車検の法定費用とは?どこで車検を受けても費用は変わらない?

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車検には出費がつきもの。何万円もかかる車検の明細の中には、法定費用というものが必ず含まれています。法定費用とは何を表し、いくらかかるのでしょうか。車検の法定費用について解説していきます。

車検のときの「法定費用」とは?

法定費用とは、車検の際に必ず支払う法律で決められた費用のことです。その内訳は主に以下の3つに分けられます。

■自賠責保険(強制保険)

自動車損害賠償保障法によって定められている、すべてのクルマ所有者に対し加入を義務付けている損害保険。正しくは自動車損害賠償責任保険といいます。事故を起こした当人ではなく相手へ支払われる対人保険で、任意保険とは違う強制保険です。

■自動車重量税

車両重量に応じて加算される税金で、乗用車は継続車検時に毎回2年分をまとめて請求されます。基本は500kgごとに税額が上がっていくシステムです。エコカー減税に対応している税でもあり、車種によっては免税・減税になる場合もあります。対して、初年度登録から13年、18年それぞれ経過したクルマは重加算の対象となります。

■検査手数料(印紙代・証紙代)

車検の検査手数料と、車検証の発行手数料を支払うための印紙・証紙代です。正確には自動車検査登録印紙、自動車審査証紙と呼ばれます。

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法定費用の計算(2023年度版法定費用一覧)

車検には大きく分けて継続検査、新規検査、構造等変更検査の3種類があります。この中で主に一般ユーザーが車検と呼んでいるのは継続検査で、乗用車は新車登録から3年目、その後は2年ごとに行います。2023年1月現在の継続検査時の法定費用は以下のとおりです。

自賠責保険は25ヵ月分かけるケースもある

自賠責保険は、次回車検までの期間分加入します。次回車検までなら24ヵ月の加入でいいのですが、実は車検の有効期限満了は夜24時までなのに対し、自賠責保険の有効満了は正午12時までと、12時間のズレがあります。そのため、車検をギリギリのタイミングで受ける場合、数時間の保険未加入期間が発生してしまいます。

自賠責保険に加入していないクルマは公道を走行できないだけでなく、車検を通すこともできません。このような事態を防ぐために自賠責保険を25ヵ月分かけるケースがあります。

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軽自動車の法定費用は普通車より安い?

©photoAC

上述の表のとおり、自賠責保険と自動車重量税が安くなります。エコカー減税なし、登録13年未満の条件で車両重量が1t以下のコンパクトカーと比べた場合、法定料金の合計で軽自動車は28,530円、コンパクトカーは38,700円となり、約1万円の差があります。

13年経過したクルマの法定費用はいくら?

法定費用の中で登録年数が関わってくるのは、自動車重量税だけです。上述の表のとおり初度登録から13年経過すると重加算の対象となります。車両重量1t以下のコンパクトカーを例に挙げると、13年すぎるだけで16,400円から22,800円と40%近く重加算されます。

どこで車検を受けても法定費用は変わらない?

依頼する場所が指定工場か認証工場かで、印紙・証紙代が変わってきます。変わるといっても上の表のように最大で700円ですので、「法定費用」はどこで受けても「ほぼ変わらない」ということになります。ちなみに指定工場とは民間車検場とも呼ばれ、車検の検査作業ができる施設を持っている整備工場で、保安基準適合証を発行できます。この場合、運輸支局に車両の持ち込みをしなくて済み、車検検査費用の証紙代がかかりません。

車検費用を「安く・安心」に済ませる方法〜「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。

※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

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【まとめ】法定費用は車検時に必ず納めるもの

車検の法定費用は必ず納めなければならないもので、どこで車検を受けても納める義務があります。依頼する場所が指定工場の方が認証工場よりも証紙代が少々安くなりますが、そのほかは大きな差はないと考えてもいいでしょう。

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※この記事は、2023年1月時点での情報を元に執筆しています。

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