タイヤの空気圧点検はどこでする?適正な空気圧についても紹介!

クルマの故障・修理・整備

タイヤの空気圧点検は安全に走行を行うために重要です。空気圧は、高すぎても、低すぎても故障やトラブルにつながる可能性があります。安全な走行のために適切な空気圧管理を行いましょう。

「タイヤの空気圧はどこでチェックすればいいのか」「タイヤの点検はどこで行えばいいのか」という疑問を持っている方は多いのではないしょうか。

そこで今回は、タイヤの空気圧を点検できる場所をご紹介します。空気圧の点検方法や注意点、適正な空気圧についても触れていくので、参考にしてみてください。

タイヤの空気圧はどこで点検できる?

タイヤの空気圧を点検できる施設は、どこにあるのでしょうか。タイヤの空気圧を点検できる場所を簡単にまとめました。

・ガソリンスタンド
・ディーラー
・カー用品店
・タイヤ専門店
・自動車整備工場

基本的に、クルマに関連する商品を置いている場所であればタイヤの空気圧を点検できます。タイヤの空気圧だけであれば無料で行ってくれる場合がほとんどですが、数百円程度お金がかかることもあります。さらに、セルフのガソリンスタンドやカー用品店では、空気圧の調整をセルフサービスにしている所もあるため事前に確認が必要です。ディーラーや自動車整備工場では、他の作業のついでに空気圧のチェックもお願いできるので、依頼してみてはいかがでしょうか。

タイヤの空気圧の点検方法

タイヤの空気圧の点検を自分で行う場合、どれくらいの空気圧が適正なのかわからないことがあります。適正なタイヤの空気圧を把握していないと取り返しのつかない大事故につながる可能性があるため、大変危険です。

そこで、ここからはセルフでタイヤの空気圧点検を行う方のために正しい点検方法をご紹介します。

タイヤの適正空気圧

クルマのタイヤは、とにかく空気を入れればいいという問題ではなく、適正な空気圧があります。そして、そのタイヤの適正な空気圧は、タイヤではなく車両の種類によって異なります。クルマのタイヤの適正な空気圧は「車両指定空気圧」と呼ばれ、クルマの運転席ドアの近くのラベル、もしくは説明書に記載されています。そのため、まずはクルマの「車両指定空気圧」を確認しましょう。また、空気圧の単位はkPa(キロパスカル)で表されます。日常的には見慣れない単位であるため数値を間違えないように注意する必要があります。

空気圧を調整する方法

空気充填機には、おもに以下の3つの種類があります。

・エアタンク式空気充填機
・デジタル式据置型空気充填機
・ダイヤル式据置型空気充填機

それぞれの空気充填機で空気圧を調整する方法を解説していきます。

エアタンク式空気充填機

「エアタンク式空気充填機」には、+と−のボタンがあり、+を押すと空気が注入され、−を押すと空気が抜ける仕組みになっています。空気を入れる前に、まずはエアタンクに空気が入っているかどうかを確認します。空気が入っていたら、タイヤのバルブを外し、ノズルを差し込みます。少しでもズレてしまうとうまく空気が入らないため、ノズルを直角にして差し込むようにしましょう。

デジタル式据置型空気充填機

「デジタル式据置型空気充填機」は、自動で空気を充填してくれる機械です。そのため、適正な空気圧を確認して入力すると自動で空気圧を調整してくれます。なお、空気充填機を利用する際は、ホースがタイヤのバルブに届く位置に駐車する必要があります。音が鳴り止んだら空気が充填されたサインなので、エアバルブの締め忘れに注意しましょう。

ダイヤル式据置型空気充填機

「ダイヤル式据置型空気充填機」は、基本的にはデジタル式据置型空気充填機と同じと考えましょう。デジタル式据置型では適正な空気圧を設定するのに対し、ダイヤル式据置型ではダイヤルを回して車両指定空気圧を設定します。音が鳴り止んだら充填終了のサインです。

空気圧を点検する際の注意点

タイヤの空気圧はどこで点検できるのか、タイヤの空気圧の調整方法を解説してきましたが、適正な空気圧でないと走行中のパンクといった重大事故につながりかねません。自分自身、そして大切な人の命を守るためにも、空気圧を点検する際の注意点をあらかじめ理解しておきましょう。

