おすすめのカーコーティング剤と選び方

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通販サイトでカーコーティング剤を調べると、たくさんの商品が販売されており、価格もバラバラです。「いったいどれを選んだらいいの?」とお悩みの方に、カープレミアマガジン編集部が厳選した商品5点と、選び方のポイントをお伝えします。

カーコーティング剤の選び方

カーコーティング剤の選び方のポイントは、水のはじき方と成分の2点です。

3種類ある水のはじき方から選ぶ

「え?水のはじき方って3種類もあるの?」と思われた方は少なくないでしょう。自分でクルマにコーティング剤を施すときは、ボディカラーや洗車の頻度などによって、水のはじき方をきちんと選択したほうが、きれいさが長持ちしたり、作業が楽になったりします。

水のはじき方は「撥水」「親水」「疎水」の3種類があります。

水をはじいて水玉を作る「撥水」タイプ

カーコーティング剤塗布後に水をかけると、水玉ができてコロコロと転がり落ちていく仕上がりになるのが「撥水(はっすい)」です。美しい水玉はいかにもワックスが効いている!と思わせる満足感を与えてくれます。

カーワックスを筆頭とする油脂系コーティングは、基本的に撥水タイプとなります。商品価格が安いものが多く、扱いが簡単でツヤもよく出ますが、水玉がボディ表面に残り、乾くと雨ジミになりやすいため、濃いボディカラーでは、シミが目立ちやすくなります。

撥水タイプは、洗車回数が多く、淡いボディカラーのクルマなら、撥水タイプで問題がないでしょう。

水をはじかないでボディ表面を伝って流れる「親水」タイプ

カーコーティング剤塗布後に水をかけると、ボディ表面を伝うようにして流れ落ちるのが「親水(しんすい)」です。

撥水と違って、水玉を作らないため、雨ジミができにくいことと、雨が降るとボディ表面のホコリなどを流し落としてくれるといったメリットがあります。

成分の違いから、仕上がりのツヤ感は、撥水タイプのコーティング剤に軍配が上がることがほとんどです。また、仕上げの拭き上げのしやすさも撥水タイプに軍配が上がることがほとんどです。

撥水と親水の中間「疎水」タイプ

撥水と親水のいいとこ取りをしたのが「疎水(そすい)」です。適度に水をはじき、仕上げの拭き上げも親水タイプよりやりやすいのが特徴です。ただ、雨ジミのつきやすさも撥水と親水の中間となります。

コーティング剤の成分

油脂性コーティング

昔からある「カーワックス」は、油脂性コーティングに分類されます。安価でツヤがしっかりと出るのが特徴です。コーティング剤塗布後の拭き取りもしやすい、扱いやすさもメリットです。

デメリットは、耐久性・持続性の低さ。洗車が好きな方には最もおすすめです。

ポリマーコーティング

フッ素などを成分とする、高分子化合物の皮膜を作るものが「ポリマーコーティング」に分類されます。歯医者で虫歯予防として歯に塗布されるのも同じフッ素です。

メリットは、扱いやすさで手軽にコーティングでき、ツヤ出し効果にも優れていること。デメリットは、持続力・耐久力の低さですが、油脂性コーティングよりは優れています。価格は、油脂性コーティングより高いものが目立ちます。

ガラスコーティング

ガラスの成分を含み、強力な皮膜を作るのが「ガラスコーティング」です。持続力・耐久力に非常に優れますが、コーティング剤塗布前の下地処理や、塗布後の硬化に長い時間が必要であることから、プロ用のコーティング剤となります。市販もされていますが、材料や設備が整っていないと扱いが難しいため、一般向けではありません。

デメリットは、価格の高さと油脂系のようなツヤ感がないこと。仕上がりはきれいですが、自然なツヤとなります。

ガラス系コーティング

ポリマーコーティングにガラス繊維を加えたもの、ガラスコーティングにほかの成分を加えたものが「ガラス系コーティング」と呼ばれています。ガラスコーティング(系が付かない)と前述のポリマーコーティングの中間となり、DIYでも扱えるものとなります。

ガラス系コーティングの製品数は数が多く、効果が薄いものも散見されるので注意が必要です。

なお自己修復機能のクリア塗装が採用されている車種はガラス・ガラス系コーティングを施工した場合、自己修復機能が損なわれる可能性があります。

カーコーティングを自分で施工する前に必読!

おすすめカーコーティング剤

【撥水・油脂】AZ(エーゼット)・ アクアシャインシルク

天然カルナバワックスを配合した本格的なコーティング剤。洗車後に、スプレーして吹き上げるだけの簡単な使い方で、深いツヤと美しい輝きをもたらしてくれます。市販価格は、300ml入り(中型車で約9台分)で1,400円ほど。付替え品(300ml)は約1,000円となっています。

【撥水・ポリマー】WOKO’S・バリアスコート

クルマのケミカル製品のトップブランドが作る、ポリマーコーティング剤。洗車後にスプレーして拭き取るだけで、最長6ヵ月のコーティング効果が持続します。市販価格は、300 ml入りで約4,000円。

【親水・ポリマー】ピカピカレイン・滑水性 TOP-KMAINTE-250

スプレーして拭き上げるだけの簡単施工。ガラス被膜の保護にも使えるため、プロにカーコーティングしてもらった上にも施工することができます。市販価格は、250ml入りで約3,000円となっています。

【親水・ガラス系】シュアラスター・ゼロウォーター

カーワックスの名門、シュアラスターの親水・ガラス系コーティング剤。洗車後の濡れたボディにも、乾いたボディにも両方塗布が可能です。市販価格は、150ml入り(中型車約5台分)で、1,300円ほどとなっています。

【疎水・ガラス系】プロスタッフ・CCウォータープロテクト

洗車後、濡れたボディにスプレーして吹き上げるだけの簡単な使い方。高い耐久性があり、繰り返し使うことで、紫外線からボディの劣化を防いでくれます。市販価格は、300ml入り(普通車約7台分)で、1,800円ほどとなっています。

「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。
※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

カープレミアならクルマの検索や故障の症状検索ができる

※この記事は、2022年5月時点での情報を元に執筆しています。

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