ブレーキパッドはタイヤ部分に取り付けられている部品で、クルマを停止させる役割を担っています。劣化・摩耗したブレーキパッドを放置すると事故につながる可能性があります。重要な保安部品であるブレーキのなかでもパッドは消耗品のため、定期的な交換が安全のために必要となります。
そこで今回は、定期的な交換が必要なブレーキパッドの交換費用の相場や業者を紹介していきますので、参考にしてみてください。
ブレーキパッド本体の価格相場
ブレーキパッドの価格相場は、「ブレーキパッドの種類」「性能」「車の大きさ」が関係します。基本的に左右両輪で1セット、それぞれにフロント（前方）用とリア（後方）用があります。
軽自動車は7,000円程度、普通車であれば8,000円程度です。ただし、SUVやスポーツカーなどのようにブレーキパッドが大きなものは費用が高くなる場合があります。
フロントとリアでブレーキパッドの減りは違うため、一般的に交換の時期が異なります。両方を交換する場合は2セット分の料金がかかります。
ブレーキパッドを交換する場合の相場はおよそ12,000円以上
ブレーキパッドの交換には作業工賃がかかります。依頼先によって相場は異なり、フロントとリアの両側の交換で6,000円程度の場合もあれば、どちらか片方の交換で5,000円程度かかる場合もあります。フロントのブレーキパッドのみを交換するのであれば12,000～14,000円かかります。
また、ブレーキパッドの交換を個人で行うことは自身の所有するクルマにのみ可能ですが、重要保安部品のため個人が他人のクルマの交換を行うことは禁止とされています。作業が不十分であると危険が生じてしまうため、少しでも不安がある方は無理をせず、信頼できる整備工場などの業者に交換を依頼しましょう。
ブレーキパッドを交換する目安
ブレーキパッドは走行距離1万kmごとに1mm程度摩耗するといわれています。交換時期はクルマのタイプや運転の仕方で変わり、ブレーキを多用すると当然ブレーキパッドの減りは早くなります。
交換の目安となるのは「走行距離」「異音」「ブレーキフルードの残量」などさまざまですが、ブレーキパッドの厚みで判断するのがわかりやすいでしょう。一般的に新品のブレーキパッドは10mm程度の厚さとなっており、これがどの程度まですり減っているかで、交換するタイミングを判断することができます。残量が少ない状態で走行を続けると周囲の部品に損傷を与えたり、ブレーキが利かなくなったりするため注意が必要です。
5mm以下なら交換を検討
ブレーキパッドの厚みが5mm以下の場合、急は要しませんが交換を検討する必要があります。摩耗が進んでいる状態のため、次回の車検時に業者に交換の相談をしてみましょう。
3mm以下なら交換が必須
ブレーキパッドが3mm以下なら早急に交換しましょう。また、2mm以下になると不具合が起こる可能性が高く危険なため、早めの対応が必要です。厚みが1mm以下だと重大な事故につながる可能性があります。
ブレーキパッドの厚みを確認する方法
自分で確認する方法はありますが非常に難しいため、基本的には整備工場などのプロに依頼しましょう。どうしても確認したいという方は、ジャッキとレンチでホイールを外し、キャリパーの点検窓からパッド残量を確認することができます。
このように、確認には工具や専門技術が必要となります。安全にクルマに乗るためにも、プロに依頼しましょう。
ブレーキパッドの交換時期が来たらカープレミアガレージへ
ブレーキパッドの交換時期が来たら、放置せずに早めに交換しましょう。摩耗が進み、薄くなると熱が伝わりやすくなり、フェードやべーパーロックしやすくなり事故につながるおそれがあります。クルマにとって大事なパーツだからこそ、信頼できる整備工場に依頼する必要があります。
「カープレミアガレージ」なら、国家資格を持った整備士が対応してくれるので、ブレーキパッドに関する知識がなくても安心です。ここでは、「カープレミアガレージ」に依頼するメリットを紹介します。
国の認定を受けている整備工場だから安心
大前提として、認証もしくは指定工場でなければブレーキパッドの交換はできません。そのため、交換を依頼する場合は国の認証を受けているかどうかを確認しましょう。「カープレミアガレージ」は国の認証もしくは指定を受けた工場であり、国家資格を持った整備士が対応しています。
先に紹介したとおり、自分のクルマを自分で整備することは可能ではありますが、ブレーキパッドの交換には工具や専門技術が必要となります。
正しく交換できずに不具合が生じる可能性もあるため、個人での交換は避けましょう。
ブレーキパッド以外のブレーキ関連の点検も定期的に行おう
安心してクルマを利用するためにはブレーキパッド以外にディスクローターやブレーキフルードの点検も必要です。クルマの基本的な性能を支えるブレーキだからこそ、定期的な点検は欠かせません。
ディスクローターはブレーキパッドに挟み込まれる部品のため、経年とともに摩耗していきます。数年で交換が必要な部品ではありませんが、10年以上経っている場合は交換したほうが良いでしょう。
ブレーキフルードは長く使っていると劣化するため2〜4年ほどで交換することが推奨されています。基本的には車検時に交換することが多いですが、それ以外の目安としてブレーキリザーバータンクを確認した際にブレーキフルードの色が茶色や黒色であることを確認した場合は、交換するようにしましょう。
「カープレミアガレージ」では、タイヤに限らずクルマの定期的な点検を受け付けています。もし不具合や不安なことがあれば、気軽にご相談ください。
定期点検や車検の依頼は信頼できるカープレミアガレージで
「カープレミアガレージ」の強みはクルマの安心・安全を確かな技術と設備でトータルでサポートすることです。ブレーキパッドの交換以外に、定期点検や車検などのサービスも提供しています。
例えば、「カープレミア車検」では実施箇所の整備保証書を発行しています。国産全メーカーに対応しているため、車種を気にせず車検に出せるのがメリットです。
まとめ
車検（24ヵ月点検）での検査項目の為、摩耗が進んでいるなどのアドバイスを受けた場合は、ブレーキパッドの交換を検討しましょう。安全性に大きく関わるため、定期的な点検と交換を欠かさないでください。
交換費用は依頼する整備工場によって大きく異なるため、どれくらいの費用になるのかを把握するためにも、事前に見積りを出してもらうなどしましょう。
安心安全にブレーキパッドを交換するなら、信頼できる整備工場に依頼することが大切です。「カープレミアガレージ」では国家資格を持った整備士が対応します。お気軽にご相談ください。
