トヨタ プリウスの車検費用の相場はいくら?車検前にチェックしたい注意事項まとめ【2023年版】

カーライフを賢く楽しむ クルマの点検・車検

「21世紀に間に合いました」というキャッチフレーズで1997年にセンセーショナルなデビューを飾った初代プリウスから現行4代目までの車検について注意点から相場まで詳しくお伝えします。

トヨタ プリウスの車検を受ける前に…低年式車・過走行車は注意!

当たり前の話ではありますが、低年式車、過走行車は消耗が進んでいるパーツが多くなります。安く済ませようとはせずに、予防交換も含めてしっかりとクルマのチェックをしてもらいましょう。ハイブリッド車は特にパワートレインが複雑で、パーツ数が多くなります。故障頻度は少なく信頼性が高いですが、定期的な点検、メンテナンスはしっかりとしましょう。

【次期新型】トヨタ プリウス(2023年春発売予定)

2022年11月16日にワールドプレミア。フロントノーズからルーフまでが一直線のくさび形のスタイルが印象的。次期新型からPHEVは別モデルではなく、プリウスのグレードラインナップの中に統一された。ハイブリッドモデルはEV航続距離を延ばし、先代よりも大幅に効率を向上させた模様。

【現行モデル 4代目】 トヨタ プリウス(2015年12月〜)

次世代TNGAプラットフォームを採用、バッテリーは先代同様のニッケル水素とリチウムイオンがグレード別に搭載となった。プリウスで初となる後輪モーター駆動の4WD「E-Four」がラインナップ。デザインを誉める声は少なく豊田章男社長も「かっこ悪い」と社内に苦言を呈していたという逸話がある。型番は先々代の呼び方のひとつ「20(ニーマル)」、先代の「30(サンマル)」に続かずニッケル水素バッテリー搭載車が「ZVW50」、リチウムイオンバッテリー搭載車が「ZVW51」となった。後に全車リチウムイオンバッテリーとなる。マイナーチェンジは2018年12月の1回。

【現行モデル2代目】トヨタ プリウス PHV(2017年2月〜)

先代の販売終了から10ヵ月後に復活。バッテリー容量は25.0Ah(総電力量8.8kWh)と先代より大きくなった。満充電時のEV走行距離は68.2km(WLTCモード)と先代の約2倍に伸びた。パワートレインとプラットフォームは4代目プリウスと共通。

【3代目】トヨタ プリウス(2009年5月〜2015年12月)

先代のキープコンセプトでフルモデルチェンジ。ハイブリッドシステムは新開発の「リダクション機構付きTHS-II」。バッテリーはリチウムイオンではなくコストが安いニッケル水素が用いられた。型番「ZVW30」から“30(サンマル)プリウス”とも呼ばれている。

【初代】トヨタ プリウス PHV(2012年1月〜2016年4月)

トヨタ初のリチウムイオンバッテリーを搭載したPHV(プラグインハイブリッド)。バッテリー容量は21.5Ah(総電力量4.4kWh)で満充電時のEV走行距離は26.4km。ベースモデルは3代目のマイナーチェンジモデル。2016年4月に販売終了。

【2代目】トヨタ プリウス(2003年9月〜2012年3月)

先代とはデザインを大きく変えて、5ドア・ファストバックとなり、先代のコンパクトカークラスのボディサイズから、ミドルクラス・Cセグメントへと大きくなった。型式が「NHW20」で、今では「20(ニーマル)プリウス」と呼ばれることがある。ハイブリッドシステムは「THS-II」を搭載、燃費は当時の10・15モードで35.5kmと、4人乗り以上のクルマでは世界で最も低燃費を記録した。プリウス2代目の途中、2011年12月にトヨタのハイブリッド第2弾、アクアが誕生。

【初代】トヨタ プリウス(1997年12月〜2003年9月)

「21世紀に間に合いました」のキャッチコピーで量産世界初のハイブリッドカーが誕生。デビュー当時の燃費は当時の規格10・15モードで28.0km/Lという驚異的なスペックを誇った(後の改良で31.0km/Lまでに向上)。プリウスは北米でも注目され、レオナルド・ディカプリオも所有しアカデミー賞に乗り付けたのは大きなニュースとなった。2022年11月に、日本自動車殿堂の歴史遺産車に認定。

【絶版】トヨタ プリウスα

3代目プリウスのホイールベースを80mm伸ばして、7人乗り3列シート車に仕立てたステーションワゴン(海外仕様は5人乗り2列シート車があった)。パワートレインや足回りなどのメカニズムは3代目プリウスと同じ。プリウスが4代目にフルモデルチェンジされても、プリウスαは変わらず販売が続けられたが、2021年3月に販売終了。後継車種はないが、ミドルクラスのミニバン、ノア・ヴォクシーがハイブリッドモデルをラインナップしているため、プリウスαの実質的後継車、受け皿となっている。

トヨタ プリウスの車検費用の相場はいくら?

車検費用には「法定費用」と「整備費用」の2つが含まれています。このうち、法定費用は国が定めた自動車重量税と自賠責保険料(自動車賠償責任保険)と検査手数料(印紙代・証紙代)で、どこで車検を受けても金額は変わりません(検査手数料は指定工場かそれ以外で600〜800円異なります)。整備費用は、車検を受ける店、工場によって金額が変わってきます。

なお、車検整備費用の相場は、インターネット上にある情報を広く収集し、標準化したもので掲載しています。

【トヨタ プリウスの車検費用の相場】

トヨタ プリウスの法定費用

法定費用のうち、自動車重量税は新車登録時からの年数(車検証記載の初度登録年月から)が13年および18年を超えると自動車重量税の税率が上がります。また、エコカーですが古いモデルはエコカー減税の対象外となります。なお、また、新車新規登録等で免税を受けた「令和12年度燃費基準」を120%以上を達成している乗用車は初回継続検査(車検)の自動車重量税が免税となります。

トヨタ プリウスの車検整備費用の相場

自動車重量税 ¥15,000〜¥45,600
自賠責保険料 ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) ¥1,600〜¥2,300
合計 ¥36,610〜¥67,910

▼自動車重量税一覧

【乗用車(3・5ナンバー)・2年・自家用・継続検査】単位:円
エコカー

(本則税率)

非エコカー
車両重量 12年まで 13〜17年 18年以上
〜1,500kg 15,000 24,600 34,200 37,800
〜2,000kg 20,000 32,800 45,600 50,400
※乗用車は車検証記載の「車両総重量」ではなく「車両重量」

トヨタ プリウスの車検整備費用の相場

車検整備費用は、どこで車検を受けるのかにより差がありますが、部品交換の必要がなく、最低限の費用で済んだ場合、安いところで2万円台から、相場では4〜8万円となっていました。法定費用と車検整備費用の合計の相場は、4〜18万円となります。

プリウスは、補機用バッテリーが劣化しやすい傾向があるようです。補機バッテリーは、ガソリン車のバッテリーと同じで、ハイブリッド走行時に使う電力を蓄えるバッテリーとは別のものです。補機はシステムを起動するのに必要なバッテリーですので、状態や走行距離に応じて、不具合を起こす前に車検時に交換することをおすすめします。

トヨタ プリウスの車検費用を「安く・安心」に済ませる方法〜「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。

※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

カープレミアならクルマの検索や故障の症状検索ができる

※この記事は、2022年12月時点での情報を元に執筆しています。

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