軽自動車の車検費用はいくらかかる?相場は?【2023年版】

カーライフを賢く楽しむ クルマの点検・車検

軽自動車といえども、日本の公道を走るには必ず受けなければならない車検。2年ごとに更新しなければ乗り続けることができないので、維持費の安さがウリの軽自動車でも大きな負担になります。そんな車検はどのくらいの費用がかかるものなのでしょうか。詳しく解説していきます。

軽自動車の車検費用には何がある?

車検にかかる費用とひと言で言っても、その内訳はいくつかあります。

ざっくり大きく分けると、「法定費用」と「点検整備費用」の2種類で、法定費用だけは全国どこでも基本は変わりません。どこかの店舗にすべてお願いする場合でも、自分でユーザー車検を通す場合でも、ここだけは必ず最低限かかるものと考えましょう。

店舗にお願いする場合は、事前に見積もりを出してもらうのも安心するための一つの方法です。その際には車検ギリギリにならないように、1ヵ月以上の余裕をもって見積もりを依頼しましょう。

なお、車検には「この日から受けられます」という決まりはありませんが、満了日より1ヵ月以上前に車検を受けると次の期限が前倒しされます。逆に満了日まで1ヵ月を切ってから車検を受けると、車検満了日から期日を継続できます。

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法定費用

重量税と車検手数料に多少ばらつきがあるものの、おおむね3万円程度かかります。

■自賠責保険料(24ヵ月)=1万9,730円(2022年12月1日時点/沖縄県を除く離島以外の地域)
法律によって加入が義務付けられた強制保険です。

■自動車重量税(2年間分)=6,600円
軽自動車の自家用で6,600円かかります。エコカー減税の対象車ですと車種により免税、もしくは5,000円(本則税率)となります。なお、初年度登録から13年経過すると8,200円、18年経過したクルマは8,800円と経過年数の多さにより課税額が高くなります。

■検査手数料(印紙代・証紙代)=1,600〜2,200円
車検の検査手数料と技術情報管理手数料の合計です。2023年1月に料金改定があり、指定工場(民間車検場)かそれ以外かで1,600〜2,200円となっています。

点検整備費用(法定24ヵ月定期点検整備)

本来であれば車検と法定24ヵ月定期点検整備は別のものですが、2年ごとの車検制度ではタイミングが重なることが多いため、一緒に行う場合がほとんどです。法定12ヵ月定期点検整備(26項目)と比べ、24ヵ月点検は点検項目が56項目と大幅に増えます。しかし、点検費用は店舗ごとに違いますので、いくらかかるのかは実際に見積もりを取るまではわかりません。

点検費用を基本料金としてあらかじめ定めている店舗ばかりではありませんので、通常は交換部品の部品代と工賃をプラスして請求されることが多いです。

なお、ユーザー車検という個人で車検を通す制度もありますが、これはあくまでも法定24ヵ月定期点検整備のできる知識をもった人が見たクルマならばOKということ。素人がいきなり56項目の点検をクリアすることは知識・工具などの面から不可能に近いです。点検整備費用を節約することを考えるのなら、車検を受け付けてくれる工場や店舗に任せるほうが賢明です。

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部品交換代

車検前の法定24ヵ月定期点検整備を行い、交換の必要な部品があった場合はパーツ代と交換工賃が請求されます。これはどの程度の部品を交換するかにもよりますので、費用は見積もりを取らないとわかりません。よくあるエンジンオイル交換でも、どのオイルを使うかによって価格は変わってきます。

あとは、車検をギリギリ通すくらいの『カンタン整備』にするのか、それとも次の2年間に考えられるトラブルを見越した『しっかり整備』『予防整備』にするのかでも、料金は変わってきます。しっかり整備にすれば、当然交換部品は増えますし、工賃も時間もかかると考えられます。一方で車検を通した後の安心感は大きくなります。このあたりは店舗と相談の上、予算や時間との折り合いで決めるほうがいいでしょう。

代行手数料

車検を代行してもらうための手数料です。これも店舗によってまちまちです。数千円で済むこともあれば、数万円かかるときもあります。不安なときには、事前の見積もりなどで車検全体にかかる費用の内訳を確認しましょう。

軽自動車の車検費用の相場はいくらくらい?

©photoAC

それでは、軽自動車の車検は一体いくらくらいかかるものなのでしょう。一般的には、法定費用だけで3万円以上、プラス整備や部品、工賃や代行手数料が必要になります。

軽自動車のほうが、登録車に比べ自動車重量税が低いので、その分トータルの金額は安くなります。それでも、一般的な相場は特に大きな部品交換が発生しない場合で6万〜10万円といわれています。これはお願いする店舗の種類にもよりますし、もちろんクルマの種類によっても多少の差が出てきます。

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軽自動車の車検はどこでするのが安い?おすすめは?

車検を受け付けてくれる場所として、次のような種類があります。

ガソリンスタンド 大手の車検専門チェーン カー用品店

費用を重視するなら、車検を受け付けているガソリンスタンドや、大手の車検専門チェーン店・カー用品店などが安く済むでしょう。ガソリンスタンドですと、車検キャンペーンなどを開催している時期にあたればさらにコスパは良くなります。

ただし、作業の品質にはバラつきがあるのも事実。経験のある整備士が担当してくれればいいのですが、そうなるとも限りません。安心感という点では満足できる可能性が低くなります。

車検専門店もコストの安さを重視する傾向が強く、宣伝で謳われている整備費用は最低限車検を通せるレベルの整備しかしないこともあります。

ディーラー

作業品質の安心感とともにすべてをお任せにできる手軽さを得たいのであれば、ディーラーがおすすめです。

ディーラーではメーカー独自の点検基準を採用している場合があり、24ヵ月点検の56項目以上の点検も行う店舗が多くみられます。当然安全性を第一に考えた予防整備的な点検・整備ですし、そのクルマに応じた項目も用意されています。

その代わり、パーツ交換の頻度や数も多くなるのが一般的、また時間当たり工賃も相場より高めなので車検自体のコストは一番高くなりがちです。

整備工場

整備工場は一般的にコストがガソリンスタンド以上ディーラー未満で済む場合が多いです。

多くのクルマを普段から整備しているため、経験豊富なスタッフがいるのも特徴です。もちろん技術的にも安心できます。

親身になって相談に乗ってくれる整備工場を見つけ、車検も含めたアフターサービスを任せることができれば、ディーラーと同じくらいの安心感が得られるはず。付き合いを重ねていけばいくほど相談もしやすくなり、大きなメリットが得られます。

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信頼して預けられる整備工場があれば、長い目で見て安心

登録車に比べれば多少は安く済ませられる軽自動車の車検ですが、それでも10万円ほどの出費は覚悟したほうがよさそうなのが現実です。軽自動車だからといって車検が大幅に安く済ませられることはありません。

信頼して預けられる整備工場などがあれば、長い目で見て安心も得られますし、クルマのコンディションもいい状態を保てるでしょう。

ディーラーでしか対処できない整備だけはディーラーへ、それ以外のメンテナンスはなじみの整備工場へというパターンを築けるのが理想的です。

軽自動車の車検費用を「安く・安心」に済ませる方法〜「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。

※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

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※この記事は、2022年12月時点での情報を元に執筆しています。

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