タイヤワックスの悲劇とは?おすすめタイヤワックス10選

カーライフを賢く楽しむ パーツ・用品

タイヤに艶や光沢を与え長持ちさせるタイヤワックス。ただ、製品や成分によってはタイヤが劣化してしまうことも。今回は「タイヤワックスの悲劇」と呼ばれるワックス使用によるタイヤの劣化がなぜ起こるのか、またおすすめのタイヤワックスを紹介していきます。

タイヤワックスの悲劇とは?

タイヤの手入れをしたら劣化する?

日頃から愛車のタイヤメンテナンスに気を使っている方なら聞いたことがあるかもしれないフレーズが「タイヤワックスの悲劇」。

なんとも物騒な言葉ではありますが、これは、タイヤワックスを塗ることでタイヤが劣化しヒビ割れしやすいことを表す言葉です。

もちろんタイヤワックスを使用している方すべてに当てはまることはないでのすが、最悪、タイヤの交換を余儀なくされることも少なからず起こっているようです。ほんとうにタイヤワックスを使用することでタイヤの劣化につながるのでしょうか。

▼カープレミアガレージなら安心でお得な整備工場が見つかる!▼
カープレミアで「自宅に近い整備工場」を探す
*メーカー・車種によっては実施できない場合もあります

劣化の要因はワックスに含まれる溶剤

ワックスを使用することでタイヤが劣化するケースで多いのが油性ワックスを使用しているケース。これは油性タイヤワックスに含まれる石油系溶剤が原因だといわれています。

石油系溶剤はタイヤワックスの成分を溶かし込むために使用されるわけですが、長期的に使うとタイヤの成分を溶かしてしまう可能性があります。これがタイヤの劣化を招いてしまい、ヒビ割れを起こしてしまうのです。

じゃあ油性ワックスを使わなければ問題ないんだ、と思いがちですがすべての油性製品に石油系溶剤が入っているわけではありません。石油系溶剤を使用していない油性ワックスも数多く販売されています。

「タイヤワックスの悲劇」と呼ばれるタイヤワックスにかかわるタイヤの劣化を防ぐポイントはワックスの成分を確認することで防ぐことができることを認識していきましょう。

水性・油性タイヤワックスの違いとメリット・デメリット

タイヤワックスはタイヤに塗ると新品同様に見栄えが良くなるアイテム。水性、油性両タイプが販売されています。

水性ワックスの成分はシリコンを水の中で乳化分散させたもの。一方油性ワックスは石油系の親油性溶剤に同じく親油性であるシリコンを溶かしたものでできています。

水性、油性それぞれのメリットやデメリットを挙げていきましょう。

■水性タイヤワックスのメリット
・シリコンが表面を覆うことでタイヤの劣化を防ぐ効果が期待できる。

■水性ワイヤワックスのデメリット
・雨が降っている日に長時間走行するとワックスが流れ落ちてしまうなど耐久性で油性に劣る。
・油性ワックスと比較すると高い商品が多い。

■油性タイヤワックスのメリット
・液ダレがしにくく、タイヤとの密着度も高いため雨などに強い。
・水性よりツヤ感が高い仕上がりを実現できる。

■油性ワイヤワックスのデメリット
・石油系溶剤がゴムに浸透することで、タイヤの組織を破壊してしまう。

▼カープレミアガレージなら安心でお得な整備工場が見つかる!▼
カープレミアで「作業メニューから整備工場」を探す
*メーカー・車種によっては実施できない場合もあります

おすすめワイヤワックス10選

No.1 ガラコート「タイヤワックス 水性」

ゴムの変質・劣化に影響が少なく、大切な愛車のタイヤをしっかり守ることをPRする水性タイヤワックス。商品の研究開発・製造工程もすべて日本国内で行っていることが特徴で、タイヤ50本分の施工が可能なコスパの良さも備えています。