はじめに注意すべき点は、「タイヤの空気圧は温度によって変化する」ということです。外気温の変化によりタイヤの空気圧も変化し、真夏日は20%ほど空気圧が高いこともあるため、季節やその日の気温に合わせて空気圧を調整するようにしましょう。

また、クルマの空気圧を調整する際は、車両指定空気圧を下回らず、車両指定空気圧+20kPaに収めるのが良いとされています。何度も空気圧をチェックするのが面倒で、+20kPaを大幅に超えて入れてしまうとグリップの低下、偏摩耗、最悪の場合はパンクや破裂の可能性もあります。反対に、空気圧が低すぎても燃費が悪くなる、パンクや破裂の可能性が高まるなどのデメリットがあるため、車両指定空気圧+20kPaという数値を目安にしましょう。また、乗車人数・積載量・高速道路走行時などにより指定空気圧が変わる場合があります。自身のクルマと状況に適した空気圧の管理を心掛けましょう。

タイヤは定期的に点検しよう

日々クルマに乗っている方であっても、タイヤの点検を怠っている方は多いのではないでしょうか。タイヤは定期的に点検することで本来の力を発揮し、ガソリンの燃費量や乗り心地の良さを高めてくれます。

ここからは、タイヤの定期点検の頻度とタイミングについて解説していきます。

月に1度は点検しよう

タイヤの点検頻度は、月に1度がおすすめです。タイヤはクルマが走行する・しないにかかわらず、経時変化しています。空気圧が下がる原因のほとんどは空気を入れるバルブ部分の劣化ともいわれており、パンク以外にタイヤ本体から漏れることはめったにないため、エアバルブの締り具合を適時チェックしましょう。

また、傷や亀裂がないか、ゴムは劣化していないか、空気圧は足りているかどうかなどチェックすることで、安心してクルマを運転できます。

スリップサインに注意

タイヤ交換のサインとしてスリップサインと呼ばれるものがあります。スリップサインとは、タイヤの溝の深さが1.6mm未満になると現れ、クルマの走行によってタイヤがすり減り、スリップの危険があることを知らせてくれるものです。

特に冬のドライブでは、停止距離が延びることで事故につながる可能性があります。溝が1.6mm以上あることは道路運送車両の保安基準により定められ、整備不良として交通違反になります。また、スリップサインは1.6mm未満ですが、クルマを安全に走行するためには4mm以下は交換することが望ましいです。

クルマの走行距離も関係しますが、使用状態や道路状況に大きく左右されるため定期的に点検を行い、4mm以下の場合はタイヤ交換をしましょう。

タイヤの点検はカープレミアガレージへ

ガソリンスタンドなどでは無料でタイヤの空気圧を点検してくれますが、クルマの専門家である整備工場で点検してもらうほうが安心です。毎回のように自分で点検するのは手間がかかるため、タイヤの点検は「カープレミアガレージ」にお任せください。ここからは、「カープレミアガレージ」の特徴について詳しく紹介します。

タイヤの点検以外にも豊富なサービスを提供

「カープレミアガレージ」では、クルマに関する様々なサービスを提供しており、経験と知識豊富な整備士が適切に作業を行っています。さらに、お客様のカーライフを充実させるため、必要なサービスを提案しており、専門家の適切な知識に基づいて自分自身では気がつかなかったクルマの修繕点が見つかることもあります。

タイヤ点検はもちろんのこと、大切な愛車と長く付き合っていくためにも、まとめて愛車を任せられる安心の「カープレミアガレージ」がおすすめです。

多くのケースに対応

これまで多くのケースに対応してきた実績をもとに国産メーカー・全車種に対応しており、最新車種にも対応可能です。

また、お客様を第一に考え、無駄な提案は一切行いません。どのクルマでも効率良く正確に整備を行うことができるため、タイヤの空気圧やタイヤ交換にお困りごとが生じた際は気軽にご相談ください。

まとめ

今回は、タイヤの空気圧を点検できる場所を紹介し、空気圧の点検方法や注意点、適正な空気圧についても触れてきました。定期点検の手間を省き、お気に入りの愛車を末永く使用していきたい方には、「カープレミアガレージ」がおすすめです。

「カープレミアガレージ」では、豊富な知識と経験をもった整備士が丁寧に対応いたします。タイヤの空気圧や交換以外にもカーライフを充実させるサービスを提供しているため、併せて利用を検討ください。

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