クロスオーバーSUVとは？ほかのSUVとの違いは？人気ランキングも｜2023年版

「クロスオーバーSUVと普通のSUVとの違いは何？」という今さら聞けない素朴な疑問にお答えします。

クロスオーバーSUVとは？ほかのSUVとの違いは？

「クロスオーバー」は英語の「Crossover」のことで、意味は立体交差路、鉄道の渡り線という名詞や、異分野への進出や越境といった意味、音楽の分野では、2つのジャンルが混じり合った音楽を意味しています。辞書で調べると、自動車に関連する直接的な意味は出てきません。辞書で調べてわかるクロスオーバーの意味から、クルマの分野においては「2つのタイプが混じり合ったクルマ」と解釈できます。

▼カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる▼
カープレミアで「SUV」を探す

SUVとは？

「SUV」は、英語の「Sport Utility Vehicle（スポーツ・ユーティリティ・ビークル）」頭文字をとったもので、その意味は「多目的スポーツ車」となります。SUVといえば、ボティ形状は車高が高くなったステーションワゴンの格好をしていると認識している方が多いですが、SUVの直接的な意味だけを見ると、特に姿かたちは何でもいい、ということになります。

この「SUVの意味は、多目的スポーツ車。姿かたちは何でもいい」という定義を裏付けているのが、トヨタ ハイラックスです。

トヨタ ハイラックス

ハイラックスはピックアップトラックですが、トヨタの公式HPを見るとSUVに分類されています。

トヨタ公式HPのラインナップのスクリーンショット

トヨタのピックアップトラックはハイラックス1車種しかないため、便宜上SUVの欄に掲載したとも考えられますが、SUVは「多目的スポーツ車」ですので、SUVに分類していると考えたほうが自然でしょう。

▼カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる▼
カープレミアで「トヨタ ハイラックス」を探す

クロスオーバーSUVとは？

ここまでのことをまとめると、クロスオーバーSUVとは「2つの異なるタイプのクルマが混じり合ったSUV」となります。この定義を実際に即して表現するなら、「なんらかのベースとなるボディタイプを基にSUVとして開発されたクルマ」となります。

例えば、トヨタ ヤリス クロスは、コンパクト・ハッチバックのヤリスがベースのクロスオーバーSUVです。国産車で元祖SUVとされているトヨタ ハリアー初代は、セダンのカムリのプラットフォーム（シャシーをはじめとした車両の骨格となる基本構造物）をベースにしたクロスオーバーSUVとしてデビューしています。

▼カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる▼
カープレミアで「トヨタ ヤリスクロス」を探す

▼カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる▼
カープレミアで「トヨタ ハリアー」を探す

クロスオーバーSUVとほかのSUVとの違いは？

対して「普通のSUV」とは、ベースとなるモデルやプラットフォームがなく、SUV専用モデルとして開発されたクルマと解釈できます。ただ、メーカーがSUV専用モデルとして開発しても「クロスオーバーSUV」としてデビューさせることもありますので、必ずしもそうとは限りません。

SUVを分類すると、クロスオーバーSUV、クロカン（クロスカントリー）、普通のSUVの大きく3つに分けられます。消去法でいくと、クロスオーバーSUVと本格オフロード車とも分類されるクロカン以外のSUVとなります。メーカーが、クロスオーバーSUV・クロカンとして開発しない、純粋なSUVとして開発されるクルマを「普通のSUV」とすることができます。ただ、SUVとは何か法制度や規格などで定められていませんので、メーカーやメディアによって使う言葉の定義が微妙に変わっています。

SUVという言葉はいつから使われはじめたのか？

SUVという言葉は、1997年に初代トヨタ ハリアーがデビューし大ヒットを記録し、その後の2002年にポルシェが新しいスポーツカーのかたちとしてカイエンをデビューさせて世界中から大人気を獲得する頃のあいだに定着していきました。それまでは「RV（レクレーショナル・ビークル）」と呼ばれていました。

▼カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる▼
カープレミアで「SUV」を探す

クロスオーバーSUVのいいところは？

クロスオーバーSUVのいいところは、設計の自由度が高いため、デザインや室内空間のとり方の自由度も高くなることです。平たく言えば、「かっこいい」「広い」がクロスオーバーSUVのいいところになりますが、かっこいいかどうかは個人差がありますし、広いかどうかは設計によるところもありますので、一概には言えません。

対して、ミニバンやコンパクトカーは、ボディサイズとボディ形状の制約があるため、クロスオーバーSUVのような多種多様なデザインを展開することが難しくなっています。

クロスオーバーSUVはこんな人におすすめ

「クロスオーバーSUVは、どんな人におすすめですか？」という質問がよくあります。クロスオーバーSUVといっても、いろんなタイプがありますので、一概に「こんな人におすすめです」とは言えません。強いて言うなら「車種がたくさんあるので、自分のカーライフスタイルに合ったクロスオーバーSUVは何かしらあるでしょう」とお答えします。

クロスオーバーSUV人気・販売台数ランキングTop10

販売台数が多い順が人気の順とは限りませんが、人気の目安としてご覧ください。

順位		メーカー 車名	販売台数
1		トヨタ ライズ	83,620
2		トヨタ ヤリス クロス	82,710
3		トヨタ カローラ クロス	59,070
4		ホンダ ヴェゼル	50,736
5		トヨタ ハリアー	34,182
6		マツダ CX-5	31,399
7		トヨタ RAV4	31,118
8		スバル フォレスター	25,096
9		ダイハツ ロッキー	22,223
10		日産 キックス	18,697

※2022年1〜12月の新車販売台数（出典：自販連。自販連がシリーズ合計（例えば、ヤリスはヤリスクロスとの合計を販売台数としている）しか集計していない車種については編集部独自調査による）以下のランキングも同様。

【クロスオーバーSUV販売台数ランキング】11位以下

「カープレミア」で愛車を探そう！

「カープレミア」は提携している全国の中古車販売店から自分に合ったクルマを見つけることができるサイトです。車種やメーカーだけでなく、月々の予算からも探すことができます。

「カープレミアディーラー」は厳選された優良販売店

カープレミアに掲載の中古車販売店は、東証プライム上場のプレミアグループが提携している全国の厳選された優良な販売店です。

オートローンやカーリースのファイナンスサービスの提供を始め、買った後も安心できるアフター保証も取り揃えています。支払いや維持費が心配でも、柔軟に対応してくれるので安心して車を購入できます。

「カープレミアクレジット」なら自分に合った支払いプランが選べる

「カープレミア」のオートクレジットは、新車・中古車問わず、分割払い、ボーナス併用払いや一部繰上返済などの豊富な支払いプランを用意しています。さらに故障保証に加入すれば無料で修理対応が可能です。

「カープレミア故障保証」など充実したアフターサービスで安心のカーライフを

「カープレミア」は購入後のカーライフを支えるサービスも多数提供しています。例えば「カープレミア故障保証」では最長3年、最大437ヵ所以上の自然故障を修理費0円で対応可能です。わかりやすいシンプルな4プランから、自分にあった最適なプランを選べるので、余分な保証費用がかからず、必要最低限の支出で万が一に備えることができます。

また、365日24時間対応のロードサービスも利用可能で、全国9,500ヵ所の拠点からすぐに駆けつけることができます。そのほか、困ったときの相談役になるコンシェルジュサービスを整えており、安心のカーライフをお過ごしいただけます。

▼カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる▼
カープレミアで「SUV」を探す

カープレミアなら月々のでクルマを探せる

※この記事は、2023年3月時点での情報で執筆しています。