。一般的な支払方法は現金一括払いや、ローンなどです。また、月額料金で新車を利用できるカーリースという方法もおすすめです。購入方法が決定すれば、本契約が完了となり納車を待つだけです。
新車購入に必要な準備
契約の際には、準備すべきものがいくつかあります。どのような準備をしておけば良いかをご紹介します。
新車の保管場所を確保しておく
まずは駐車スペースを確保して、車庫証明を取ることが必要です。車庫証明はクルマを保管する駐車スペースのことで、警察署に申請する必要があります。
必要な書類を用意しておく
そのほかに必要な書類は以下の5つです。
(1)運転免許証
(2)実印
(3)印鑑証明
(4)車庫証明書
(5)委任状
なお、普通自動車の購入の際には実印が必要ですが、軽自動車であれば認印と住民票で契約することができます。印鑑証明に関しては役所への申請と印鑑登録の双方が必要となり、車庫証明書は警察署への申請後に取りに行きましょう。最後に委任状ですが、書類は店舗側が用意してくれるため、契約の際の署名と押印だけで問題ありません。
最適な方法で新車を買うならカープレミアへ
新車購入の流れを把握できたら、いよいよ具体的に探していきましょう。車種探しや購入プランの決定がスムーズにできるのは「カープレミア」です。クルマに関する総合的なサービスをご用意しているため、豊富なメーカーと豊富な購入プランから選ぶことができます。さらに「カープレミアクレジット」なら賢く買って、購入後も安心です。ここでは、サービスの魅力を解説します。
効率よく購入できる
基本的にカーディーラーは単一のメーカーしか取り扱っていませんが、カープレミアの加盟店であれば複数のメーカーを取り扱っているため、比較検討がスムーズに進みます。いくつも店舗を見て回る手間がなく、必要であればネットサービスの「カープレミア クルマ検索」を活用して、クルマを探すことも可能です。また、アフターサービスも充実しており、全国に整備ネットワークが整っていることもメリットのひとつといえるでしょう。
最適な購入方法が見つかる
カープレミアは購入方法も多様です。豊富な購入プランの中から自分に合った購入方法を選択できます。今回は「自由返済型プラン」と「カープレミアクラブリース」に焦点を当ててご紹介します。
自由返済型プラン
「カープレミア」の「自由返済型プラン」は、お財布事情に合わせて支払額を変更できる点が特徴です。通常のローンでは毎月一定額を支払う必要があり、「今月は出費が多い」「来月に友人の結婚式があるから、支出を減らしておきたい」といった様々な希望に応えることは難しいです。しかし、「自由返済型プラン」であれば、月々の状況に合わせて、金額や支払回数を調整することができます。後々の家計のことを考えると自由に調整できることは大きな魅力といえます。
カープレミアクラブリース
ローン同様に月額での支払いを検討しているなら、「カープレミアクラブリース」もおすすめです。月額料金の中に税金や保険、メンテナンスがセットで付いてくるため、急な出費を心配する必要がありません。契約期間もお客様のご都合に合わせて設定することができます。
このようにライフスタイルに合わせて豊富な購入方法から選択することができるのが「カープレミア」のサービスの特徴です。
豊富な選択肢の中から検討できる
「カープレミア」の加盟店では新車のほか、中古車も取り揃えています。予算を考慮して支出を抑えたいと考えている場合は中古車も選択肢のひとつになるのではないでしょうか。「カープレミア」では中古車専用の故障保証をご用意しており、万が一のときも安心です。
まとめ
新車購入の流れを知ることは、スムーズな購入への近道です。ローンやカーリースも検討しつつ、予算に合わせて計画を立てましょう。「カープレミア」なら豊富な選択肢から自分に合った返済方法を選択できます。新車を購入する際に活用してみてはいかがでしょうか。