No.2 古河薬品工業「KYK プロタイプ タイヤワックス」

水系エマルジョンタイプの強力なシリコーン皮膜がタイヤを保護するタイヤワックス。液ダレしにくく良く伸び少量で簡単に塗りひろげられることで人気の製品です。水性タイヤワックスですが口コミでは耐久性の高さが評価されています。

No.3 クリンビュー「ノータッチUV」

タイヤにスプレーするだけで溶剤の拭き取りや水洗いが不要なタイヤワックス。紫外線吸収剤が配合されているため、オゾン・UVによるタイヤの老化・劣化を防ぐことも特徴です。口コミでは手軽に使用できることが特に高評価されるポイントでした。

No.4 シュアラスター「タイヤワックス 水性タイプ」

タイヤに優しくベトつかないことをウリにする水性タイヤワックス。タイヤに溶剤を均一に塗り伸ばし乾燥させるだけでタイヤ本来の黒さがよみがえることが特徴で、口コミでは使い勝手の良いことが評価されています。

No.5 CCI「スマートシャイン タイヤワックス」

高粘度シリコーンで深みのある美しい艶が長持ちする超耐久タイプのタイヤワックス。タイヤに形成された被膜は耐久性を有しタイヤのヒビ割れを防止する効果がある反面、タイヤに悪影響を与えることがない素材を使用したことも特徴です。

▼カープレミアならクルマの「故障症状」から原因と修理相場がわかる▼
カープレミアで「足回りからの異音・振動」の原因と修理相場を知る

No.6 カーメイト「タイヤワックス 超艶 ブライトマジック」

光沢がある艶出しと艶持ちは、ほかの製品と比べ段違いだと評判の油性タイヤワックス。霧状に噴射されるミストタイプなので、スプレー時にホイルに液だれしないこともうれしいポイントといえるでしょう。

No.7 プロスタッフ「Mr.ブラック タイヤ&レザー」

無溶剤タイプの同製品はタイヤだけでなく、レザーやダッシュボード、未塗装樹脂バンパーなどクルマに関わる様々なパーツを傷つけず使用できることが大きなポイント。リーズナブルな価格で販売されているにもかかわらず、艶出し効果や耐久性が高いことで評価が高い製品です。

No.8 プロスター「ダートスコート レッド」

ボディの頑固な汚れ落としからタイヤの艶出しまでこれ1本でOKのオールイン1クリーナー。オイル、泥、水垢、ブレーキダストなどのしつこい汚れを簡単に落とすだけでなく、洗車後はイオンコートの働きでボディやタイヤ表面をプロテクトします。

No.9 カーピカル「水性 タイヤワックス」

水性ではあるものの、油性に劣らないタイヤの深みを出すタイヤワックス。自然でマットな艶出しができることをアピールしています。タイヤに施工する際の伸びの良さや自然な艶がでることが口コミで特に評価が高いポイントです。

No.10 SOFT99「ディグロス ギラエッジ」

タイヤの形状に合わせて動くFLEXヘッドを採用したことで、低偏平タイヤにも柔軟に追従することが特徴の水性タイヤワックス。平滑で厚みのある光沢被膜を形成することで水性タイヤワックスにもかかわらず艶感や耐久性が高いことで人気です。

▼カープレミアならクルマの故障の修理相場がわかる▼
カープレミアで「故障」の修理相場を知る

安心でお得な整備工場が見つかる!「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。

※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

【まとめ】製品の特性を把握したうえで選択

タイヤが劣化することなく安心して使用することを重視するのであれば水性タイヤワックスの選択をおすすめしますが、水性では出せないタイヤの輝きが欲しいときなど油性も多くのメリットを有します。

タイヤワックスを購入する場合はなにを重視するのかを確認したうえで、成分をしっかり確認。製品の特性をしっかりと把握した上で選びましょう。

カープレミアならクルマの検索や故障の症状検索ができる

※この記事は、2023年3月時点での情報を元に執筆しています。

関連記事

カテゴリ週間ランキング

中古車検索は月額比較のカープレミアがおすすめ!