この3年間で急激に増えた、白いナンバープレートをつけた軽自動車。2019年のラグビーワールドカップと2020年の東京オリンピック・パラリンピックを記念して登場した記念プレートだったのですが、2022年現在は図柄入りナンバーとして白ベースのプレートが残っています。どのようなナンバープレートなのかを解説していきます。
軽自動車の白ナンバー、2022年も延長されますか? 今後も続きますか?
まず初めに、2022年9月現在で真っ白のナンバープレートはすでに入手不可能です。手に入るのは無地の白いナンバーではなく、図柄が入ってしまう白ベースのナンバーだけとなります。
現在登録できる図柄ナンバーは3種類あります。
・地方版図柄入りナンバープレート(2018年9月10日〜)
・全国版図柄入りナンバープレート(2022年4月18日〜2027年4月30日)
・大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート(2022年9月26日〜2025年12月26日)
種類の後ろの( )内は交付受付期間です。今のところ地方版は交付期限が設けられていません。
そして3種類すべてに共通することが、軽自動車の場合黄色の枠が必ずつくという点です。これはどの種類でも変わりません。繰り返すようですが、以前のラグビーワールドカップと東京オリンピックの特別仕様ナンバープレートのような真っ白なナンバーは新たに入手できません。
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軽自動車の白ナンバー、いつまで申請できますか?
上記のとおり、3種類のうち地方版図柄入りは今のところ無期限で申請できます。全国版図柄入りは2027年4月30日まで、大阪万博仕様は2025年12月26日までが交付受付期間となっています。
軽自動車の白ナンバーの種類、モノトーンとカラーの違いは何ですか?
図柄入りナンバー3種類ともに、モノトーンとフルカラーが用意されています。違いは寄付金を納めたか否かです。1,000円以上の寄付をした場合のみフルカラーかモノトーンかが選べるようになり、無寄付ですと自動的にモノトーン仕様が交付されます。
フルカラー仕様ですと、地方版図柄入りの場合は模様によってはまったく白に見えないデザインもあります。白にこだわるようでしたら、無寄付のモノトーン仕様の方がイメージに近いかもしれません。
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軽自動車の白ナンバーを取得、交換する料金はいくらですか?
交付する場所によって料金に開きがあります。3種それぞれの交付料は以下のとおりです。
・地方版 7,410〜9,450円
・全国版 7,720〜10,010円
・大阪万博 7,920〜10,010円
フルカラー仕様にする寄付金は、この交付料に加えて1,000円以上から受け付けてくれます。寄付金は100円単位で増やせます。
なお、通常のナンバープレートの交付手数料は、1,500〜2,000円くらいが相場です。
軽自動車の白ナンバー、黄色い枠がつくのはやめてほしいのですが…
黄色の枠は3種類とも必ずついてきます。枠なしは登録車の自家用のみで、軽自動車である以上黄色の枠をなくすことは一切できません。これは登録区分を明確化するための措置で、ほかにも登録者の事業用(緑ナンバー)も枠がつき、こちらは緑色の枠となります。
軽自動車の白ナンバー、なくなるって本当ですか?
3種のうち今のところ登録の期限が決まっているのは、全国版と大阪万博特別仕様です。地方版は期限が設けられていませんので、該当する地域の人なら期限はありません。地方版はすべての地域(運輸支局)にあるわけではありませんので、該当しない地域の人は期限がある全国版か大阪万博仕様しか選択肢がありません。
軽自動車の白ナンバーは、いつまで使えますか?
通常のナンバープレートと同様に、ナンバー自体を変えない限り使用ができます。
軽自動車の白ナンバーの予約や、申し込み手続き方法を教えてください。
予約方法は3種類あります。
・WEBサイトから
・地域の予約センター窓口から
・ディーラーや整備工場から
WEBサイトからは24時間いつでも申込手続きができます。現在乗っているクルマのナンバープレートを変える場合は、車検証を手元に用意して必要項目を入力していきましょう。寄付金の選択が出てきますので、そこで選ぶ項目によって交付できるプレートの種類が絞られます。
交付金の支払いは、ペイジーかインターネットバンキング、もしくは銀行振込が選択できます。
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軽自動車の白ナンバーで、希望ナンバーにできますか?
希望ナンバーも選択できます。その際の交付手数料は変わりません。
軽自動車の白ナンバー化の申請をしてから取り付けられるまでの日数はどれくらいですか?
申込み後に入金確認が取れてから、交付まで2週間程度かかります。図柄入りナンバープレートはすべて受注生産品となるからです。
軽自動車の希望ナンバーの手続き方法、料金を教えてください。
希望ナンバーの申込サイトから予約します。もちろん24時間受付できます。交付手数料は、こちらも各地域の運輸支局によりバラツキがあり、3,860〜4,480円で交付できます。
黒色の軽自動車のナンバープレートはどんな車ですか?
事業用のクルマを表します。登録車でいうところの緑ナンバーと同じで、文字の色と地の色を反転させることで区分させています。郵便局や宅配便、軽貨物運送業者などによく見られるナンバープレートです。ちなみに、白ナンバー化する図柄入りプレートや特別仕様プレートは対象になりません。
軽自動車の白ナンバー4ナンバー、5ナンバー、7ナンバーの違いは何ですか?
4ナンバーは貨物自動車で、5と7は乗用自動車です。4ナンバー車は5(7)ナンバー車に比べると、荷室の使い勝手を重要視していた作りとなっている場合が多く、リアシートが簡素化されるか取り外されているケースが多く見られます。
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軽自動車のナンバープレートは変更できますか?
ナンバープレートの変更には特に制限がありません。ただし、その都度交付手数料がかかります。
軽自動車の白ナンバーは自分で取り付けですか? 外し方を教えてください。
白ナンバーに限らず、軽自動車用のナンバープレートには登録車と違い封印というものがつきません。取外し・取付けの作業はドライバー1本あればできます。自分で管轄の軽自動車検査協会事務所に行き、交換することは容易に済むでしょう。
軽自動車の白ナンバーに「むかつく」「見えっ張り」「迷惑」という声があるのは本当ですか?
これは人によって考え方が違いますので、嘘とも本当ともいえないのが正直なところです。
年間で支払う自動車税は、軽自動車がかなり優遇されています。大排気量の登録車に乗っている人からすれば、「なぜ納めている額が違うのに同じ色のナンバーなんだ」と思う人も中にはいるでしょう。
しかし軽自動車オーナーからすれば、軽自動車だからというだけで理不尽な割り込みやあおりを受けた経験がある人も多いはずです。そんなモラルの低いドライバーから自分の身を守るために、あえて白いナンバープレートをつけている人もいるでしょう。
いずれにせよ、あえて図柄入りナンバープレートにするには何かしら理由があるはずです。決して安いものではありませんので、それなりの考えがあって変えている人がいるということも頭の片隅に置いてもらえればと思います。
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【まとめ】特別なナンバーで、自分好みの一台に!
軽自動車=黄色いナンバープレートが当たり前でしたが、2019年のラグビーワールドカップと2020年の東京オリンピック・パラリンピックを記念した軽自動車の白ナンバーは本当に人気があり、街なかでもよく見かけました。
現在選ぶことができる白ベースのナンバープレートには黄色い縁が入りますが、これも特別感はあるはず。興味ある人は選んでみてください。
※この記事は、2022年9月現在の情報に基づいています。