SUVで車中泊するときの注意点・SUVは車中泊に不向き?|2023年版

クルマを賢く買う クルマの購入ノウハウ

コロナ禍に入ってからもゆるやかに加速した車中泊ブーム。SUVで車中泊をしようとしているあなたと、車中泊にふさわしいSUVを探しているあなたにアドバイス。

SUVで車中泊するときの注意点

SUVに限らず、車中泊するときの注意点をお伝えします。

車中泊する場所に注意。道の駅はNG

どんなクルマでも車中泊するときは、そこが車中泊OKかどうかを確認しましょう。道の駅はどこも原則的に車中泊が禁止となっています。認められているのは仮眠です。仮眠と車中泊の違いに明確な定義はありませんが、目が覚めたらなるべくすみやかに(寝ぼけたままの運転は危険です)移動できるかどうかがポイントのひとつです。道の駅では、睡眠のために何かを設営するようなことは禁止されています。もちろん、コンロやバーベキューセットなどを用いて車外で料理することもマナー違反です。

車中泊中はアイドリングストップ

多くの自治体が駐車中のアイドリングストップを義務付けています。その義務がない場所でも、車中泊中はアイドリングストップが基本です。そもそも、アイドリング中の音や振動は快眠の妨げになります。

冬は積雪に注意。一酸化炭素中毒のおそれも

寝ている間に雪が積もって、目が覚めたら車外に出られないということになる可能性があります。エンジンをかけっぱなしにしていると、マフラーが雪に埋まり車内へ排気ガスが流れ込んで一酸化炭素中毒などになるおそれもあります。

エコノミー症候群に注意

SUVはフルフラットにならないモデルが多く、ベッドで寝るように体を伸ばした姿勢で寝るのは厳しくなります。体が伸ばせない状態が続くと血のめぐりが悪くなり、エコノミークラス症候群となって体に不調をきたすおそれがあります。

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SUVは車中泊に不向き?

インターネットで「SUV 車中泊」と検索すると、「車中泊におすすめのSUV◯選」などのタイトルをつけた記事が散見されます。記事を読んでみると、ミドルクラスからラージクラスのSUVを並べて、それぞれの室内長・室内幅といった室内寸法スペックで「広い」「十分なスペース」「フルフラットになる」などと書かれています。しかし、注意が必要です。

車中泊に適したクルマかどうかの最も大きな要素となる室内長は、インパネの最もでっぱった部分から、後席後端までの長さのことを示します。

日産 エクストレイルの室内寸法図(エクストレイル公式Webサイトより引用)。一番上の「1980(1990)」mmが室内寸法。

車中泊するときは、室内長を示す部分だけではなく、だいたいが後席シートバックを倒してラゲッジ部分も寝るスペースとして確保します。室内長はある程度の参考になりますが、シートを倒したときに、どれくらいの段差や傾斜がどれくらい出るのかはカタログスペックだけではわかりません。

「フルフラット」の言葉の定義をより厳しくすると「完全にたいらになり、かつ地面と並行になること」となります。これを実現できるクルマは、ミニバンかバンぐらいしかありません。ただ、これに近いフルフラットを実現できるSUVがあります。

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車中泊するならこのSUVがおすすめ

車中泊におすすめのSUVはこちら。

マツダ CX-8 7人乗り車

マツダはミニバン市場から撤退し、その代わりをSUVとすると公言してデビューさせたのが、CX-8。2列目シートがベンチシートになる7人乗りなら、シートアレンジでフルフラットが可能になります。

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日産 エクストレイル

エクストレイルは後席を格納すると、2m弱のフルフラットなスペースが生まれます。ラゲッジにもAC100V/1500W電源がありますので、車中泊に適したSUVです。

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三菱 アウトランダー

エクストレイルとプラットフォームを共有するアウトランダー。こちらも車中泊に適したつくりになっています。身長180cmの人でもまっすぐに寝ることができます。

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ホンダ ZR-V

シートの折りたたみ機構は実はホンダのお家芸です。後席はダブルフォールディング機構でフルフラットになります。多少傾斜がつきますが、熟睡できるレベルで身長180cmの人でも寝ることができます。

ZR-Vの試乗会でホンダが用意していた車中泊セット

マツダ CX-5

CX-5も後席シートを倒すと、ほぼフラットになります。若干の傾斜がつくことと、身長165cmを超えると、頭を前席のシートの間に入れるようにして寝ることになります。

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※この記事は、2023年3月時点での情報で執筆しています。

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