コスパ最強の中古軽自動車5選!狙い目はこれだ!【2023年版】

クルマを賢く買う クルマの購入ノウハウ

半導体不足や新型コロナ感染拡大などから、新車の長期納車待ちが話題となった2022年。中古車もそのあおりを受け、価格が高騰し、高止まりしたままという1年でした。そんな時代だからこそ「コスパ」が重要視されるわけですが、では2023年となった今、「コスパ最強」な軽自動車の中古車は何でしょうか。早速見てみましょう。

どんな中古車が「コスパ最強」と言えるのか?

コスパ、つまりコストパフォーマンスが良い中古車とは、どんなものでしょうか。例えば購入費用と売却費用の差がほとんどないクルマ、いわゆるランニングコストが良いクルマは、コスパが良いといえるでしょう。

多くの人は、コスパが良いというと、このランニングコストの良いクルマを思い浮かべるのではないでしょうか。その意味では、軽自動車は人気が高くて比較的ランニングコストが良いので、コスパの良い中古車といえそうです。

一方で、購入費用と売却費用の差額が多少あっても、これまでにない楽しさを知ったなど、その間の楽しみが大きければ、その人にとってはコスパの良いクルマだったといえるでしょう。しかしその「楽しみ」は人それぞれで、指標があるわけではありません。

そこで、筆者なりにコスパが良いと思う軽自動車の中古車を選んでみました。みなさんの購入の参考になれば幸いです。

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①スズキ ジムニー(4代目・2018年〜) 中古相場価格160〜350万円

ジムニーにしか行けない道がある」といわれるほど、高い悪路走破性を備えた本格派SUV。その性能について、ここで細かくいう必要はないでしょうが、初代から続く伝統のラダーフレーム構造やFRレイアウト、パートタイム式4WDを備えた本気のヨンクは、初代から一定のファンがいて、そのため昔から中古相場価格は底堅いものがありました。

それに加えて、昨今のキャンプブームが重なり、2018年に登場した現行型は4年経った今でも1年半の納車待ちが続いているほど。

それゆえ、もし中古車で自分の好みのボディカラーと仕様の1台を見つけたら、人によってはそれだけでコスパが良かったと思えるかも知れません。

もちろん人気が底堅いため、コンディション次第ではこの先高値で手放すことも期待できそうです。ただし、このクルマの性格上、コンディションなんて気にせずガンガン使い倒すほうが満足感は高いのではないでしょうか。

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②ダイハツ ムーヴキャンパス(初代・2016〜2022年) 中古相場価格60〜200万円

室内の広さを競うハイト軽ワゴン全盛の中で、広さではなくデザインで勝負したムーヴキャンバス。それが功を奏し、2016年に登場した初代は累計38万台を売り上げるヒット作となりました。

2022年8月に登場した2代目は、そんな初代のデザインを踏襲。見比べないと違いがわからないレベルです。それだけデザインは初代で完成されていたというわけで、2代目は初代になかったターボ車を用意するなど、主に内面に磨きがかけられました。

つまり、デザインが気に入ってこのクルマを購入するなら、初代でも問題ないってこと。2016年のデビュー時点から衝突被害軽減ブレーキを含む先進安全機能「スマートアシストII」(2017年9月にIIIへ進化)が用意されていますし、両側スライドドアやアイデアたっぷりの収納など、使い勝手も良好です。

お気に入りのソファや靴を使っていると、とても幸せな気分になるように、このデザインに惚れた人なら、きっとコスパの良い買い物になるはずです。

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③ホンダ S660(初代・2015〜2022年) 中古相場価格120〜500万円

2015年にホンダが発売したS660は、同社としてはビート以来となる、久々の軽2シーター・ミッドシップ・オープンカーです。これにはビートを知る世代だけでなく、若い世代も反応。実際、このクルマの開発主査はS660の発表会で壇上に立ったとき、まだ26歳という若者です。

