軽自動車のオイル交換時期の目安と値段は?など軽自動車のオイル交換8つの質問に答えます【Q&A】

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クルマに乗っていれば必ずやってくる、消耗品の交換。その中でもオイルは最も交換頻度の高い消耗品です。オイル交換と一言でいってもエンジンオイルやミッションオイル、ブレーキフルードなど自動車には多くのオイルが使用されています。この中でも今回は一番交換頻度の高いエンジンオイルについてお答えします。

【Q1】軽自動車のオイル交換時期の目安を教えてください。

軽自動車だからといって、オイル交換時期は登録車と変わることはありません。通常は走行距離を目安に交換時期を決めますが、自然吸気(NA)エンジンなら遅くとも1万kmまでに、ターボなどの過給器付きエンジンは5000kmで交換するようにしましょう。

あまり乗る機会のないクルマでしたら、6ヵ月や12ヵ月の点検ごとの交換も目安にしていいでしょう。

オイルは動かしていなくても劣化します。エンジンルーム内のオイルレベルゲージを使ってオイルの状況を知るという方法もありますが、素人ではわからないことも多く判断できない場合もあります。整備をしっかりしてくれる場所で見てもらう方が確実です。

エンジンオイル交換を怠ると燃費が悪くなり、最悪の場合エンジンが正常に作動しなくなる恐れがあります。いざ修理となればエンジンを分解することになりますので、修理費や工賃は高額になる可能性が高くなります。そうなる前に、エンジンオイル交換は必ずこまめに行うようにしましょう。

【Q2】軽自動車のオイル交換の値段はいくらくらいですか?

交換を行う場所とオイルの種類によって変わってきますが、4,000〜1万円くらいが相場と考えて間違いないでしょう。オイルにはかなりの種類があり、ブランドや品質により価格はバラバラです。1Lあたりの金額でいえば1,000円未満のものもあれば、2,000円以上する高品質オイルもあります。

交換工賃も考慮しなければなりません。自分ですべて作業できる人以外は、交換作業をしてもらうことになります。依頼する店にもよりますが、交換工賃はさまざまです。参考までに大手自動車用品店では、オイル交換は550円と安価な工賃設定がされています。会員になると、この工賃すら無料になるという店もあります。

自動車整備の工賃計算は、作業時間が基本で考えられるケースがほとんどです。そこに難しい作業や特殊な加工が加わると加算されるようになっていますが、オイル交換だけならそこまで難易度が高いわけではありませんし、時間も短くて済みます。

【Q3】軽自動車のオイル交換料金が安いのはどこですか?

お手軽に入れて給油のついでに交換してもらえる、ガソリンスタンドが一番安いというケースが多いです。ただ、基本的にそのガソリンスタンドの指定オイルしか在庫を持っていませんので、オイルの銘柄にこだわりがある人はやめた方がいいかもしれません。

その次に安く交換できるのが、大手自動車用品店や、町の整備工場などです。ここでも問題になるのはオイルの種類で、大手自動車用品店は店頭で扱っているものに限られますし、整備工場も在庫しているオイルのみとなります。

例えばオイルを持ち込みし交換作業だけとなると、自動車用品店は工賃が倍以上請求される場合もあります。その点、整備工場であれば持ち込みでも普通に受け付けてくれる場合が比較的多いので、安心できます。

【Q4】軽自動車用のエンジンオイルってあるんですか?

最近はオイルの種類が多様化していて、軽自動車専用という商品も発売されています。排気量が660ccと決められている軽自動車は、エンジンパワーを出すために高回転域を使う機会が多いことが特徴です。オイルには粘度の種類がありますが、そのクルマのメーカー推奨オイル粘度より粘度を高くすると回転抵抗になるので、推奨の粘度のものを選ぶ方がいいでしょう。

1缶4L入りが常識だったオイルのラインナップにも、軽専用の3L缶が増えてきました。自分でオイルを選ぶ場合は、3Lのオイルを選ぶことも賢い選択かもしれません。

【Q5】軽自動車用のおすすめのエンジンオイルを教えてください。

メーカー指定のオイルが一番安心できます。オイルが原因で問題になることはほぼないでしょう。それ以外に気に入ったオイルがあれば、粘度をなるべくメーカー推奨に合わせるようにしましょう。

【Q6】軽自動車用のエンジンオイルは何リットルですか?

2.5〜3Lという場合がほとんどですので、3L缶のエンジンオイルで足りてしまいます。オイルフィルターもいっしょに交換する場合はプラスで数百ml必要になりますので、その時は3L缶では足りなくなるかもしれません。

中には三菱 iのように3.5L以上使う車種もたまにありますので、交換する際はメーカー推奨の粘度を調べると同時に油量も確認しておきましょう。

【Q7】エネオスで軽自動車のエンジンオイルを交換したらいくらくらいですか?

特別高性能なオイルにしない限り、ほとんどの軽自動車なら6,000円以内に収まるでしょう。店舗によって取り扱いオイルと工賃が変わりますので、自分のクルマが交換作業できるかを事前に確認しましょう。

持ち込みオイルの交換はNGの店舗が多いです。その場合はほかで依頼しましょう。

【Q8】オートバックスで軽自動車のエンジンオイルを交換したらいくらくらいですか?

オートバックスはオイル購入をすれば、工賃は550円から作業をしてくれます。選ぶオイルによっては、どこよりも安く交換できる可能性があります。作業をするメカニックの人たちも交換作業に慣れている人ばかりですので、安心感は高いといえるでしょう。

注意が必要なのは、持ち込みオイルでの交換をお願いする場合です。対応してくれる店ばかりではないので、店舗が限られてきます。そして工賃も倍以上かかります。最寄りの整備工場に持ち込む方が快く引き受けてくれるでしょう。

【Q9】軽自動車用でエンジンオイル交換はどこでするのがおすすめですか?

作業の安心感があって、金額的な面も考慮して一番バランスがいいのが整備工場です。ただ、最初は入りにくいと思いますのでそこが難点といえます。整備工場なら、持ち込みのオイル交換も受け付けることが比較的多いようです。

工賃が多少高くついても安心感を求めるなら、新車ディーラーでの交換もおすすめです。大手自動車用品店やガソリンスタンドでの交換は、金額的には安価にできますが融通が利かないことが欠点といえます。その店舗の決められたメニューで満足できるのなら、お得に交換ができるでしょう。

「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。誤って軽自動車に誤給油した場合の対処方法とは?

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

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※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です

【まとめ】軽自動車だからこそオイル交換は忘れずに!

軽自動車のオイル交換について解説してきましたが、オイル交換に関しては登録車も軽自動車も基本は変わりません。ただ、軽自動車の方がエンジンの常用回転域がどうしても高くなりがちですので、オイル交換についても注意を払いましょう。

オイル交換を怠ると、百害あって一利なしです。何十万円もするような大きな出費を伴うメンテナンスではありませんので、クルマを長く快適に乗るためにもこまめに交換することを心掛けましょう。

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※この記事は、2022年9月時点での情報を元に執筆しています。

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