月額制で初期費用も安いカーリースは近年人気を集めていますが、各社とも契約内容は異なるため、利用の際にはよく検討することが大切です。自身のライフスタイルに合わないカーリースを契約してしまうと、後悔することになるかもしれません。
そこで今回は、カーリースで後悔しやすいポイントと利用するにあたり注意しておきたい点を解説します。
カーリースで後悔しやすいポイント
カーリースは、クルマにかかる維持費の大半を定額制にできるため利用しやすい半面、購入した場合と比べていくつか使用制限があるため注意が必要です。カーリースの条件を事前に確認せずに契約すると後悔することになります。ここではカーリースの後悔しやすいポイントを詳しく見ていきましょう。
傷やヘコミを気にして神経質になる
カーリースで契約満了時に車両を返却する場合、契約したときのクルマの状態に戻さなければなりません。経年劣化を除いた傷やヘコミがあれば、原状回復に費用がかかることもあるため、クルマを傷つけないように必要以上に神経質になってしまう可能性があります。
また、クルマのパーツを自分好みにカスタマイズすることも原則として禁じられています。返却時に取り外し可能な軽微な変更については問題ありませんが、改造の跡が残っていると原状回復の費用がかかるため注意が必要です。
中途解約ができない
カーリースは基本的に契約途中での解約はできません。万が一、解約する場合には高額な違約金が発生する可能性があります。急な引越しでクルマが不要になった場合や子供が生まれて乗り換えが必要となった場合、カーリースの契約を終了したくてもすぐにはできないため、後悔するケースがあるかもしれません。
月額料金に不要な維持費が付帯していることがある
一般的なカーリースの月額料金には、車両本体価格のほかに自動車税(種別割)や自賠責保険料などの各種税金・保険料が含まれています。これにより維持費の管理がしやすくなるメリットがあり便利なサービスです。
一方、自分で保険会社を選びたいときやより安い保険料を自由に比較検討したい場合には不要な支払いとなり、後悔することもあります。
カーリスの仕組みをよく理解していない
先述した3点に加えて、カーリースの仕組みについてよく理解していないと後悔する可能性があります。カーリースは契約するときにリース満了時の残価(予想下取り価格)をあらかじめ車両本体価格から差し引いてから月額料金を算出する仕組みとなっています。そのため通常であればお得にクルマを利用できます。
その半面、返却時の下取り価格が想定した残価よりも安い場合には差額分を支払わなければならないこともあります。ただし、一般的に下取り金額が残価を下回るケースとなるのは「クローズドエンド契約」と呼ばれる契約方法の場合のみです。クローズドエンド契約で締結する際には留意しておきましょう。
カーリースで後悔しないために事前に確認すること
カーリースの後悔しやすいポイントについて見てきましたが、本来カーリースはお得にクルマを利用できるサービスです。カーリースを契約した後で後悔しないために、契約内容についてよく確認し、次のポイントに注意して利用しましょう。
オープンエンド契約かどうか
カーリースにはオープンエンド契約とクローズドエンド契約の2種類の契約方式があります。おすすめはオープンエンド契約です。クローズドエンド契約に比べて高めに残価を設定する点や、キャッシュバック制度が採用されている場合があるためです。
キャッシュバック制度とは、車両を綺麗に使って契約満了時の査定額が残価を上回ればその差額分が返金され、通常購入やクローズドエンド契約よりもお得にクルマを利用できる仕組みのことです。このキャッシュバックはクローズドエンド契約では実施されません。したがって、クルマを綺麗に乗り続ければお得になるオープンエンド契約がおすすめです。
自分のライフスタイルに合っているかどうか
カーリースの利用条件が自身のライフスタイルに合っているかも事前に確認しておくことが大切です。クルマをカスタマイズしたい、傷やヘコミを気にして神経質になりたくないいなど自由度を優先する場合はクルマを購入したほうがいい場合もあります。
しかし、原状回復ができる程度の軽いカスタマイズであればカーリースを選んだほうがお得です。そもそもカーリースの車両はお客様のご要望に合わせて、リース会社がメーカーからまとめて仕入れるため、通常購入よりも車両価格が抑えられています。多少の心配事であれば、リース会社のプロの方と相談し、自身のライフスタイルに合わせてオプションを付ければ済むケースもあります。
カーリースの後悔しないおすすめの利用方法
カーリースは契約期間や利用条件が異なる様々なサービスが提供されているため、どれを選択するのが最適か悩むものです。ここではカーリースを利用して後悔しないために、おすすめの利用方法について解説します。
契約更新時に新車に乗り換える
カーリースのサービス内容によって契約できる年数は異なりますが、基本的に3年といった短期間での契約もできるため、契約満了と同時に乗り換えをすれば常に新しいクルマに乗ることができます。お気に入りのクルマを探している、気分転換で乗り換えたいなど契約更新時にクルマを選ぶ楽しみが持てます。
また、新しいクルマほど故障のリスクが中古車に比べて低い傾向にあります。故障を気にする方は短期間で契約して満了の度に乗り換えるとよいでしょう。
傷やヘコミが気になる場合はメンテナンスが受けられるプランを選ぶ
カーリースの中にはメンテナンスプランに加入できるものがあり、契約期間中にできる傷やヘコミが気になる方はメンテナンスプランに加入すると安心です。月額料金に含まれるメンテナンス代は通常よりも安く設定されていることが多く、お得に利用できるのもポイントです。修理が必要になっても急な出費が発生しないのもメリットと言えます。
後悔しないカーリース選びはカープレミア
「カープレミア」はファイナンス、故障・保証、車検・整備など自動車に関わるサービスを提供しており、「カープレミア」の「カープレミアクラブリース」は、国産メーカーの新車に対応。3年~7年まで契約期間を選ぶことができるため、引越しや出産のタイミングに合わせて調整できます。そのほか「カープレミアクラブリース」には多くのメリットがあります。ここでは、うれしいポイントを紹介します。
カープレミアクラブリースはキャッシュバック制度のあるオープンエンド契約
「カープレミアクラブリース」はお客様によりメリットのあるオープンエンド契約を採用しており、さらに契約満了時の査定額が残価を上回ったらその差額分が返金されるキャッシュバック制度も行っています。残価保証がない分、走行距離の制限もなく、比較的自由に乗ることが可能です。
リース満了まで故障保証を付帯
「カープレミアクラブリース」ではメーカーが保証する「メーカー保証(一般保証3年、特別保証5年)」がそれぞれリース期間満了時まで延長されます。
エンジンやトランスミッション、ブレーキといった走行する上で重要な機構の保証はもちろん、エアコンや装備品など8機構をメーカーの保証範囲に準ずる形で保証。例えば、電動ドアミラーの故障は修理代に3万円ほどかかる場合もありますが、「カープレミアクラブリース」なら自然故障の修理代は0円となります。高額修理のリスクが軽減され、安心してカーライフを満喫できます。
まとめ
カーリースの利用は中途解約ができない、原状回復の義務があるなど、事前に確認せず契約してしまうと後悔することもありますが、車両代の返済や維持費などがまとめられて、月々の支出が抑えられるため、費用面で十分なメリットがあります。後悔しないために、自身のライフスタイルに合ったカーリースを契約するようにしましょう。
「カープレミア」が提供する「カープレミアクラブリース」なら手厚いアフターサービスが受けられるため、高額修理などのリスクを軽減できます。安心したカーライフを送りたい方は利用を検討してはいかがでしょうか。