デビュー直後は注文が殺到し、納車が半年以上先になったこともありましたが、もともと軽自動車としては需要の少ないスポーツカー。月販の販売目標は800台と少なかったのですが、それでも後年は100〜200台まで落ち込みました。

結局、2021年に翌2022年3月の生産終了が発表されました。すると再び注文が殺到。予定にはなかった追加生産も行われましたが、現在は新車で購入することはできません。

2度も注文が殺到したように、軽自動車で2シーターのオープンカー、しかもミッドシップレイアウトというレアなスポーツカーには一定のファンがいて、生産終了から1年以上経った今でも中古相場価格は高値安定。先代に相当する20年以上前のビートも現在高値安定中ですから、しばらくは高値で買っても高く売れそうな気配です。

もちろん、コンディションなど気にせず走らせて楽しむというのが、このクルマの最もコスパの良い使い方であることはいうまでもありません。

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④スバル R1(初代・2004〜2010年) 中古相場価格10〜160万円

往年の名車「スバル360」を彷彿させるようなキュートなデザインで、2004年にデビューしたR1。既に当時から、全長や全幅は軽規格目一杯使うのはもちろん、タテ方向に室内空間を広げたハイト軽ワゴンが人気を得ていたのですが、それでもスバルは、全長をあえて軽規格の3,400mmを下回る3,285mmでこのスタイルを維持しました。

そのため1〜2人で乗るのがベストな広さしかなく、後席は非常用、あるいは荷物置き場に。ドアも左右に1枚ずつしかありません。しかし日本の狭い道を、買い物や通勤のためにキビキビ走る、という本来軽自動車に求められる目的を十二分に満たすモデルです。

妙にファンシーでもなく、いたずらにスポーティな雰囲気も与えられていない、落ち着いた内外装もR1の魅力。20年近く前のモデルにもかかわらず、今も新鮮で、大人の雰囲気があります。

フィアット500ミニなど、輸入車には長く愛される小さなクルマがありますが、日本には軽自動車という世界に誇れるスモールカーがあります。その中でもR1は、デザインも、1〜2人用という割り切りも、再評価されていい1台ではないでしょうか。

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⑤スズキ アルト(9代目 2021年〜) 中古相場価格70〜160万円

スズキを代表する軽自動車といえば、やはりアルトでしょう。1979年に47万円という驚異的な低価格で登場した初代から、軽ハイトワゴン全盛期の2021年にデビューした9代目まで、いつの時代も、実用的な軽自動車の王道を歩み続ける1台です。

上記のスバルR1でも触れましたが、軽自動車はやはり日本の狭い道を、買い物や通勤のためにキビキビ走る、という目的が第一義ではないでしょうか。R1はそれを踏まえて大人のデザインに振り切ったわけですが、アルトは「誰もが気軽に安心して乗れる」「世代を超えて親しまれる」という、より多くの人々がその第一義を享受できるようにする、という意思を感じます。

新車時価格は100万円以下からスタートと手頃なこともあり、中古車価格もそう高くはありません。

一方で、王道らしく基本性能が高いこともあり、歴代いずれも中古車ニーズも高く、大きく値崩れする可能性も小さいはず。軽自動車の第一義を重視する人なら、きっとそのコストパフォーマンスに満足できるのではないでしょうか。

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【まとめ】乗っている間の満足度が高いものが、もっともコスパがいいクルマ

そもそも「コストパフォーマンスが高いクルマ」には、特に具体的な数値の指標はありません。また、現段階ではコストパフォーマンスが良くても、それが未来永劫続くとは限りません。逆に今はごくごく普通のクルマがある日、突然人気が出て急に中古相場価格が上昇してコストパフォーマンスが高いクルマの仲間入りをすることもあります。

肝心なのは買った人が「コスパが良かったなぁ」と思えるかどうか。ぜひ満足度の高いクルマを選んで、カーライフを存分に楽しんでください!

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※この記事は、2023年1月時点での情報で執筆しています

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